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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

鈴鹿・野洲川元越谷

2013年06月17日 | 沢登り
2013年6月16日(日)

天候:晴れ時々曇り

昨年同時期に天候不順で行かれなかった。
今回はそのリベンジということで昨日のクライミングに引き続き行ってみた。
林道はすでに昨年偵察済み。
橋渡ったところにずっと前にいた3台が停まった。
10名位の山岳会のパーティーのようだ。
林道ゲートには2台。さすがに人気の谷である。


ゲート

ゲートの脇をすり抜け、林道を行く。
しばらく行くと猪足谷への橋に着く。そちらへしばらく行って見たが
そんなに楽しそうな谷ではなさそうだ。
元へ戻り、林道を行くと右手に貯木場の広場がある。
そこから少し行くと林道が分かれている。それを右へ。
そこの奥から入渓する。そこに4名パーティーが準備していた。


入渓点の河原

まず堰堤が2つあるので、左岸から難なく行く。
その後、岩壁が迫った狭いところで最後の堰堤がある。
それも左岸から巻く。ここはトラバースのフィックスがある。


巻道のフィックス

ガイド本などには大高巻などと書いてあるが、普通の巻きである。
沢へ下りたら、すぐにエメラルドグリーンのきれいな淵である。
これを腰まで浸かりへつる。
気温高いため、水に浸かると気持ちいい。
その後、ドーンと2段15m滝である。


2段15m滝

上を見ると先の山岳会パーティーが巻いていた。
我々は、滝の右壁を登り、落ち口で水流右を登る。
ここには、フィックスがある。


落ち口

その上に2m位の滝があり、右の壁を登る。
その後はこの谷の素敵なところが始まる。
滝は小滝であるがナメで釜はエメラルドグリーンできれい。


滝上のナメの始まり







やたら暑いので積極的に水に浸かる。濡れないで行こうと思えば行けるが。。。



ここ結構、天然記念物が多くいた。





右から4mの滝が出合う所が仏谷である。


仏谷4m滝

本流は、左でゴルジュとなりシャワーで登れるが、仏谷4mの上から簡単に巻ける。
この辺はお好みで。


本流4m滝

大きな枝沢が右から来て、その後ゴルジュが始まる。
ここに多段25m滝がある。ここは、右から簡単にいける。


多段25mを登る

その後は、ナメと小滝があるが、下部ほどの美しさはない。


二俣

二俣が二つあり左へ。その後三俣は真ん中が本流であるが、我々は左の涸れ沢を詰めて尾根に上がった。
まだだいぶ早すぎの感もあるが、尾根上をヤブもほとんどなく快適にいける。
この尾根、方向を間違えないようにしたい。結構踏跡もあるが地図で方向確認。
程なく、登山道へ出て水沢峠へ行く。
登山道は、県境の稜線で反対側の伊勢湾などがきれいに見えた。


水沢峠

標識もしっかりしているが、わかりづらい登山道を15分も下ると
地図にはない林道にぶつかる。
それを下りていくと、広い河原のところでつづら折れの林道を行くと元からの林道にぶつかる。
この辺は、ガイド本にはない。
あとは暑くなる一方の林道を下ると元に戻る。

下山後は、湯ノ山温泉でアルカリの湯に浸かり、お肌つるつるとなる。
あとは、おいしい回転寿司の魚魚丸へ行き帰路に着いた。


飛騨・高原川沢上谷

2013年06月03日 | 沢登り
2013年6月1日(土)

天候:曇り時々晴れ

早くも入梅しましたが、31日から天候は落ち着き傾向。
当初の予定通り、「初めての沢登り&沢初め」企画実行。
初沢のゆか姫に、沢初めのあき姫&meの3人で行ってきました。
松本集合で1時間半。すでに周辺に車あり沢登りの方々かなと思いきや、
写真やさんと釣りやさんでした。
いつものように車をデポして入渓点へ。
曇り基調ですが、気温は高いです。
装備のレクチャーしてから、いつものように五郎七滝へ。


コケとナメ

最初の滝を左から行き、ナメをヒタヒタと。
五郎七滝の下の滝を登り、五郎七滝へ。


初滝登り

今回の五郎七滝は、ちょいと水量少ない。


五郎七滝

ここで滝眺めながら休憩して、本流へ。本流出合の滝で懸垂の練習。
本流へ戻り、赤ナメを行く。


赤ナメの滝


赤ナメ

次の岩洞滝への二俣手前でフライのジャグラーと会う。
狙っている淵を避けて少しヤブコギする。この辺の竹は背が高い。
ナメ、ゴーロを一登りで岩洞滝。
ここも少な目の水流であった。


