goo blog サービス終了のお知らせ 

ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部・十石峠避難小屋閉め2014

2014年10月22日 | 山歩き
2014年10月18日(土)~19日(日)

だいぶ前にボルトマンからお誘いを受けていたが、参加の是非が例の一件でギリまでわからずであった。
金曜に目途が立ち、昨年に続いて小屋閉め参加となった。
今回は、この小屋にはお世話になったことあるが、小屋閉めが初めてのマスさん、ヨーさんをお連れした。
総勢25名の小屋閉め隊となった。

第1日目

天候:晴れ

波田支所で待ち合わせて、登山口へ。飛騨へ向かう国道は、乗鞍、上高地への車で混んでいた。
7時に登山口。すでにいつも草刈りをやっていただいているT氏が伐採器もって上がる準備をしていた。
他に石川からの車が1台。山岳会の方の待ち合わせとのこと。石川から20名近く来るとのことであった。
ボルトマンも到着して、打ち合わせして、まずは我々3名で出発。
色づき始めた唐松など愛でながらおしゃべりしてのんびり行く。



途中、草刈り中のT氏に挨拶して、のんびり行く。
東尾根上部は、霜柱や水溜まりには氷が見られた。



すでに日帰り1パーティー登っているらしく、途中ですれ違った。
森林限界近くに来ると霞沢岳、穂高の山並みが見える。


霞沢岳と前穂高岳

この辺で、後続の小屋閉め隊本体が追いついてきたかと思いきや、石川の団体さんであった。



この人数登ってきたの見たのはここでは初めてである。だいぶメジャーになった?
その後ろに小屋閉め隊本体が来た。


十石峠避難小屋

小屋下のチングルマのお花畑が荒らされていた。ガーン!!!???
一部掘られていたが、ほとんどが上部を剥がしたような感じだ。


ボコボコ

剥がされたものよく見ると、根は大丈夫そうだし表にしてみるとイワカガミや他の草も生きている。
何人かで戻すことにする。


戻し作業

一冬過ごして、来夏には戻ることに期待する。ということで、お花復活したか確認ツアー企画します。
お昼もそこそこに窓に板つけて、防腐剤塗ったりと作業へ。
ボルトマンとホリさんなど5名は、所用で下山。
水溜には氷が張っていた。










ノブ頭領は屋根の塗装

展望台では、石川の団体さんが休憩されていた。ここで山岳同定。




槍、穂

作業終えてから、ノブ頭領地元能生のツミレ汁の準備などして夕餉の準備


ツミレ

今回関西から初めての方が2名来られた。その方々差し入れの鴨肉。


鴨肉



まだ、明るく夕陽には時間あるので、のんびりする。
ほろ酔いの頃、夕陽を皆で見に行く。


大崩山辺りに沈む夕陽


夕陽当たる笠ヶ岳から槍穂

あまり空は焼けなかったが綺麗であった。
その後、宴も盛会となる。ノブ頭領の相方、M氏がいつものご機嫌であった。
今回、マスプロはじめ写真好きが多かった。よって、私は爆睡であったが、夜空を皆さん撮っていたようだ。
そこでマスプロの写真何枚か


月が出て笠から穂高まで現れたようだ


北極星写真

素晴らしいですね~
マスプロは3時頃からも起きて撮られていたようである。

第2日目

天候:晴れ

6時前に起床し、ご来光には間に合った。


夜明け前


八ヶ岳中山辺りからのご来光

夏に比べてだいぶ南に下がった。


皆で撮影&拝む?


朝光差し込む穂高連峰


高山市街地の雲海と白山

さすがに寒かったが、風がなくよかった。


朝光差し込む穂高連峰2

コンデジでもそこそこ撮れるので、デジイチならもっと綺麗である。

朝食皆でいただき、女性陣は中の掃除など、男性陣は最後の仕上げをする。



夏玄関を板つけて最後。冬は南側の屋根裏?みたいなところにハシゴつけてあります。
皆で恒例の記念撮影して下山。





天気がいいのでもっと居たい気分であった。





下山後は各々乗鞍の銀山荘へ。
途中、関西チームを十石と乗鞍の展望台へ。


乗鞍岳と三段紅葉

最後に銀山荘入りして、温泉浸かって、豪華弁当いただき解散となる。
参加の皆さんお疲れ様でした。
また、次は12月の忘年会にてお会いしましょう。細部FBにて流します。






