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しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

独立行政法人 寒地土木研究所にある千島桜が見頃になりました

2011-05-05 13:59:35 | Weblog

 独立行政法人寒地土木研究所では、毎年、この時期、所内の精進川に植えられたチシマザクラを公開しています。



 チシマザクラは、精進川沿いに植えられています。



 私も本日、5月5日(木・祝)行ってきました。まだ、日の当たる北側(精進川の右岸)は七分咲き、日が当たりずらい(南側に建物がある)精進川の左岸は開花したばかりといった感じです。しかし、下の写真のように多くの方が桜を見に来ていました。



 この千島桜は、昭和59年に厚岸郡浜中町霧多布から移植されたものだそうです。浜中町出身の妻は、浜中町では風が強く、千島桜はこんなに大きくならないと言います。なかな見事です。



 北海道では、桜の開花を決める標準木が地域で異なる桜となっています。函館、室蘭、札幌ではソメイヨシノです。旭川、帯広、釧路、稚内、網走では、エゾヤマザクラです。これは、ソメイヨシノが育たない(北限は石狩市厚田のようです)ためです。しかし、根室ではエゾヤマザクラも育たないため、標準木は、このチシマザクラになります。
 残念ながら、根室測候所は昨年、廃止されてしまいました。測候所内の標準木は、今年は、根室市観光協会が判定するそうです。

 チシマザクラは、蕾のときはピンクです。開花すると薄いピンクになります。花は、しばらくすると真っ白になるのが特徴です。下の写真でわかるでしょうか。

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