岩洞滝

いつものように裏へ上がる。


滝裏

ここで昼前でしたが、昼食とって本流へ戻ります。
ここから蓑谷大滝へ向かいます。


蓑谷大滝

水量は普通でしょうか。姫二人は素敵な滝にテンションアップ。
右の巻道を上がって作業道へ出るとカモシカ君がいるではないですか。
しかも全然逃げない。


カモシカ君
 
姫二人はカモシカ君にまたまたテンションアップ(笑)
結構のんびりしたカモシカ君です。もうお年かもしれません。
進行方向へ行きながらカモシカ君ペースでのそのそと下降地点へ。
潅木につかまりながら沢床へ。
ここからがこの沢の白眉ですな。


ナメナメスタート

二俣の滝を一応ロープつけて登ります。
ちょっとヌメっていやらしかったですが、こちらもいやらしいので大丈夫です。
姫二人は残置がっつり掴んで登ります。


二俣の滝

この上もナメナメ~に新緑。癒されます。



楽しい時はあっという間に終わりますね~
上の林道に出て終了。その後、山の恵みを少し頂き、車へ。
平湯で疲れを取り、飛騨牛いただき本日のメニュー終了。
いつ来てもいい沢上谷でした。

南ア北部・小仙丈沢~仙丈ケ岳(3033m)

2012年09月11日 | 沢登り
2012年9月9日

天候:晴れのち曇り

この日もよく晴れた日となりそうだ。
前々から行きたかった小仙丈沢へ日帰りで行った。
朝一のバスへ乗ろうと5時過ぎには仙流荘前に到着。
このところメジャー山域は駐車場が大混雑であったが、この日は第1駐車場だけで
済む程度の混み具合であった。


仙流荘バス停前

皆さん、日帰りで東駒、仙丈方面へ行くのであろう。
久々にバスの説明聞きながら北沢峠へ向かう。
10分くらい早く出てくれたおかげで少し早く着いた。


北沢峠

広河原への接続バスまでは30分以上あるので、野呂川出合まで歩くこととする。
陽も差し込んできて気持ちのよい散歩という感じである。
途中、広河原からのバスが3台上がっていく。


林道から野呂川出合方面

40分くらいで野呂川出合のバス停。カップルが待っていた。
何故かなと思ったが、この後林道で何人かすれ違い、どうも両俣小屋から下山してきたようである。
野呂川沿いの林道を少し上がっていくと、焼却施設のようなものがあり、
そこから少し行くと最初の沢が出合ってくる。
それを過ぎ、カーブを曲がると小仙丈カールから小仙丈沢が一望できる。


カールと小仙丈沢全景

2つの大滝も見え、わくわくする。そしてすぐに入渓点。装備を変換。


入渓点の渓相

当初は樹林帯の中で薄暗い。堰堤を右から越し、少し行くと左へ曲がっている。
その先から沢も開け、滝が出てくる。


最初の滝

その後はしばしゴーロを行く。途中、左岸台地になった良さげなテン場があった。


左岸大地

後ろを振り向くときれいな三角形をした北岳が見えてきた。


北岳

その先に1つ目の大滝が登場する。ここまで1Pだ。ここで一本入れる。


1つ目大滝

3段になっており、下2段は少し滑っているが簡単に登れる。
メインのところは、右のルンゼからはっきりした巻道を行く。
そしてその先すぐに2つ目の大滝が見えてくる。


2つ目大滝

この滝のほうが1つ目よりでかい。20mくらいか。
これは、左の滝の右壁を直登する。


2つ目大滝左の滝

Ⅲ-くらいか。ただし、ザレた小石がホールドとなるところに多く乗っているので注意。
これを登ったら、右へトラバースして本流筋へ戻る。
上を見ると飛行機が飛んでいた。



その後は、小滝が多くある。シャワーでもよし。濡れないで行こうと思っても行ける。


小滝の連瀑帯

小滝を次々こなして行くと二俣がある。最初は左へ行く。
その後、傾斜も増してきて水量も減ってくると上の二俣がある。
これは右へ行った。この少し上で最初の一滴。


最初の一滴

後ろを振り向くと白峰三山が見えた。


白峰三山

源頭の雰囲気の中、涸棚など楽しんで登っていくとカールの底へ出る。
なお、これを登った方のブログなどに遡行図あるが、時期によって水が涸れるのは
今回より先の様であるので注意。


小仙丈沢カール

すばらしいところである。上の稜線を見ると登山者の方々がよく見える。
カールの底でのんびり休憩&装備変換してどこから上がるか検討。
右上に比較的すぐに上がれそうなところから行ってみる。


稜線へ上がるガレ

踏跡らしきものもあり、そこを行くときはいいがガレのところは足元不安定である。
底から20分で2980m付近の稜線へ出る。これが一番簡単か。
ザックをデポし、山頂へ向かう。


