ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

中越・守門大岳(1432.4m)

2013年03月17日 | BCスキー
2013年3月17日(日)

天候:ピーカン

関越道ツアー3日目
今回行く守門大岳も駐車地がそんなに広いわけではない。
二分の集落の少し先の除雪終了点にかろうじて10台。
あとは路肩である。
そんなわけで、5時半には行くもすでに10台分は埋まっていた。
まだ路肩の広いところがあいており、そこに停めることができた。
続々と車がやって来ていた。


駐車地

10台の中に昨日から泊まっているものがあり、警察の張り紙があった。
遭難したかどうか安否を確認をするものであった。
話を戻そう。
6時15分に出発。単独行の方と前後しながら行く。



トレースはバッチリであるが、雨降って固まったか、随分と固いようだ。
橋を渡って、段々畑を行くと道に出る。
そこから尾根に上るところが少し難儀する。
杉の尾根にあがるとそれをまっすぐ行く。後ろを見ると牧場か。


牧場


杉の尾根

道が途中であるがそれを少し下り気味に行くと沢状のところへ出る。


沢状のところ

これを行く。トレースバッチで先行者も何人か行っている。
そこをしばし行き、左の尾根に上がりやすいところから行く。


左の尾根

これから行く大岳と西尾根が見える。


守門大岳

コブをいくつか越すと尾根が下っている。



ここを下ると保久礼小屋だ。


保久礼小屋

雪がドッカリのっかっているのがかわいらしい。
ここからブナの林を上がっていくと尾根らしくなってくる。



遠くからも見えた無木立の斜面の上に来た。
帰りはここを滑ろう。


無木立斜面

その後はしばしブナ林を上がる。
避難小屋があるはずだが、雪で埋まっているようだ。



相変わらず雪は固く、帰り難儀しそうである。
右隣などの尾根も快適そうである。



ブナの林を抜けると雪一面の尾根に変わる。
この辺から風が少し強い。


山頂手前

後から続々と上がってきている。
結構ツボ足の方が多い。スキーと半々くらいか。
4時間弱で山頂。距離が長いが意外と早く着いたように感じる。


守門岳方面

東洋一の雪庇と言われている。
ここの写真撮っている場所も雪庇かな~?
よってもっと際で撮りたかったがやめておいた。
9日には雪庇崩落で事故あったようだし。
山頂からは昨日登った方面や飯豊なども見えた。


越後三山方面


遠く飯豊連峰

しばらく待っていたが、風強く後続も続々と来るので、まずはアイスバーンを下る。
沢の源頭にシュプールがついていたが、それは追いかけずに来た道を帰る。
人も来ており雪も固く試練の下りだ。
途中、地元の人にいろいろ情報収集した。今後のためになった。
ブナの林に入っても固く滑りづらい。
先ほどの無木立は今までに比して滑りやすかった。
保久礼小屋からはスキー脱いでツボで登りかえした。
あとは、雪も腐ってきて良く走る。一気に駐車地へ。
それにしても人気の山である50人はくだらないだろう。
駐車も路肩に随分下まで停めてあった。
帰る準備をしていると、警察と先の話の家族の方だろうか車を見に来ておられた。



あとは温泉に向け出発。
栃尾の温泉に入る。途中、大岳がきれいに見えた。



長岡に出て回転すしでもいただこうと思ったが、1時半にしてまだ大行列。
あきらめて長岡ラーメンいただく。醤油ベースでしょうがが効いている。
そして、帰ってからもこってり系いただきたくなり開店待ってガッツリ食べて帰路につく。

今まで何回か計画していたがやっと行けた。
さすが人気の山であった。また違うルートで行ってみたい。


中越・阿寺山(1509m)

2013年03月17日 | BCスキー
2013年3月16日(土)

天候:ピーカン

関越道ツアー2日目
道の駅で東京から来たNONさんと待ち合わせ。
4時過ぎに起こしてもらう。すっかり爆睡してました。。。
準備して私の車で出発。
事前情報によると駐車地がないらしく車停めるのが大変そうであったので
えらい早く出るも、林道しっかり除雪され、広堀橋先まで入れた。
ここでのんびりと朝食したりしていると、一人スキーヤーの方が上がっていった。


夜明け

駐車地から放射冷却で固まった雪の林道を行く。



以前のトレース&シュプールが残っていた。
林道を行くと目指す尾根が見えてきた。



正面の尾根が本日登る尾根。
その左の沢に夏道がついている。
当初、比較的急なブナの斜面を行く。



その先、部分的にやせ尾根などある。



尾根右は風と日射の影響か少し固い。左は柔らかい部分もある。
固い斜面では、NONさん少し苦労していた。
陽も昇り、右を見ると昨シーズン登った高倉山が見えてきた。


高倉山

この尾根緩急つけながら行くがブナの快適な尾根である。


ブナ~

たまに平らな場所があり、一段落つける。
中間部より少し上に行くと先のスキーヤーの方が降りてきた。
雪面は固そうである。


ブナブナ~

八海山もきれいに見えてきましたよ~
スキーヤーの方が来た斜面が一番きつかったかな。
それ上がると稜線手前のまったーり斜面になる。


まったーり斜面

それ登ると稜線に出る。
そこから山頂は意外に遠く感じた。


山頂見えてきましたよー


山頂

山頂は何もない。たぶん埋まっている?
ここまで来ると越後駒ケ岳、中ノ岳と越後三山の山がきれいに見える。


越後駒ケ岳(左)と中ノ岳(右)

