日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海の中型レストランで喫煙規制

2010-02-28 | 上海ライフ・子育て
 「上海市公共の場での喫煙規制条例」が3月1日から実施される。同条例に基づき、上海の中型レストランはいずれも喫煙場所を設け、それ以外の場所は禁煙となる。

 中型レストランとはどれくらいの規模を指すのか?業界内の基準でいうと、営業面積150―500平方メートルまたは75―250席を備えるレストランを指す。市飲食協会によると、これらの中型レストランではすでに喫煙規制のカウントダウンが始まった。

 レストラン以外にも、全面禁煙となる12の公共の場や喫煙場所を設けなければならない公共の場が明確化された。1994年の政府喫煙規制規定に比べ禁煙範囲が拡大、スーパーやエレベータ、ネットカフェ、金融機関の窓口なども禁煙場所に指定された。

 条例では特に、目立つ場所に禁煙表示と通報番号を統一表示したり、灰皿の設置を取りやめたり、喫煙者への注意を呼び掛けるよう経営者に求めた。

 調査によると、地方条例という形で公共の場での喫煙制限を支持する市民は89.3%にのぼっている。http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201002260320.html

あいやー。。。

 喫煙天国中国もそろそろ終わりですかね。日本と同様に若い男の喫煙率は下がり、逆に女性の喫煙率が上がっているように思うのですけど、だんだん、国際化していくということでしょうかね。

 ちなみに、初めて中国に来た30年前に中国人からやたら進められて付き合いタバコをした事から、ぞのまま癖になっているんですけど。

 あい、せちがらい世の中になるんですね。
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デルの中国市場売上が成長

2010-02-28 | 欧米企業の中国戦略
 デルコンピュータの中国での売上が今年も10%以上伸びるだろう。昨年第四四半期は前年比でほぼ倍増した。そして、昨年の成長の要因は政府の景気刺激策によるもので地方都市での販売が増加した。デルの中国での売上は4千億円に達し、全世界売上の7-8%になっている。アジア市場向けの売上が17%であり、まだ成長している(ということは中国市場は日本と同じ位になっているのでしょうかね?)

 デルだけではなく、HP、レノボ、エイサーも中国政府の景気刺激策の好影響を受けており、特に小都市での販売量が増加した。デルは、中国の多くの都市向けの物流体制を整えた事から、その中でも良い業績を上げた。

 デルの売上はインドでは前年比52%増で約1千億円。日本での伸びは停滞。

 一方利益率に関しては、低価格モデルの販売の増加と、メモリーやチップの価格が上がった事により低下した。但し、今年はよりビジネスユース向けが増加して18%の利益率を目指すとの事。


 中国国内の記事を見たんですが、この前のブログの記事に書かれるデルを持ち上げる形になっています。粗利益が18%って小売以下なんですね。デルのモデルって製造小売なのにこの程度の利益率しか出せないとなると厳しいような気がします。少なくとも常にコストダウンを図る事になりますので、社員は幸福かな?給与上がらないんじゃないだろうか?

 そういえば東芝やソニーのPC部門の中国での売上はどの程度なんですかね?自動車は販売台数は直ぐにわかるのですけど、どこかに様々な商品のメーカー別売上とか台数が見れると良いのですが。
 
 いずれにせよ、デルが始めた格安PCをエイサーが真似しだしたように思えます。10年以上前の話では、デルのPC自体は安いけど質はかなり悪いといわれていましたが、その辺は今はどうなんでしょう?エイサーとデルのPCに差があるのかな?何れはそして中国系のメーカーのものがこういう市場を侵食していくのじゃないだろうか?
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デル、パソコン世界シェア3位に転落

2010-02-28 | 欧米企業の中国戦略
日経ビジネスより。。 

 デルが、昨年初めて、パソコンの世界シェア2位の座をエイサーに明け渡した。IDCによれば、2009年第4四半期、デルの世界シェアは12.4%に落ち込み、13.4%のエイサーと21%の米パソコン最大手ヒューレット・パッカードに水をあけられ、3位に転落した。

 デルの経営陣は、低価格のネットブックなどのローエンド製品を武器にのし上がったエイサーのビジネスモデルを後追いするつもりはない。「エイサーはローエンド製品に力を入れたが、エイサーの売上高営業利益率は当社に比べてかなり低い。低価格戦略が当社の株主にとって望ましいとは思えない」と語る。デルの売上高総利益率は17.4%で、アナリスト予測の18%を下回ったと報じられている。

 デルの復活戦略の成否には、中国とインド市場も重要なカギを握っており、デルは中国で約40億ドル(約3600億円)を売り上げており、米国に次いで中国は2番目に大きな市場になっているという。中国市場での売上高は81%増加し、今では総売上高の7.5%を占めるまでになった。しかし、市場シェアという点では、2008年第4四半期の9.5%から、2009年第4四半期には8.2%にまで落ちた。中国市場のパソコン大手3社で、シェアが低下したのはデルだけだ。ライバルの中国のパソコン最大手レノボのシェアは、2008年第4四半期の30.8%から2009年第4四半期には33.4%に拡大。中国市場第2位のHPも、2008年第4四半期の10.9%から 2009年第4半期には14.3%にシェアを伸ばしている。

 デルにとって、インドは中国市場に比べると、決して大きな市場ではない。インドでの売上高は約10億ドル(約910億円)で、総売上高の2%に過ぎない。IDCによれば、デルはインド市場で第2位のパソコンメーカーで、2009年第4四半期のシェアは13.6%だという。1位はHPで、シェアは 16.2%だった。だが、デルはHPとの差を縮めつつあり、2008年第4四半期のシェアは、デルが11%だったのに対し、HPは15.6%だった。

 インド政府が医療や教育分野の予算を増やし、国内IT(情報技術)インフラの整備に力を入れる中、デルは公共部門のIT投資に注目し、インド市場での事業拡大を狙っている。フェリス氏は、「インドでは公共部門が当社の戦略の要だ」と語る。

 インド市場は、デルがライバルのエイサーに世界市場でのシェアをさらに奪われるのを防ぐうえでも、重要な役割を果たしそうだ。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100224/212988/?P=2
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