仙丈ケ岳

時間も12時を回りガスが沸いてきていた。
山頂に着く頃にはすっかりガスの中。


山頂

写真だけ撮って、時間もリミットとなったので下山する。
やはり人が多く通る登山道は岩も安定しており高速道だ。
途中、雷鳥さんファミリーが4羽。


雷鳥さん

われわれが山頂最終となったようだ。静かな中さくっと下山していく。


小仙丈ヶ岳

15時の臨時バスも微妙であったので下のほうで速度落としのんびりと行くとする。
それでも2時間くらいで北沢峠。最終で帰る。
バスなどの時間制約はあるが、日帰り十分可能で沢も比較的イージーで楽しかった。
天候もよく景色もよかった。この辺、他にもまた行ってみたいと思う。



信州南部・本谷川黒沢左沢~恵那山(2191m)

2012年09月11日 | 沢登り
2012年9月8日

天候:晴れのち曇り

この週末は、F師匠計画の只見方面へ沢中1泊の計画であったが、どうも天候がよろしくないとの判断で
日帰りとした。
実は、本谷川不動洞を遡行するはずが、本谷川本流筋である黒沢を登っていた。。。
山と高原地図の恵那山のところを見ると、二俣から左が不動沢とあったが、帰宅して岐阜県の某山岳会の
ブログを見ると右が不動洞のようである。
岳人に載っていたものも資料として持っていたが、これも当てにならずであった。
最終的にはこれも自分の実力でしょうということだ。

早朝、松本で合流し一路飯田山本へ向かう。
空はどんよりだが、山へ近づくにつれ晴れてくる。
駐車場には、この時期あまり登られないのか、天気予報が悪かったからか車は少なかった。
そこから林道を歩き、広河原登山口。



そこからすぐ先に橋があり、その先の土手を降りて本谷川へ。
右の方は工事をしていた。
左を進むと堰堤は4つ。3つ目までは右岸をすんなり行ける。
4つ目で装備変換。対岸の堰堤につけられたはしごを登る。登ったら堰堤上を対岸へ行ったほうがよかったかもしれない。
そのまま左岸も巻道あったが、結構悪い。


上流方向から4つ目の堰堤

さて、その後ゴーロを少し行くと二俣である。


左俣(黒沢)


右俣(不動洞)

右が正解だが、そうとは知らずというか思い込みで左へ。
左へ行くと早速F1


F1くの字の滝

そもそも遡行図にそのような滝はなかったが、私はいつも遡行図はあまり当てにしていない。
よってこれも遡行図にない滝なんだろうくらいにしか思わなかった。
その後も小滝がそこそこ現れる。





中流部付近でゴーロが長く続き飽きてきた頃、下のような滝が現れる。



この少し手前からゴルジュっぽくなってきていた。
この時点でどうも違うなという感じであったが、いずれにしても登山道には出るのでそのまま進む。
すると大きめの滝が現れる。


右沢の滝


左沢の滝

あれ?核心の滝ではなさそうだ。。。
この滝以外進行方向は、ただのガレだし。
もうすでに大体の位置は把握していたので、左の滝の右岸のルンゼを上がり巻く。
そうするともう源頭の雰囲気だ。時間的にもそんな感じである。


源頭部

そのまま沢を詰めて行くと水も涸れ、笹薮が現れると登山道は近い。
2090m付近に出た。そのまま恵那山山頂へ。
程なく賑やかなおばさま方のいる山頂へ到着。


山頂

少し休憩して下山にかかる。先行者を次々と抜き2時間ほどで駐車場であった。
ちょうどその頃、お空が泣き出したのでいいタイミングであった。
あとは近くの月川で温泉につかり反省会であった。

次回は今回行こうと思った不動洞へと決意を新たにしたのでした。

北ア南部・金木戸川打込谷~笠ヶ岳(2898m)

2012年08月29日 | 沢登り
2012年8月25日~26日

先週末に引き続き、2週連続の笠ヶ岳。
今回は、西面の打込谷へ行ってみた。
ここはアプローチが長く、車も2台必要ということで、久々にF師匠との山旅である。
通常は2泊が適当と思われるが、某ガイド本は1泊となっていた。
それもそのはず、沢のプロ2名で遡行している。
我々もそんなには遅くはないが、果たしてどうだっただろうか?

