ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・立山BC

2011年11月29日 | BCスキー
2011年11月26日~29日

第1日目

天候:ピーカン
メンバー:Yuky、やまこぼガイド、Kさん

22日の偵察の結果及び24~25日はバッチリ降ったようなので期待大で扇沢へ。
少し寝坊して、それでも8時前には着いたが、無料駐車場は一杯。。。
トンネル出たすぐのところに停める。ここでも雪がある。
案の定、初発はゲロ混みで1本遅らせる。
これでも、初発の後尾と同じには着くのだ。


ゲロ混み扇沢

ダムの上にも雪があり、少し凍っていて歩きにくいが、ワクワク。


黒四

室堂駅について地上に出ると、真っ白な立山連峰がお迎えしてくれた。
しかもピーカン。


室堂から立山

まだシュプールは少ないがすぐにギタギタになるだろう。
岩はほぼ隠れた。
まずは本日からのベースになるテントを設営。
あまり掘らないでくださいとご指導を受ける。
確かに、少し掘ると植物が出てくる。これは注意しなければならない。


テント村

大テント村が出来た。
今回BCデビューのYukyさん。室堂ゲレンデで現在の実力を見させてもらう。


室堂ゲレンデ

まだシュプール少ないね~


立山とパラボード

パラを広げてボードをやっている人達もいた。
初めて見たがなかなかいいものだ。


室堂ゲレンデを登る

シールの張り方から始まり、レッスン開始。
先行者のトレースを使わせていただき、キックターンやら登りの基礎をやる。




上に上がると槍穂高、薬師がきれいだ。
斜面途中でまずは初滑りして貰う。
なるほど。要練習ですな。
しかし、私もゲレンデではなく山で鍛えたし、その方が強くなると思う。
ある程度出来る人にはその方針でいくのだ。
雪質は、パウパウで非常によろしい。


薬師と黒五


初心者Yukyパウダーを滑る

1本滑ってからもう少し上を目指す。
まだまだノートラックの斜面がある。
2本目の方が少し馴れて快適に滑っていた。


ホテル立山の喫茶

本日は2本にしておき、いつものケーキセットをいただきに行く。
トイレなど使わせていただき、少しはホテルにという思いもあるのだ。
Yukyさんは、1本滑ってきたやまこぼガイドの人達と一杯?


やまこぼガイド鍋

晩は、冬の定番お鍋でガッツリいただく。
そして暗くなるのも早いので寝る準備して、爆睡。。。
明日に備える。


奥大日の夕暮れ


第2日目

天候:曇り時々晴れ
メンバー:Yuky、タケちゃん、やまこぼガイド、Kさん

夜の星空は見事であった。流れ星もいくつか。
朝はうどんをいただき、準備にかかる。
今日はYukyさん下山なので昼くらいまでのミニツアーで。


展望台から槍穂

まずは展望台まで上がる。
この日は高曇りであったが、昨日に引き続き槍穂、白山など大展望であった。
展望台からは、右の沢状を行く。


展望台からスキーヤーズライト

うまく右へトラバースして、称名川へ滑り込む。
Yukyさんだいぶよくなってきた。


称名川右岸

称名川へ着いたなら少し登り返して、登山道のある尾根に上がりここから
また雷鳥平まで滑る。


雷鳥平テント村

雷鳥平からは雷鳥荘へ上がり室堂へ。
いいミニツアーでBCスキーのノウハウは大体出来たのではないかと思う。
スキーの技術的なものはこれから要練習であるが。
14時過ぎには下山していった。
そして、最終で職場の後輩タケちゃんが上がってきた。

第3日目

天候:曇り
メンバー:タケちゃん、店長と愉快な仲間3名、やまこぼガイド、Kさん

合宿3日目は、ちょっと雲が厚かったが持ちそうだ。
昨日来ていた県警の方々はこれから訓練やるようで少し見学していた。


富山県警山岳救助隊訓練

やまこぼガイドは、1本すでに行ってきたようだ。
我々は人が増えるのでもう一張りテント?張るが、トラブル発生!?
何かというと、間抜けすぎて言えないので直接お話しします。
しかしこう言う時に普段やっているビバーク訓練などが役立つ。
そうこうしているうちに、店長達が朝一ので上がってきた。
今日は雷鳥沢行くので速攻で準備して貰い、出発!


出発

称名川へ山荘裏から滑り込む。
なかなかの急斜面だ。
雪は、少し重くなっておりシュプールがひっかかる。
しかも曇りで雪面が見づらい。


室堂山荘裏を滑る

称名川からは雷鳥平へ行き、再度シールつけて雷鳥沢の左の夏道尾根を上がる。


称名川左岸


雷鳥沢登り

トレースはたくさんありありがたい。
雷鳥沢はギタギタだったが、スキーヤーズライトはそんなにでもないので滑りはこちらです。


雷鳥沢登りその2

少し平になったところで一本入れる。
その後の急斜面が皆さん恐かったようだ。フォロー入れながら安全に上がる。


室堂方面

振り返ると遠く槍が見えた。


剱御前小屋へトラバース

この辺はさすがに風で飛んで少ない。
そして、剱がドーン!!


本日の剱

皆さんで記念撮影して、雪がしっかりついているところまで下りる。


雷鳥沢ドロップ準備

ここからシュプールがいっぱい入った少し硬めの雪面を一人ずつ行く。
途中、尾根を乗越してライトへ。
こちらはよかった。
称名川へ下りてから雷鳥荘経由で室堂へ戻る頃には夕暮れであった。


夕暮れ

今日はミゾレ鍋で大宴会。
その後はどうなったかというと。。。


第4日目

天候:曇り時々晴れ
メンバー:3日目に同じ

店長とタケちゃんで今日はまた展望台へ。
他の方々は浄土山南東面へ行く。


出発準備

予報と違い随分といい天気になった。


室堂ゲレンデ登る店長


展望台にて

4日間、槍も見えていた。こんな事は珍しい。
ドロップは、先日ライトいったのでレフトのまったり斜面を行く。


室堂山方面


メローな斜面を行く


スキーヤーズレフト

まだ少しはシュプールのないところもあった。
ここ風で少しリセットされていたがパックスノーでもあった。


本日の立山

テント撤収し、またまたケーキセットいただきに行く。
少しするともう一パーティーが帰ってきた。
荷物まとめていると台湾からの観光客が見に来る。
英語で説明すると家族か大勢集まってきて写真の通り。
楽しんで貰ったようでよかった。


台湾からの観光客その1


台湾からの観光客その2

あとは昼過ぎのバスで下山する。
天候がよくてはじめてこんなに遊べた。
他の方々も初滑りを満喫したことであろう。
次は激パウをどこかで。。。