山頂は、少し風があるがそれほど寒くはない。


八海山をバックに

随分と黒くなってしまった。。。
さて、ここから夏道沿いを下る。



そんなに滑りにくい雪ではなく快適。しばらくはまったり斜面。
急斜面も昼過ぎでいい感じで緩んでいて、快調に滑っていく。
細尾根は横滑りで安全に。
NONさんは下り心配していたが、雪質にも助けられ順調に下りてきて終焉となる。
そういえば、もう一人登ってきていた人がいたがどこへ行ったのだろう。
夏道のある沢行ったのか。
ここ斜度が適度にあるので粉時期もいい。
またそんな時来てみたい。

今日の温泉は、昨年も行った五十沢温泉ゆもと館。
露天岩風呂は混んでいたようであるが、内湯は貸切状態であった。
いいお湯でした。
温泉出たとき曇っていたが、そのうち雨が降ってきた。気圧の谷ですな。
また道の駅に戻りNONさんは帰路につく。
私は、道の駅入広瀬へ移動。その前に登山口偵察しに行ったりした。


谷川・平標山(1983.7m)

2013年03月17日 | BCスキー
2013年3月15日(金)

天候:ピーカン

この週末は、関越道沿いのツアーを計画していた。
木曜に予報を見ると高気圧バッチリのこの日、早速休みをとって
関越道ツアー三連荘を決めたのである。
木曜に移動しようと思ったが、仕事などの都合で金曜早朝発とした。
意外と早く火打峠の登山口駐車場に到着。
早速準備にかかる。駐車場は、除雪してあり駐車可能であった。


駐車場

看板の横から別荘地を抜けていく。
昨日降ったと思われる新雪が10cm程あり、シールで進める。
別荘地奥から林道を行く。


林道

片斜面になっている。
昨日以前のものと思われるトレースがうっすら残っていた。
橋を渡って、少し行くとヤカイ沢入口だ。
左岸の台状を藪を避けながら行く。

開けたところが何箇所かあり、そこから山頂はじめヤカイ沢の全景が見渡せる。


平標山ヤカイ沢

左手の松手山コースの南向き斜面は、全層雪崩が出ていた。



ヤカイ沢は、山頂を正面とすると中央と右と左に沢がある。
中央と左はデブリがあり、右はきれいであった。
帰りは右を滑ろうと思う。


右沢入口


中央と左からのデブリ

さて、沢の際と言うか樹林を抜けたところに着くと後からテレの人がきた。
その後にも二人連れ。テレの人は西ゼン滑るようだ。
休憩していると、右側の尾根からアプローチするようだ。
皆さんそちらへ行く。
私は、中央と右沢の間の尾根に取り付いた。
ちょっと固めの雪面をクトーつけて上がる。
当初はカンバなどのいい感じの斜面。


尾根中間部

後ろを見ると浅間山などきれいに見える。


浅間山方面


苗場山など信越国境の山々

上部に行くと低木帯となってきて、風で波打っていて登りづらい。
途中、ガッツリアイスもあり難儀した。
やはり、この時期は右の尾根に乗っかるのが正解か。
右の尾根見ると皆さんスキー担いでいた。


尾根上部

稜線手前は、右沢源頭部を登る。すぐに稜線に出た。


稜線

ハイマツやシャクナゲが出ていた。
右の尾根からと合流して一登りで山頂である。


山頂

誰もおらず西ゼンの方を見るときれいなシュプールがあった。
登った事はあるが、下りた事はないので今度下りてみたい。


西ゼン(maloさんのシュプール)

※西ゼンの写真違うものがアップされていました。4/7更新

山頂に来ると仙ノ倉山はじめ谷川岳などきれいに見える。


仙ノ倉、谷川方面

越後の山々始め本当に大展望であった。


山頂標識と巻機山など

山頂は沢で2度来ているが積雪期は初めてである。
写真を撮っていると、テレの方とスキーの方が上がってこられた。
テレの方の板が珍しいかったので見させてもらう。
さて、定番のヤカイ沢行きますか。
登ってきたトレースを追いかけて、当初、ハイマツとシャクナゲを傷つけないように行く。
ちょっと固いが滑りやすそうだ。


源頭部

右の尾根側に寄るとガッツリ固いが自分の登ってきた尾根側は比較的やわらかい。
少し斜面の向きが変わるだけで随分と雪質が違う。


中間部から下方を見る

斜度は35度はオーバーくらいでいい感じで落ちていく感覚がいい。
下部は固いところと吹き溜まり行くと重パウがあった。
あとは登りトレースに合流し、快調に飛ばして行く。
下に行くに従って大汗である。
別荘地の道は、かろうじて雪つないで出口付近まで行った。
少し歩いて、駐車場へ。
下は暑くて、すぐに服脱い撤収にかかる。
登り、少し難儀した分時間かかったが、帰りは1時間かからずあっという間に下りてきた。
いろいろいい勉強になった。

温泉は、R17沿いの街道の湯に浸かり、疲れをとる。
国道をそのまま、次の宿泊地小出に向かう。
道の駅で、近くのスーパー原信で購入の刺身などで一人宴会&反省会をする。