24日に仕事終わって、F師匠と待ち合わせ一路新穂高へ。
ここで車をデポし、金木戸林道奥へ。
第1および第2ゲートあるが、その時々により開いていたり閉まっていたり。
今回は第1ゲートでストップ。。。
すでに3台の車がデポされていた。とりあえず、テント張って就寝。

第1日目

天候:晴れ時々曇り夜一時雨

3時起きして、朝食を済ませ4時少し前に出発。
当初はトボトボ林道歩き。1時間くらいで第2ゲートに着。
このあたりでヘッデンもいらないくらいの明るさとなった。
もう1時間歩いて、中ノ俣川との分岐。
ここにちょうどよい休憩場所があった。


祠と碑がある休憩場所

ここから少し林道をあがると中ノ俣との分岐の看板がある。


看板

いつかは左も行ってみたい。
そこから1Pで取水所のある広河原へ。


広河原取水所

ここから、右岸の踏跡というか旧登山道へ入る。
取水所から少し行くと小倉谷の出合だ。
そのあたりを過ぎたところで上に上がる。そうすると旧森林鉄道のあった軌道跡に出る。


手掘りチックなトンネル

途中、崩落した箇所が何箇所かある。結構グズグズのところも。
トラロープがついていた。


崩落場所の1ヶ所

たまに藪っぽいところもあったが、概ね道ははっきりしている。
1時間くらいで、壊れたつり橋。


壊れたつり橋

これが見えたならば、双六谷本谷へ。
ここで沢装備にチェンジ。右岸からは比較的大きな支流がきていた。
巨岩の本谷を少し行ったところで打込谷出合。
今回は、水量もここにしては比較的少なく、膝上くらいで徒渉できた。


徒渉中

調べてみるとここが核心のようだ。
渡ってすぐ上が出合である。打込谷も結構水量の多い谷だ。


出合付近

ここからはしばし巨岩をクリアしながら行く。
F1はよくわからなかったが、F2は大きな釜を持っておりすぐわかる。


F2

右岸から巻く。
次に登場は、湯檜曽の瀞を思わせる場所に着く。
湛える水はエメラルドグリーンできれいだ。


瀞とCS5m

瀞泳げば取り付ける様だが、それはパスし巻く。
しばらくは滝もなくゴーロをクリアしながら歩く。
やっとこさ、仙ノ淵滝に到着。


仙ノ淵滝

全容は見えないが、この滝は正面に見えるカンテに取り付いて登るようだ。
泳ぎたくないのでさっくり巻く(笑)
すぐに10mナメ滝。これは腰まで浸かって滝の左を登った。


10mナメ滝

その後、ゴーロを歩き右に屈曲したゴルジュへ。ここに大釜の滝がある。
これも右岸から巻き、懸垂1回で沢へ戻る。
これを過ぎるとようやく沢も開けてきて、笠の稜線が見え始める。


ナメ滝

インゼルを3つくらい行ったところで、すでに12時間オーバー。。。
時間の割には標高は稼げず、本日の目標の1800m付近へ来たので、ビバーク適地を探す。


笠の稜線

F師匠は元気だったが、私がヘロヘロだったので手短なところでビバーク。


ビバーク地

蒔きも豊富で人臭さがなくてよろしいところだ。
私は少し寝る。。。F師匠は焚き火していたら少しパラッときたらしい。
しかし、満天の星空の中、食事作って就寝する。爆睡・・・

第2日目

天候:晴れ時々曇り

昨夜の雨もパラッときたくらいで天候は安定している。
この日も行動時間長いので、3時起きして、食事を食べ明るくなったのを見計らって出発。
当初は、ゴーロだったが次第にナメが現れてくる。



ナメ滝を快適に登っていくと、後ろに中ノ俣岳が見えてきた。


中ノ俣岳(黒部五郎岳)



