カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
等も少し入った文章にしようとしています

ご期待の下さい

デンゲフェイバーについて(デンゲ熱)

2014-09-07 14:32:21 | デンゲ・フェイバー
デンゲフェイバーについて(デンゲ熱)

※日本の東京(代々木公園)で騒がれているデンゲ熱の解説を致しますが、以下の内容がネットで無料で流されましたので、全文コピーへーストして記載します・・・参考にして下さい。
※私の解説は、一番下に記述します。

デング熱、どんな病気…人から人へは感染せず
読売新聞 8月29日(金)8時57分配信
Q どんな病気か。
A デングウイルスが原因の感染症だ。3~7日間の潜伏期間の後に、発熱や頭痛、筋肉痛、発疹などの症状が表れる。
感染しても半数以上は無症状といわれる。
東南アジアや中南米などの流行地域で感染した日本人は昨年、249人。今年は17日までに98人が報告されている。
Q 感染ルートは。
A 患者の血液を吸った蚊の体内でウイルスが1週間程度で増殖し、別の人に吸血した際に感染する。人から人には直接感染しない。
国内では青森以南に生息するヒトスジシマカが媒介する。
この蚊の活動時期は10月までとされ、それ以後の感染拡大はほとんどない。
Q 治療法はあるのか。
A 現時点では、ワクチンや治療法は確立されていない。脱水を防ぐ点滴などの対症療法が中心だが、多くは1週間程度で後遺症もなく回復する。

3人の国内感染が確認されたデング熱は、戦中には1万人を超える患者を出したこともあったが、その後70年近く国内での感染はなかった。しかし、海外との往来が盛んな現代、国外から持ち込まれたウイルスに、国内で感染する可能性は以前から指摘されていた。厚生労働省も、対策マニュアルを作るなどして警戒を強めていた。
今回、3人は北海道を除く日本各地に生息するヒトスジシマカに刺されて感染したとみられる。「ヤブ蚊」として知られるヒトスジシマカは、足の白い紋が特徴で、5月中旬~10月下旬に活動する。朝から夕方まで吸血するが、活動範囲は50~100メートルと狭く、30~40日で死ぬ。
このヒトスジシマカが、デング熱を発症する前日から5日後ごろまでの患者の血を吸うと、体内でウイルスが増殖し、次に刺す人を感染させる恐れがある。ただ熱帯に生息し、国内にいないネッタイシマカに比べ、ヒトスジシマカのウイルス増殖力は高くない。
またデング熱は人から人へ感染せず、重症化することも少ない。国内では昭和17年に東南アジアから帰国した船員によって病気が持ち込まれ、3年間にわたり数万人の患者が出たが、蚊の駆除を進め、蚊に刺されないようにする対策で流行は終息した。厚労省は「ヒトスジシマカは越冬せず、卵を通じて次世代の蚊にデング熱がうつった例はない」として、今後国内で流行する可能性は低いとしている。

27日、国内での感染が、およそ70年ぶりに明らかになったデング熱。28日、新たに2人の感染が確認され、感染者は、3人となった。3人はクラスメートで、東京の代々木公園で蚊に刺されて感染した疑いがあり、都は、対策に乗り出した。
白い防護服に身を包み、殺虫剤を散布する作業員。
28日、東京・渋谷区の代々木公園が、一部封鎖され、蚊の大規模駆除作業が行われた。
都内で発生した異例の事態。
その理由は、デング熱。
デング熱に感染した場合、発熱や頭痛といった症状が現れる。
重症化することはまれだが、現在、治療法はない。
デング熱にかかったことがある江藤さんは、「『ブロークン ボーン フィーバー』って聞いてたんですよ。
骨が折れるぐらい痛いと。
熱が上がると同時に、骨が痛いのと、目の奥の芯が、もう、表現しがたい痛さですね」と話した。
27日、海外渡航暦のない埼玉県の10代の女性が、デング熱に感染していると発表があった。
国内での感染は、およそ70年ぶりとなるが、28日、新たに埼玉県に住む20代の女性と、東京都に住む20代の男性が感染していることが判明した。
この3人は、同じ学校のクラスメート。
8月初旬から20日すぎにかけ、代々木公園で、一緒にダンスの練習をしていたといい、その際、蚊に刺され、感染した疑いが持たれている。
東京都は急きょ、代々木公園の蚊を採取して調査を行ったが、これまでにデングウイルスを保有する蚊は、見つかっていないという。
舛添都知事は「このデング熱は、過剰な心配はいりません。徹底的に駆除作戦をやります。蚊の最大の行動範囲が、大体50メートルということなので、それに、さらにもう少し輪を広げた形で、ブロックして、そこを集中的にやります」と語った。
蚊の駆除作業は、3人が刺されたとみられる場所を中心に行われた。
デング熱は、「ヒトスジシマカ」と呼ばれる蚊の一種を介して感染する。
海外でデング熱に感染した人を刺した蚊が、デングウイルスを保有。
その蚊が、ほかの人を刺して、感染が広がるおそれがある。
ただ、ヒトからヒトへ、直接感染することはない。
予防法について東京都立墨東病院感染症科の岩渕 千太郎医長は、「一番大事なのは、蚊に刺されないことです。日本でデング熱を媒介するヒトスジシマカという蚊は、冬になると死滅してしまいますので、もし流行があったとしても、この冬で死滅してしまう可能性が、一番高いのではないかというふうに考えています」と語った。
現在、有効なワクチンのないデング熱。
10月下旬ごろまでは、蚊の活動期で、しばらく厳重な注意が必要となる。.



