ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・猿倉台地

2012年11月25日 | BCスキー
2012年11月25日

天候:ドピーカン

明日から立山に入るが、24日にゆっくり静養したら元気が出てきて
この晴れが約束された日曜トレがてら山へ行こうと決めた。
機械力頼りのところは混むだろうし、人なし修行系何本か頭の中に浮かんだが、
今回はこの時期に行ったことのない林道の閉鎖された猿倉を目指した。
まだ真っ暗な二股発電所をヘッデンつけて歩き出す。
星が非常にきれいで、北に縦に一筋の流れ星☆
え~雪はさっぱり出てこず、除雪した痕もある。
林の中は暗くてよくわからずで、チャリ持って来ればよかったと、あとの祭りであった。
1時間ちょっとで中山沢にかかる橋である。


朝焼けの白馬岳

朝焼けが非常にきれいである。
中山沢は小日向山からドロップして出てきたことあるが、まだ雪も少ない。
厳冬期はデブリが堆積している。
ショートカットするため、中山沢左岸を行く。


中山沢左岸道

最終堰堤先が、雪つながっていなかったので土手を雪を拾いながら猿倉台地へ。



少し行くと右手に猿倉荘の屋根が見えた。
その上に、昨日か先ほどかわからないが、ツボ足トレースが下っていた。
スノーボ-ドのシュプールも見える。
私と一緒で結構な物好きもいるものだ。


猿倉台地下部

下部はブナの林で癒される。藪はそんなに酷くはない。
今シーズンも多くのブナ林へ行きたい。
一登りすると林道に出た。


石碑


林道

春より雪ある感じである。この先で雪渓行こうか小日向目指すか迷ったが、小日向方面を行くことにした。
シュプールとトレースがあったので、それを行く。
この辺からちょっと藪が濃くなってきた。
雪も硬い。。。帰りは苦労しそうだ。
この週末少しは降ったかと思ったが、この辺りはそんなに振っていない感じである。


杓子岳

JPから下はきれいな雪面だ。あそこまで上がれば快適滑り出来たかもしれない。


白馬岳

小日向のコルの下まで行ったが、どうもいつも面ツル斜面が藪っぽい。
しばしここで判断。


小日向のコル方面

明日からのこともありここで引き返す。行って行けなかったこともないが。
この辺の雪質はモナカである。これで完璧修行系決まり。
藪&悪い雪質。。。
だけどいいトレになった。
先日の針ノ木に続き、ここも半径数キロ誰もおらず完全貸切。
これはよかった。


沢中

沢の中を行くと少し吹き溜まりパウあったが、モナカ&硬い雪で悪雪系滑りの練習。


小蓮華岳

白馬沢や金山沢もいい感じの斜面になってきていた。
しかし藪いい感じでしょ。これも先日の修行が生きてきている。
やっとのことで林道に出る。
快適に飛ばして、猿倉荘下に出る。
ここでスキーを担ぎ、5kmの歩きである。。。
スキーは修行であったが、この雰囲気と勝手な満足感で気分はなぜかいい。
これで体も山スキーモードに仕上がり、明日からの立山が楽しみである。


二股ゲート

結局、誰にも会わず泣きの入りそうな修行系山行は終わった。



「山想えば人恋し、人想えば山恋し」
好きだな~この言葉。


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