途中、赤ナメ地帯に入り、その少し上が二俣だ。


二俣

二俣もきれいなナメであった。右へ行く。
この先もナメ滝地帯で快適に行く。一部巻きを入れた滝もあるが概ね直登できる。
このあたりでも水量は多いほうである。





奥の二俣は、水量の多い左へ行ってみた。
その後、ナメの小滝などをクリアしていくと水の湧き出る壁に行き当たった。


最初の一滴

一滴というよりドボドボと出ていた。この水が冷え冷えでおいしい。
ここで水を補給し、涸滝などをあがる。


中ノ俣岳~双六岳

振り返れば、黒部源流の山々がきれいに見えた。
あとは岩棚を上がったり、ガレを行く。稜線見えるが一向に近づかず。


登山道から打込谷

やっと登山道に飛び出し、来た道を振り返る。
笠のテン場の少し下に出たようだ。
その向こうには槍が顔を出していた。


縦走路と槍

装備変換して、笠ヶ岳頂上を目指す。
先週と違い、天気よく縦走路が気持ちいい。


頂上と笠ヶ岳山荘


笠ヶ岳山荘

天気よく従業員の人たちがテラスで休憩していた。
このころから恐れていた高度障害出始める。


山頂

この日は天気もよく多くの人たちが山頂にいた。


播隆平

この日は先週見えなかった播隆平と池が見えた。
あとは下るのみ。しかし足が進まずずいぶん抜かれた。。。
抜戸岳登る少し前からガスが沸き始めた。


笠ヶ岳方面

杓子平からは急登の笠新道を一気に降りる。
2300m頃から高度障害も治り始め、スピード上がる。
ほぼ先週と同じペースで笠新道入口へ。そこからは多くの登山者を抜いてデポ下車のところへ。
実に11時間行動であった。
あとはちょいとしょぼい温泉で汗を流し、車を回収して飛騨牛で打ち上げとした。
やはり2泊が妥当な感じである。
アプローチが長いのと、打込谷下部は標高が稼げない。
後半のナメはきれいなものであった。北アルプスの沢のスケールの大きさはいいね。
そろそろ来月から南か~?






北ア南部・穴毛谷~笠ヶ岳(2898m)

2012年08月20日 | 沢登り
2012年8月19日

天候:朝;曇り時々晴れ
   昼;曇り時々雨
   夕;曇り

お盆休み第1弾、2弾とゆるゆる山行であった。
そこで締めはちょいとピリッと行きたいなと思い、頭の中にある数あるプランから選んでみた。
と言うことで、Walter Weston シリーズ第1弾、昔あった登山道シリーズ第3弾!
と勝手にシリーズ化して楽しんでおります。
Wakter Westonは、ご存じの通りJapanese Alpsを世界にその存在を知らしめた方です。
穴毛谷の初登は、1894年にこの一行が行ったとされています。
雪のある時期は恐怖の谷も、この時期には比較的安全に行くことが出来ます。
ただし、沢登りなどの技術やルーファイは必要です。

さて、前日は速攻に就寝し夜中に起床して一路新穂高温泉に向かいます。
ゆっくり準備していたので出発は5時過ぎになってしまいました。
かろうじてヘッデンはいらない感じです。
林道のゲートから15分ほどで左俣谷から穴毛谷の堰堤工事で使った橋があります。
そこを左へ。これが一番効率的に穴毛谷へ入れます。


林道と橋の分岐

橋を渡っていくと、第4堰堤に着きます。これはそのまま道を進みクリア。
ここで右岸に渡った方がいいかもしれません。その後が楽です。
この辺で沢装備に変換。


堰堤と一ノ沢

第3堰堤は倒木を使って越えます。第2堰堤は右の3級-程度の岩場を登りました。
第1堰堤は、ヤブ漕ぎ高巻きでした。
右岸に渡ればこれらは楽に歩いていけるでしょう。


穴毛谷始まり

始まりは、右岸台地に小屋があった所ら辺です。ここでスタートから1P。
ここで右岸へ渡り、ゴーロを行きます。徐々に廊下になっていきます。
後ろを振り向くと焼岳が朝日を浴びてきれいです。


朝日浴びる焼岳

次の1Pは、四ノ沢出合。この出合が一番でかいのでわかりやすい。


四ノ沢出合

右の谷が本谷である。


四ノ沢

四ノ沢右俣が、笠ヶ岳本峰へ行っている。
本谷方向へ行くと昔の登山道の名残のペンキの矢印があった。
#*

昔道の名残

四ノ沢を過ぎて少し行くと右手に大きな岩穴がある。
これがこの谷の名前の由来ともなった岩穴である。結構でかい。


岩穴

さて、五ノ沢も近づくと先程から見えていて嫌な感じの雪渓があった。
これは行けるか近づいてみなければわからない。


五ノ沢出合の雪渓

何とか左側がかろうじて行けそうだ。
アイゼンあれば上がれそうな所もあった。
左側のグズグズのガレを上がる。途中、雪渓をくぐるがいつ落ちてもおかしくないので速攻通過。
そこを通過すると五ノ沢に出る。


五ノ沢

五ノ沢を横断して、雪渓の際を下降し本谷へ下りるという感じで進む。


本谷と穴毛大滝

大滝が壁から落下している。その先に見えるガレ沢を行く。
このガレ沢をザイテンタールと言うそうだ。


穴毛大滝その1


穴毛大滝その2

ガレ沢は、非常に浮き岩多く慎重に登った。本当によく動くよ。


ガレ沢上部

これをほぼ最上部付近まで詰める。左の小尾根の行けそうな所から乗越。
ヤブを漕いでトラバース気味に行き下降すると草付きに出る。
ちょうど七ノ沢出合の上に出た。本谷は10m位の滝がかかっていた。
そのまま高巻いてしまおうかと思ったが、本谷に下りて七ノ沢を少し登り高巻く。
この滝は階段状で左壁行けそうであったが。