北海道2014山旅 阿寒・雌阿寒岳(1499m)

2014年10月22日 | 山歩き
2014年9月20日(土)~23日(火)

第4日目(最終日)

天候:快晴

昨夜は寒いかなと思ったが、思いの外寒くなくシェラフはぐっていた。
今日は内地へ戻らなくてはだが、飛行機は最終便。
それでも、山ヤの性かだいぶ早起きしてしまった。
昨日、斜里岳であった単独の方は、早めに出発したようだ。
朝食作って、早めに出発。今日のコースは、オンネト-起点に周回コースとした。


オンネト-野営地管理事務所

事務所前からオンネト-周遊コースを雌阿寒温泉へ向かう。
エゾマツの静かな歩道だ。


朝のオンネト-

少し行くと周遊コースと温泉への分岐。ここから緩やかに坂を上がる。


原生林

少し下ると、雌阿寒温泉の駐車場に出た。


雌阿寒温泉

多くの登山者が準備していた。
その少し先に登山口がある。


雌阿寒温泉コース登山口

エゾマツなどの針葉樹林帯を一登りで三合目。ここからすでにハイマツ帯となる。


三合目

各合目毎に標識がある。上を見ると山頂外輪山が見える。


山頂方面

途中、先に野営場出た単独の方と会う。昼過ぎの飛行機とのことで、急いで下りていった。
上は風があるようである。


山頂方面2

ハイマツのガレを登って行く。
右下にはオンネト-が見えてきた。その向こうは十勝平野であろう。


オンネト-方面

北側にはフッブシ岳


六合目標識とフッブシ岳

七合目で小尾根に上がる


七合目標識とフッブシ岳


八合目

八合目から右へ外輪山へ向かう。途中、今回あまり食べられなかった美味しいものが。



九合目で外輪山北側へ出る。


九合目

火口は大迫力だ。噴煙もいい勢いで出ている。ここは1998年に小噴火してからはしばらく噴火していない。
それ以前は、噴火を繰り返し登山禁止になることも多かったとのことである。


火口と赤沼

外輪山の一番高いところが山頂のようだ。


山頂

左を見るといかにも火山の山らしい景色が広がる。
程なく、山頂。風強し。


山頂と阿寒富士


阿寒湖と雄阿寒岳方面

あちらの火口もガス噴出。阿寒湖の右に雄阿寒岳。


小火口と青沼と阿寒富士

富士と呼ばれるだけあって、端正な形である。
青沼の横のガス噴出は結構強め。その横に登山道が通っている。
風も強いので、写真撮ってから阿寒富士方向へ下りていくと、例の女性団体さんが。
常念のシャツ毎日違うの着ていたので、常念の○○さんになっていた(笑)
ガスの横は強烈な臭い。オンネト-コース八合目から阿寒富士へ。


阿寒富士

富士山と同じザクザク道をジグザグ上がって行くと山頂だ。


山頂と雌阿寒、雄阿寒

この辺素敵な斜面が広がっている。


オンネト-方面

再度、同じような写真(笑)


雌阿寒と雄阿寒


オンネト-アップ

下りは、ザクザク道をあっという間にオンネト-コース。
こちらは七合目くらいで樹林帯となった。晴れの休日と言うことで、地元の方も多く登られていた。
阿寒富士から2時間で野営場へ到着。


オンネト-コース登山口

車も多く停まっていた。
立てっぱなしのテント回収して、温泉へ向かう。途中、オンネト-撮影ポイントでパチリ。


オンネト-と雌阿寒岳、阿寒富士

観光客もだいぶ増えていた。
雌阿寒温泉は、野中温泉で一汗流す。硫黄臭たっぷりのいい温泉だ。そして250円と激安。
これまでの温泉も300円であったりリーズナブルでいい。


内湯

貸し切り状態だったのでのんびり浸かっても昼頃。
道の駅寄ったり、荷物送ったりして、女満別空港へ向かったのでした。

最初、バタバタしたが天候に恵まれて、素晴らしい山旅となった。
これで地形概念も捉えられたので、また別の季節に来てみたい。
植生も緯度の高い、北海道らしいものであった。メアカン~など山の名前を冠したお花も見てみたいものである。
北海道では日高、利尻がまだ行っていないところである。
また天候みて行こうと思う。