日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海の良いところ

2008-06-26 | 上海ライフ・子育て
 正直、東京と比べた上海の良いところって、数少ないのではないかと思います。前回3年ほど滞在した時は、USから韓国、北京、天津、香港とアジアのどさ周りが続いていた事と、いい年をして気軽な一人身だったことから、さほど上海という町に不満を持つ事はありませんでした(中国人とか、中国ビジネスとなると話は異なりますけど)。
 ところが上海で結婚、出産と続いた後、1歳3ヶ月の息子と1年半東京で過ごしてみますと、日本で見えるものも異なり、また7年振りの日本生活で日本国内の物価の下落を感じていましたので(すいません、バブル世代なもので)、久しぶりの上海には時折絶句します。

 その数少ない良いところ=昔は日本でも当たり前なのに今は無くなったもの、が妻が出産まじかの大きなおなかを抱えている時に、バスだろうが地下鉄だろうがまず席を譲ってくれる事です。これはソウルでも老人が来たら皆席を譲っていましたので、日本が余りにも変わったのかもしれません。私自身も子供の頃から老人や妊婦には席を譲るよう教育されていた気がします。
 私の友人が、昨年防衛省を騒がせた商社に勤務しており、あのどたばたで今年7年ぶりにアメリカから日本に帰国したのですが、彼も日本人の礼儀が非常に悪くなたと話しています。確かに新宿の雑踏などで道を歩いていますと女性(若い子も、おばさんも)ですら、平気で私にぶつかってきます。どうなっちゃったんでしょうね。割り込みが当たり前の上海やソウルでも、雑踏の中でもお互いにぶつからないようにしているんですけどね。

 ストレス社会だからかな。。確かに中国人の3倍は働かされているように思いますが。



コメント
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