高巻き中に本谷方向

あとは小滝をいくつか越えて行くと杓子平のカール状草原に出た。


杓子平

ちょうど中腹部の登山道には多くの登山者が見られた。
ハイマツなどのヤブ漕ぎしないように少し行くと池があった。


杓子平の池

ここで一服。チングルマも咲き非常に気持ちの良い所であった。
そこから草地を上がると登山道にぶつかる。


チングルマ


笠新道

笠新道を上に行く。多くの方が下山して行った。
この先からがキツイ登りとなる。


抜戸岳への登り

この上で2800m近く。恐れていた高度障害が出始めた。
これが出るとなかなかスピードが出ないし、ツライのである。
それでもガスが出てきた中、縦走路を笠ヶ岳へ向かう。
当然、途中の各西の谷の偵察もしているが、ガスが出てきてままならない。
結構飽きてきた頃、テン場に出る。そしてそこからモレーンの中を行くと小屋が見えてきた。


笠ヶ岳山荘

この頃雨が降ってきた。幸いゴロゴロ君は来ていないので助かる。
雨具を着て山頂へ向かう。


小屋から見た山頂


山頂の祠


山頂

やっとこさ山頂である。一人きりなので一通り撮影してすぐに下山する。
時間も13時前なので簡単に小屋のところで休憩してから出発する。
先ほど一張りもなかったテントも続々と到着して3張り張ってあった。
沢のツメまでは順調であったが、高度障害出始めてからは遅々として進まず。。。
薬飲んで高度を下げてきた頃には少しは調子も出てきたが。


ミヤマトリカブト

縦走路では多くの登山者とすれ違う。
下山者は私が最終便であるが、杓子平で夫婦に追いついた。
あとは飽きる下山路をひたすら下りる。
17時半にやっと林道に飛び出した。実に12時間行動であった。


笠新道入口

おいしい水をここでいただき、林道を行く。
18時前に多くのおじさんおばさんとすれ違う。この時間に行く所はワサビ平小屋か?
18時過ぎにやっと車の所へ。久々に12時間オーバーのキツイ山行となった。
やはり笠は日帰りキツイね~
帰路は平湯の森で汗を流し、片付けもせずにバタンキューのピリッとした山行でした。

さて、今週も仕事ガンバって今度は西面の沢か~
あと、笠谷行けば播隆上人シリーズも出来るか!?それも企画してみよう。






木曽・王滝川鈴ヶ沢東股

2012年07月31日 | 沢登り
2012年7月29日

天候:晴れ時々曇り
メンバー:SK隊長、あーさん

3日間も常念にいたので、下界は暑い暑い。
早速水浴びに出かける。今年は暑い日が続くが、こういう時は沢である。
塩尻に集合し、車2台で御嶽へ。
本当は中股下降したかったが、時間もかかるだろうから5年前と同じく田の原へ
ツメあげることにした。
田の原へ行くと、これまた凄い台数の車。
皆さん御嶽山へ登山のようだ。中京方面のナンバーが多い。


田の原駐車場末端

末端まで車いっぱいでまだ続々と来る。


御嶽山

車をデポし、入山口へ。途中道間違えるが、無事到着。
車がすでに2台あった。しかしこの車、おもいっきりゲート前に停めてある。
これはいかがなものかと思う。特に右の三重ナンバーは。
それはさておき、早速出発。
林道を20分ほど行くと三沢橋につく。
そこから沢におり、二俣。


東股と中股

右の東股へ行く。早速、滝が次々と現れる。


F1





お手頃な滝多く、たまに直登出来なくてもしっかりとした巻きがある。


スダレ状


ナメ

ナメも多く、飽きることはない。


CS

1時間も行くと頭上に林道の橋が架かる。
そこから少しで30m大滝である。


30m大滝

1段目はあっさり上がり、その上は左の巻きを行く。
前来た時よりしっかりしているように感じる。グズグズはグズグズだけど。


巻きにかかる

20分ほどで巻き上がり、スライダー状の滝を越えていく。



このような滝が多い。たまにウオータースライダー。



気温も高いので気持ちよし。
きれいなトロあり、深い釜ありミニゴルジュありで楽しい。








この滝は右を巻く




名物:入口のない釜

この後もスライダー状、斜瀑など続く。







途中洞穴がありそれを越えてしばし行くとハングした崖に突き当たる。
ここが終点である。


直瀑30m

とあるが、水は流れておらず、ただの崖である。
以前ここからすぐに巻きにかかったが、今回はどう行くかを見極めようと行ってみる。
少し沢を下降して左岸のスラブが見える所を上がるのがいい。
岩壁基部を行くと登りやすいところがある。これが小尾根の岩壁末端でここを越えて反対の沢に下りる。