デンゲ熱についての解説

デンゲ熱は、デンゲ・フェイバーと呼ばれる熱の出る病気です。
すなわち、デンゲによる熱と言う英語の呼称組み合わせは此処から来ているので、デンゲ(原因となるウィルスの名前)・フェイバー(体温上昇の熱)です。
このウィルスの研究は、タイのマヒィドン医療大学が有名で、世界で一番の研究予算と人員で1990年代にワクチンの開発が研究されましたが、成功しませんでした。
失敗の原因は、ウィルスを研究し真実が明らかになると言うか研究をすればするほど危険性の無いウィルスという事が判ってきたので、ワクチン研究開発をする意味が無くなったと言う具合ですので、研究費用を投じる意味が無いウィルスと判断されまして研究が中止となったのです。
【★人類に脅威とならないウィルスなので、研究の価値が無いと判断されたのです。】
※過去の日記にも説明してあります。

ワクチン開発には、世界からの資金が投じられましたので大がかりな規模で研究がなされまして、研究の一環としてタイ国全土での蚊の採取がなされましてウィルス保有比率が確認されたのですが、バンコク市内でも0%のウィルス保有率も確認されまして、ありゃりゃー何ナンダァーこれは?
※バンコク市内は、昔の運河の水路と水の滞留する地域が多くありますので蚊の生息に適した水が貯められているという事なのに、0%のウィルス保有率と言うのは想定外の確認事項なので、蚊の移動距離が確認される事になりまして、概ね50-100m程度以内という事が判明しました。
研究課程で蚊の移動に関する大事な要素が判明しまして、風に乗って蚊の移動が1KMを越える場合が多数あり、確認最大距離3KMを越えたはずと記憶しています。
(この時に、考えられる最高の条件下での蚊の移動距離に関する推測も出されていまして、確か20km程度だったのではと言う記憶です)
ですから、風に蚊が乗って移動する場合も多くあるという事でして、風の方向が常に風下側ではウィルス保有率が高く確認され、反対の常時風上側になる地域ではウィルス保有率が0%地域が目白押しでしたから、今までの概念を根底から覆す蚊の移動に関する確認事項が発表されました。
研究の過程が進むにつれ、ウィルスが人間に対して重篤になる確率が問題提起の対象ですが、最悪の条件下での重篤率でも1-5%程度の重篤率ですから、てんではなしにならないウィルスとなりまして、研究の対象外と判断されたのです。
平たく説明しますと、一切の薬物治療をしなかった場合と言う条件下での話ですから、通常は考えられない想定での条件でした。
アメリカでの重篤率発生率は1/2,000,000(2百万人以下)で、他に持病を持っている加齢な人物で対処治療が遅れた人が死亡したという事なので、現実には何が原因で死亡したのか判別できていません。

タイでは、子供と老人の病気と言う判断が一般的ですが、医師が診察しデンゲ熱を判断するのは不可能です。
何故かと言いますと、風邪に似た病状のデンゲフェイバーを診察しその場で病名の判断をするには、患者の身体をくまなくというか舐めるように表面の皮膚を検査する必要がありまして、男性医師が女性患者に対しては通常取り得ない診察方法です。
(ウィルス検査で、デンゲフェイバーを確定させる数日以上の日時が必要です)
★ですから、埼玉県の10代後半の女子大学生の診察した医師が、どのように診察しデンゲ・フェイバーと判断したのかが不可解で、新聞内容発表の内容からは「変態医師」と誤認され警察に通報されると日記に書いたのです。
通常の状態では、風邪程度の認識で医者に行く程度であり、鎮痛解熱薬のパラセットモールを数回飲む程度で治癒しますので、何で厚生労働省が記者会見すんだよ?
こんなのは、普通の風邪だよ?
しかも、大概は何も解んないうちに治癒するので、何で報道機関を集合させる必要があるのか?
デンゲフェイバーを確認するには、本人を入院させてウィルス確認作業をするか、裸体にして皮膚全体を舐めるように確認するしかないので、女性患者には不可能なんだよ。
しかも、皮膚の下にできた紅斑の大きさと深さは身体の部署で見た感じが異なるので、ある程度の知識があり相当回数の確認経験者じゃないとワカンネーはずですね。
大概の患者は風邪と思いこむし、風邪の病状なので鎮痛解熱剤で対処しておしまいだね。
厚生労働省の記者会見に、何の意味があるのか?
無用の混乱を引き起こしたいのか?
それとも、薬剤を散布して「フマキラー」へ就職したいのか?
既に、就職している先輩への応援歌?
一言、変な記者会見と内容です。

報道された中での「面白・おバカさん」記述発表ですが、デンゲフェイバーをボーン・クレッシャー・フェイバー(『ブロークン ボーン フィーバー』)とは言いません。
英語表記では、デンゲ・フェイバーとなっていますし、これ以外の表記はありません。
念の為に申し添えます。


忘れてました・・・カンボジア日記でした。
デンゲフェイバーをカンボジアに置き換えて説明します。
プノンペン
2002年以前は、市内の各所に水を確保する為の溜池が沢山ありましたし、大きな人工池もありましたので蚊の大発生もしょっちゅうでしたが、日本がカンボジアに援助した水道施設と下水施設で蚊の発生は年々歳々低下していまして、タイのバンコクとは比較にならないかの発生状況で、カンボジアの方が圧倒的に良い環境になっています。
従いまして、wet season の時期でも、刺されると問題がある大型・中型の蚊の発生は極端に少ないです。
小型の蚊は、子供の蚊と一緒ですから数は時間程度の痒みですので、クリーム薬で対処すれば翌日には全快しているはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする