ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

尾瀬・燧ケ岳(2346m)

2013年05月06日 | BCスキー
2013年5月5日(日)こどもの日

天候:ピーカン

4日昼まで仕事であったので、終わり次第福島県桧枝岐村へ向かった。
今回は、夏行くときに使う新潟経由ではなく関東の方々が良く使われる
東北道経由で行ってみた。
渋滞もなく西那須野塩原ICまで順調に行き、塩原温泉などを通って
夜8時前に村へ入った。
途中、Yショップと言うコンビニが数件あるが、品数なく2軒寄って
食料などを調達。宿泊場所のミニ尾瀬公園で車泊とする。
すでに車泊の車も多く停まっていた。

七入から御池の駐車場までの道のオープンが7時のため、
ゆっくり起床し、朝食をとる。



途中、公園の看板と燧ケ岳がきれいに見えるところを通る。
その先の橋のところにゲートがあり、すでに20台ほど停まっていた。
駐車場は、相当数停まれるが、半数以上は埋まっていた。
前日から入って、駐車場周りにテント張っている人もいた。
スキーヤーにボーダー、登山者と多くの人たちが駐車場奥の登山口から入って行った。


御池駐車場

まずは、平坦なシラビソの林を行く。朝早いためちょっと固めの雪面であった。
すぐに広沢田代への登り。結構急登である。
私は、左寄りの陽が当たる斜面を行った。その方が雪が緩んでシール登高できる。
登山者やスキーを担いだ人たちは直登していた。


最初の斜面

程なく、広沢田代。この辺、田代と言う地名が多い。
調べてはいないが、おそらく湿原台地のことを言うのだと思う。
夏はいい湿地になるようだ。


広沢田代

そして、また急登の斜面。
これも左から巻き気味に行った。私はちょっと上りすぎたが、ここを知っている人は
上り過ぎずにうまく巻いて、次の熊沢田代へ行っていた。参考になりました。


熊沢田代

ここへ来て、燧ケ岳本峰が直前に現れた。
ここから小尾根を行き、本峰斜面に取り付く。この頃にはすでにドロップしてくる人もいた。


本峰斜面

上に行くと傾斜はあるが、陽もあたり雪もいいザラメで上りやすい。
3時間ちょっとで到着。


肩到着

燧ケ岳は、双耳峰であるようだ。
私が行ったのが、俎くらである。二等三角点がある。その先に、柴安くらがありそこが10m高い最高峰である。


柴安くら

あちらは、雪壁を登っているようだ。ピッケルあれば行けるが、この日は私の
調査不足で持ってきていなかった。残念。
それでも多くの人たちは、俎くらで終了としていた。


至仏山

至仏も多くの人たちが登って滑っていることだろう。


越後方面の山々

3月に行った、八海山近くや越後駒などきれいに見えた。
手前の平ヶ岳はいずれ登りたい。


山頂の祠


尾瀬沼

そういえば、初の尾瀬であった。結構でかい沼である。
さて、混雑する山頂をあとにドロップ。
当初はいい感じの斜度、ザラメである。雄たけび上げたいのを抑えた(笑)
というもの、ゾロゾロと人が登ってきていたのである。
登りトレースに入らないよう、右をドロップ。
熊沢田代手前の沢を渡り、トレース沿いに戻る。
熊沢田代先のポコは右から巻いた。
段々の途中の急斜面は楽しかった!シュプールない急なところを下りたりしてみた。
20分で駐車場に戻ってしまった。まだ昼前。。。

まずは、前回こちらへ来たときに入れなかった燧の湯へ行く。


燧の湯

昼と言うことで空いていてゆっくり入ることが出来た。
入浴後は、名物「裁ちそば」である。10割そば粉でこしはそんなにないがうまい。
薬味にシソの実があるのもめずらしい。
今回は奮発して、一番高い天そば御前にしてみた。
そばの他に季節&イワナの天ぷら、はっとうなど。
はっとうは、そばともちコメのコラボした美味しいお餅という感じ。
腹いっぱい食べて、村唯一のJAのスーパーへ行き、食料調達。


ミニ尾瀬公園

昨日と同じ、ミニ尾瀬公園で道具整備しながら一杯やって寝る。
この日は車泊もほとんどいなく静かであった。皆さん帰路に着いたのか。。。