ツメの沢

鬱蒼としており暗いが、涸棚多く楽しく登っていける。
途中、方向間違わないようにしていくと、ガードレールが遥か頭上に見える。
これをツメあげて道路に出る。


ガードレール手前

ちょっときつい所であるが、一踏ん張りである。
道路に出て3分くらいでデポ車の所へ。
すでに多くの車が下山していた。帰りは、ダート道の奥にある王滝の湯へ。
疲れを癒し、お互い帰路につく。
長丁場であったが、いろいろ勉強になったことと思う。





谷川・白毛門沢(中途)&高倉沢左俣~高倉山(1498m)

2012年07月06日 | 沢登り
2012年6月30日

天候:曇り時々晴れ
メンバー:Yuky

この土曜日は、天気良さそうであったのでどこ行こうかと思案した結果、
谷川方面へ行ってみようと思った。
昨シーズンは雪も多かったので、雪渓の状態が懸念もされたが。。。
早朝、出発して8時前くらいに到着。
駐車場はすでに多くの車が停まっていた。
山はどこも七合目くらいまで雲がかかっていたが、太陽も顔を出しそうな気配だったので、
準備して東黒沢へ。
ここいつ来てもナメがきれいである。


最初のナメ

最初のナメを過ぎ沢が左へ屈曲した先が、ハナゲの滝だ。


ハナゲの滝

右岸にしっかりした巻き道があるが、滝が屈曲する所まで上がって少し巻く。
この巻きどうもシャワークライミングなどで遊びに来る方々がよく使っているみたいで、
以前よりしっかりしてきたように思う。その昔は登山道のようであるが。
ハナゲを過ぎてもナメ滝がありきれいだ。





大岩がある滝を過ぎると東黒沢本流と白毛門沢の二俣だ。


二俣

左の白毛門沢へ行く。何か水が冷たいような。。。



少し上がると雪渓の残骸が現れた。



1P目の休憩入れて、これは怪しいと進むと巨大ブロック登場。
枝沢の雪渓の厚み見ると10mは越えようかという高さであった。
季節風に飛ばされた雪が蓄積し、春にデブリが出てこのような積雪になったのであろう。


雪渓登場

しばらく上までありそうで、状態も悪そうなのでここで下ることにする。


少しお昼寝(笑)

とりあえず時間も早いので下降して駐車場に戻り今後について検討する。
よい沢下降の練習になった。
途中、シャワークライミングというか水遊びの集団がわんさか。。。


沢遊びの皆さん

仰向けで滝滑り楽しんだりしていた。

さて、いろいろ検討した結果、手短な高倉沢へ行くことにした。
ここ、08年9月に右俣へ行ったので、今回は左俣へ行ってみる。
土合駅前に車を停め、トンネル一つくぐったところで湯檜曽川へ。
ここから少し下流へ行った対岸が高倉沢であったが、何を血迷ったか少し上流へ行きウロウロしてしまった。
それでも何とかたどり着き早速本日二度目の入渓。
小滝を行く。


入渓当初


最初の10m

左を上がる。ここでようやく以前の記憶が蘇ってきた。
その上もFIXのある10m位の滝



この滝を越えるとゴーロとなり二俣に着く。


二俣

左の小滝の方へ行く。
小滝をいくつか越していくと4m、15mがある。


4m、15m

15mは右の方へ屈曲している。左30mと書いてある本もあるが、この30は滝っぽくなくただのスラブという感じ。
この15は、右からまとめて巻く。
またいくつか小滝越すと上がハングした8mが出てくる。


8m

ここは左の細かいホールドのスラブを上がり、草付きを右へトラバース。
これを越えたら、案の定雪渓登場。
しかし先の雪渓に比べたらしっかりしていたのでこれを慎重に突破。


雪渓

雪渓が最初の二俣は過ぎて末端のもう1本上の二俣を左に行ってみた。
涸棚2つ越えるが2つ目が意外としょっぱかった。
その後、傾斜が増して源頭も近いかと途中左の小尾根に取り付く。


源頭部

これが失敗で、少し早く取り付きすぎた。
だいぶご機嫌なヤブ漕ぎを強いられ、いくら行っても着きそうにない。
何とかロープウェイ間に合えばという時間になってきた。
1時間以上ヤブ漕いだか。やっと登山道に出た。
ここはあまり早く尾根に上がろうとしない方がよい。


登山道からみなかみ町


高倉山山頂


谷川岳


白毛門、朝日岳方面

山頂で1630。あと30分でロープウェイ最終なので小走りに行くと、15分で駅に着いた。
谷川岳からの登山者に奇異な目で見られながらほっと一息ロープウェイに乗り込む。
しかし最後のツメは久々に修行だったと反省会しながら、湯テルメへ行き疲れを癒す。
日曜はどうも天気がよろしくないということで、信州へ引き返すことにした。

鈴鹿・朝明川流レ谷~釈迦ヶ岳(1097.1m)

