ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・針ノ木峠(2536m)

2015年06月06日 | BCスキー
2015年6月6日(土)

天候:雨のち曇り時々雨

まだスキー板が足から離れません。どうしたらいいでしょう?

昨日来の低気圧と寒気の影響か朝から霧雨、小雨状態。
家から安曇野当たりに来ると晴れ間も覗いていたが、扇沢はまだ霧雨。
止んだのを見計らって、準備出発。
歩き3名、スノボーと歩き3名が先行していった。


早朝の扇沢ステーション

歩いているとちょうどいいが、停まると肌寒い感じだ。
作業道入口に明日行われる「慎太郎祭」横断幕



作業道はほぼ雪は消え、何カ所か残っている程度。
大沢出合手前の雪渓は少し途切れている。その上は右岸から越えられそうであったが、
久々に大沢小屋へ寄ってみる。


大沢小屋

夏道を少し行き、雪渓に降り立つ。
たまに小雨が。。。


雪渓下部

デブリがなく木っ端や小石はあるが、綺麗である。


赤石沢出合

順調に高度を稼いでいく。


雪渓中間部

本日は、スバリへ行こうと思っていたが、ガスなど天候が思わしくない。
出合から見るとマヤクボ途中からガスだ。ガスの雪渓は怖い。何が落ちてくるかわからない。
しかし、後続の2名はシートラで入っていった。


マヤクボ出合

一方、峠の方はまだ見えているので、そちらへ切り替え。
天候回復してきたら蓮華でもと思って上がる。


峠方面

途中でシートラに切り替えて峠を目指す。


針ノ木小屋

先行の2パーティーがすでに休んでいたが、寒そうである。
かく言う私も寒い。お腹を少し満たし、早々に出発である。
歩きのパーティはすでに出発していた。


針ノ木峠標識

上は若干の縦溝あるが、雨でシャワシャワの濡れザラメである。
快適に下りる。途中、本線外して左の雪渓へ。こちらは縦溝もなく快適である。



下を見ると大きな荷物を持ったパーティーが。小屋の方かな?
マヤクボ出合付近では10名くらいいただろうか。
登りの邪魔にならないラインを下りていく。途中からセンターが皆さん滑るのか白くなっており障害物もない。
快適に下りていくと、明日の慎太郎祭の祭事場所が設置されていた。



ここでお参りして堰堤を右岸から越え、大沢下の堰堤の所まで。
祭事場所から赤紅や赤布など新たに設置されていた。これを辿ってシートラで快調に下る。
1時間で駐車場へ。
途中、扇沢のニリンソウが綺麗であった。


ニリンソウ

早い時間であったので、昨年行かれなかった七倉山荘へ挨拶がてら温泉へ。



誰もおらず貸し切りで。T氏がおられなかったので、Y君と楽しくお話する。
昨年メジャー登山口では駐車場事情が大変であったが、ここはそうでもなかったとのこと。
いいですね~そうでなくては。と登山者側から言うといいが、商売からするとワンサカ来た方がいいのかな??
また、今シーズン、昨シーズン無沙汰した分もお世話になるかもです。


七倉山荘玄関にてY君

皆様も是非お立ち寄りください。
激混みのお盆でも空いている湯俣もありますし。ちょぼろくさんにも昨年会えなかったからな~
楽しくお話しした後は、お祭りやっている大町市街地へ。
メインイベントはすでに終わったか、閑散としていた。
ということで、以前松本にある頃はよく行ったヒマラヤンシェルパさんへお食事。
通常だと休み時間であったが、お祭りのためオープンしていた。


期間限定:夏祭りカレーセット

ここの料理はどれ食べてもおいしい。
そして、ネパール地震のチャリティーTシャツを購入。3500円。全額寄付されるそうである。
デザインもいいが、生地も山でも使える速乾性。皆様も是非。

雨ではあったが、楽しく過ごした1日でした。
そういえば、登っている途中でまだ行かなければならないルートが浮かんできた。
状況により、来週かな?
明日からTOKIOへ。ピーカンなんだけどな~多分。。。



飛騨・高原川沢上谷

2015年06月06日 | 沢登り
2015年6月4日(木)

天候:晴時々曇り

沢初めは、いつもここである。いろいろ基礎を確認するのにもいい。
比較的近いという地理的な物もありますが。

さて、水曜の雨から少し肌寒かったが、この日の朝も少し冷え込んだ。
集合ゆっくりめにして、本日の太陽に期待しよう。
車を終了点に仕込んで、出発です。
今回は、久々の沢というマイマイさんと沢2回目のヨーさんの3名である。
ゴーロをしばらく行くと左から12m滝。
いつもの巻き道は倒木で覆われていた。


12m滝

その上は素敵なナメ


ナメ~

横長の滝を右から越え、10m滝


10m滝


凹角を登る

ここは右の凹角を上がると巻き道に出る。
その上が、五郎七滝


五郎七滝

昨日雨降った割には水量は少なかった。
来た所を下る。この時ナメ床のフリクションの効きなどを確認。
最初の12mで懸垂練習。


懸垂下降

本流に戻って、2m、4mの滝を越える。簡単に越えられる。
この二つの滝は立派な釜がある。


2m滝

その後、赤ナメ帯


赤ナメ

そして二俣に来たら左の支流へ。ここの入口のナメは素敵である。


ナメナメ~

そしてゴーロをしばしで、岩洞滝。


岩洞滝

ここだけナメでなくハングしている岩壁からの滝である。
よって裏に入れる。


裏側から

しばし休憩してから沢を下りて本流へ。
今年は、沢横の木が折れていたり、倒木が多い。雪が多かったのが影響しているのか?
そして、この沢最大の滝、蓑谷大滝


蓑谷大滝

ここでお昼。パワーつけて巻きにかかる。
ここからメインディッシュである。


タニウツギ


ナメ~


ナメスライダー

スライダーで遊んだら15mナメ滝のクライミング。怪しいFIXあり。
私がロープ引っ張って行って、二入を確保。


15mナメ滝

この上が終了点までナメナメ。



ここも昨年にはなかった倒木があった。


レンゲツツジ


新緑とナメ

橋で終了とし、お宝ゲットして、平湯の森へ。
体温めてから、お腹ぺこぺこで焼肉食い放題で打ち上げたとさ。



いや~楽しかった~