カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
等も少し入った文章にしようとしています

ご期待の下さい

大木戸の意味

2018-09-06 14:47:30 | ゆめき発【カンボジア安全情報】
カンボジアの銃撃戦

カンボジアでは、警察官と犯人側が銃撃戦をするのは珍しい話ではありませんから、銃撃戦では警察官も撃たれて射殺される事が毎年ありますが、日本人の方はクマエ語テレビの報道とクマエ新聞から情報入手をする事が無い方が多数ですから、プノンペンは安全だという旅行業者受け売り【能天気】の人がいますし、ベトナム人ガイドからの情報を吹聴する人物も多数なのですが、大概は真実からかけ離れた内容の説明でして、基本的には「ベトナム人門閥の情報は100%虚偽情報」と判定するほうが正しいはずです。

問題点
日本人は、自己都合解釈の極まりですから相手の話しを自己都合だけに有利に判断しますし、人種の垣根がある事を認識していないので「話せない話」と言う常識が欠如している人が多数でして、具体的に説明すると「誰々さんから聞いた」という具体的氏名を相手に通報しますから、真実を伝えにくい素地があるという事を認識して欲しいのです。

ですから、過去の日記では「迷走しながら説明」していた部分が多数ありまして、理由は家族と姻戚筋の安全のためでした。
今でも、正しい選択と信じています。

私が人種についてコダワル記述説明なのは、過去の記述でも人種間だけで通用する話しがあると説明してあるとおりでして、人種間の説明を聞いてどの人種の話なのかを的中させられたらカンボジアでは免許皆伝領域と思考しますが、今まで話しをしても遭遇した方はいませんでした。

何故、人種について書いたのかと言うと、人種の垣根があるので銃撃戦には対立するイデオロギーの占める部分が大きく、ベトナム人門閥同士の場合ですと銃撃戦には発展せずに電話で出て来いと家族が告げると事件は終了ですが、相反する人種ですとイデオロギーの対立があるので互いに「ぶっ殺してやる」となりまして、警察官に取り囲まれても弾が無くなるまで発砲して最後には射殺されますが、警察官も相手に弾の無駄遣いをさせるには的が必要なので身体を相手に晒すのでベスト(防弾着衣)以外にも弾が命中しますから警察官も射殺されることが多数です。
何しろ、警察官も相手次第では射殺するまで発砲しますから、今年警察官が射殺された事件では犯人側は3人警察官に射殺され負傷4人の事件がありましたけど、犯人は全員銃創傷を負った状態でしたので、撃たれたが急所以外に命中したので助かったということだと思います。

ただ、現場では生存していたが逮捕された後に医者に連れて行く前に殺害される事案は過去に多数あり、最近の若い警察官は逮捕後のトドメ殺害はしないようですが、ベトナム人門閥配下の警察官だと相手によっては警察署内でも殺害する可能性が高いので、いずれにしても信用は出来ないですね。




銀行の銃撃戦
※2年間カンボジアを離れているので、過去の武装強盗銃撃戦の様子

複数の銀行武装強盗犯人達ですが、当時はカメラが銀行内と周辺にしか無いので、見張りも含めた犯人達の総人数が何人なのかはわかりません・・・新聞から

複数の武装強盗犯人が銀行に押し入る前に警備員に発砲しまして射殺し、中に無理やり押し入りまして「金出せ」です。
複数なので、直ちに他の犯人は部屋に押し入りまして金を奪いますが、小額リエル紙幣が大半ですからカサバッテ重いこと・・・ふう、重い(笑い)
直ぐに近くの警察から警察官が何人もアソートライフル所持で駆けつけますが、外で見張りをしていた連中が警察官にバカスカ発砲しますから駆けつけた警察官も死傷した事件がありまして、当時は何度も起きましたから同一犯の可能性もありました。
何度も事件が起きたので、警察官も段取りよく対処しましたから犯人側が警察官に返り討ちに遭い多数の人的被害ですので、概ね2002-2005年ごろには終了してましたね。

銀行の対処
警備員を常時複数雇用してまして、警備員は銃器携行ですので押し入ると警備員から先制攻撃発砲で犯人側に最低二人は銃撃犠牲者が出ますので、大金を手にしないと犯罪として引き合いませんから武装銀行強盗が聞かなくなりました。

昔の記述に、大木戸という日本の江戸時代治安維持手法がありますが、プノンペンでは同一手法で警察は対応していまして、他の都市では幹線道路と走行可能場所の張り込みで犯罪に対処してまして、逃亡犯人が障害物に手間取るとズドンと先制射撃で事件は終了ですが、新聞発行が無かった時代なので全ては口コミの伝達手法でした。
コメント
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