ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

越中・大辻山(1361m)

2012年03月05日 | BCスキー
2012年3月4日

天候:晴れ
メンバー:Yuky

富山でおいしいお魚いただき、酔っ払って寝るも暖房切るの忘れて暑くて起きたりして少し寝坊した。
この日は、移動高が来て晴れ確実であったので展望のよい大辻山へ行ってみる。
富山市内で朝食をとり一路立山へ。
雄山神社横から少年自然の家へ向かう。しっかり除雪されており駐車場も広い。
すでに何台か車があったが、先行はスノーシュー1パーティーと同時に到着したツボ足のおじさんである。
駐車場から少し戻った所から大辻林道に入る。


林道入口

ここでシールつけて林道を行く。
スノーモービルの跡やスノシューの跡などが多くあった。
対岸のスキー場の放送も聞こえてくる。
天気はいいのでのんびり行く。


林道から大辻山

大辻山をはじめ鍬崎山などきれいに見える。
上に行ってからの期待大である。


林道から富山平野と日本海

下界は少し霞んでいたが、日本海まできれいに見える。
海なし県から来るとこの景色がいい。
少し飽きてきた頃、長尾峠へ。この右の・1001が長尾山というらしい。
ここから夏道もあるようだ。
峠から林道を少し行き、右の尾根へ上がるべく取り付き安い所から長尾山と奥長尾山のコルへ上がる。
雪は少し硬い。私はクトーをつける。


奥長尾山

尾根を行くと奥長尾山の看板が。地図にはない。
この後少し尾根は細くなる。また少しアップダウンがある。下りは左の沢が良さそうだ。
尾根が広くなると雪も少し緩んでくる。



ゲタになったりしたので、シールワックスを塗る。
そのお陰でゲタは解消された。今後は撥水スプレーをかけてきた方がいいか。
尾根を少し下ると沢状地形に出た。このまま沢状を詰めるか尾根行くかと思ったが、とりあえず尾根を行ってみる。
スノーシューも行っていたが。
結局尾根がアップダウンあり、沢状詰めた方がいいようだ。
尾根行ってもこの上部に出た。ここから小尾根を越えて左の尾根に上がる。
山頂手前で少し急になるが、それも少し。そこを上がると疎林の広い所に出た。


山頂直下

これ上がると山頂。ドカーンと大展望が待っていた。


毛勝三山と駒ヶ岳


剱と大日岳


立山

この景色は素晴らしい。赤谷の向こうには後立の山も見えた。
先のスノーシューの2名は、雪の壁を作ってまったり中。
Yukyはあまりの大展望に大騒ぎとなっていた(爆)


山頂にて

風も少しあり天気はいいが少し寒い。昼食をいただいて、この景色を惜しみながらドロップする。
当初は、風の影響か硬い斜面であったが、南側の沢状に出ると雪も緩んでいい感じのザラメとなった。



斜度も落ちまったりと沢を行く。下部は少し狭くなるが、程なく林道へ出る。
シールつけようか迷ったが、そのままスキー担いで峠まで行く。10分くらいだった。
峠からは、林道少しショートカットして勢いよく林道を飛ばす。
トレース部分は雪も締まっており斜度無くともスキーは走ってくれた。
これ新雪だったら下りラッセル間違いなしである。
約1時間で駐車場へ。この時やっと同時より少し早く出たツボ足の方に追いつく。
この後は、大変親切な地元の方に誘導されいい温泉に連れて行っていただいた。
ここは地元ナンバーの方々が多く、多少混んでいても広いので快適に入浴出来た。
いい所を教わった。
その後はおいしいお魚をいただき帰路につく。
おいしいものに親切な方々にいい山にと充実の週末であった。





飛騨・帰雲山(1622m)

2012年03月05日 | BCスキー
2012年3月3日

天候:雨のち曇り
メンバー:Yuky

4時半にうちを出て、途中高山で朝飯をいただき白川郷へ。
7時過ぎに到着。
荻町の真ん中の駐車場でスキーヤー2名準備していた。
我々は、八幡神社横の駐車場へ止める。
料金は、駐車場前のおうちである。観光客は500円だが、登山者は1000円。
観光客は入れ替わりあるが、登山者はしばらく動かないからとのことである。
すでに愛知からの方々が天候待ちしていた。
着いた頃はまだ小雨ぱらついていたが、準備していると止む。
愛知のスノシューとスキーの混成パーティーの方々も準備しはじめる。
行こうとしたら関西方面のじいさんが取り付きはどこっ?などと無鉄砲な言いっぷりで言ってきたので
あごでしゃくって見せた(笑)それにしても、これから行く山の何調べてきているのであろうか?
よっぽどわかりにくいならわかるが、ここはね~(笑)
神社横の坂を上り、雪がある所でシールを貼る。


登り口

神社裏の林に入ったら、いきなりカモシカ君登場しびっくりした。
そして、街中心から来た若者2名が先行していった。
林道に出て、沢状を行くと堤防に行き当たった。左から行く。


堤防

その後、沢状地形を上がる。途中、二俣に出合うが登りやすそうな左を行ってしまった。
正解は右で、最初はちょっと急であるが、これをこなせば緩やかな登りとなる。


沢状を行く

尾根に出て、右へトラバースすると右の沢から来た所と林道で合流する。


右の沢

林道から上がってきているトレースもあった。
ということは先行2パーティーか。
林道を少し行き右の沢状を上がり尾根に取り付く。
ブナのいい林になってくる。上に行くと・1336あたりから台地状地形があり、まったりしてきた。
ガスも出てきて、この地形でルーファイの勉強になる。



先行トレースはうまく左に振っていた。
・1528付近は、広い台地となっており非常にいい雰囲気である。


・1528付近

そこを少し行くと電波塔の建物があった。



そこを過ぎ、ひと登りすると、また電波塔の建物がある。
そこが山頂であった。これなければいい雰囲気の所である。


山頂

山頂に着く頃、少し雲の間から青空が見えてきた。



先行トレースはこの先の猿ヶ馬場山へ行っていた。
我々はここでごちそうさま。少し休憩して出発する。
当初はブナの林のまったり斜面。すぐにひと登りした疎林の斜面。ここ硬いところにうっすら新雪。
・1528はうまく行かないと登り返しがある。
そこから北向の斜面は硬い雪質のカリカリ斜面であった。
林道から先の沢状は、陽も出てきていて濡れザラメ。杉林の所から急斜面でYuky少し苦労する。


沢状上部

あとは重い雪質を蹴散らして神社裏に出る。




荻町集落

観光客に奇異な目で見られ駐車場へ(笑)
世界遺産見に来たらスキーヤー登場はびっくりするよね。
こちらは観光せずに、一路富山を目指す。