2012年06月10日 | 沢登り
2012年6月10日

天候:晴れのち曇り(稜線:ガス&強風)
メンバー:あーさん

土曜日は全国的に天候良くなく、当初計画していた「板納め計画」も断念した。
日曜はと言うと、太平洋側の東海地方が良さげ。
それでは、「2012シーズン沢初め\(^o^)/」とした。
あーさんとは、愛知で待ち合わせ。
泊まりは道の駅車泊としたので、その分贅沢しようと松阪牛を食す。
うまかったな~v

道の駅にて起床したら山ヤさんだらけであった。
そして、当初計画していた鈴鹿の名渓と言われている元越谷へ向かう。
稜線上は厚い雲に覆われている。
鈴鹿スカイラインを滋賀県側に行くと、案の定天気はいまいち。
とりあえず、後学のために林道駐車地点まで行ってみる。
気温も低いしたまにパラパラと来ていたので、撤収し三重県側へ。
こちらはバッチリ晴れている。少し風は強いが。。。
朝明渓谷に入り、流谷バス停のところで車を停める。


バス停

ここから橋を渡った流レ谷の左岸の林道を行く。
堰堤があるが3つ目だったか、そこで準備し、その上の堰堤を右から越して入渓。
当初は平凡な河原である。


入渓当初

その先に2mから始まり滝が現れてくる。


8m

花崗岩でフリクションも効き登りやすい。
その先の10mは、左から巻いた。


10m

この沢は3~4カ所巻いただけであとは直登出来た。
10mを越えると平凡な河原となりしばし行くと正面に10m位のいい滝がかかる二俣。
このいい滝は登っては行けない(笑)本流は、薄暗い右である。


二俣

この先も5,10,3,5mと続くが流芯突破したりして快適に行く。
暑かったので濡れて気持ちよかった。


10m


4mCS


シャワークライム

この後、また二俣のようになるが、ここは左に直角に曲がる。
その後も次々と快適に小滝を超えていく。





その奥で水流も細くなってきた頃、大岩がある奥の二俣に着く。


奥の二俣

これは右に行く。すぐに4mがある。右壁登れそうであったが、巻いてしまった。
その後いよいよ水流は細くなり、涸れてくる。


最後の4m

上部は、俣があったら右に行った。


ツメ

ガレを詰めて途中右の小尾根に上がって行くが大ガレ地帯に阻まれ左のザレた所を行くと登山道に出た。
あーさんにツメのいろいろなこと教えるの忘れていてだいぶ苦労させてしまった。
が、しかしヤブも薄くサクサク行けたので今後のいい勉強になったと思う。


登山道出た所

登山道を左へ行き、釈迦ヶ岳を目指す。
稜線に出るとガスっているわ、強風だわで沢の中とは大違いであった。


釈迦ヶ岳最高点手前

最後の急登を登ると釈迦ヶ岳最高点に出た。


釈迦ヶ岳最高点

三角点は、その先である。もうちょいと行ってみる。


釈迦ヶ岳三角点(1092m)

ここで沢靴など脱いでいると、縦走で来たと思われる30名くらいの団体さんが来た。
あーさんはまだ来なかったが、知らないうちにその中に紛れていた(笑)
ここも強風でのんびりしていられない。
準備でき次第下山する。
あとは快適に松尾尾根登山道を下り、駐車地点から200m位下に出て終了。
下界は暑い。。。
すぐさま車を取りに行き、片岡温泉で疲れをとる。
この温泉、源泉かけ流しでアルカリ性単純泉。いいお湯であったがちょいと混んでいた。
途中腹ごしらえをして、高速を帰路につく。

沢初めにはいい沢であった。初級者にはいい課題の沢である。
山頂まで3時間ちょっと。下りも1時間半とお手頃である。
次回は行きそびれた元越谷あたり行きたいな~

飛騨・高原川沢上谷(秋)

2011年10月18日 | 沢登り
2011年10月16日

天候:曇りのち晴れ
メンバー:あーさん

長期出張で東北に行っていた。三連休もなしに・・・
600km近く運転して疲れもあったが、山へ行きたい。
あーさんリクエストにより秋の沢上谷へ行ってみた。

松本から行くと梓川沿いを平湯に向かって行くが、周りの山はきれいに紅葉していた。
平湯もきれいであった。北アルプスの峰々は、雲がかかっていた。
平湯から栃尾温泉方面へ標高を落としていくとそんなに紅葉していない。
入渓口もまだ早い感じである。しかし、いつものように車デポしに行くと
上部はきれいに紅葉していた。期待出来る。
時間も遅かったので今回は枝沢に寄らずに本谷をつめる。


下部のナメ

下は案の定、まだ緑。この時期にしては水温が高いのは助かる。
水量は前日の雨の影響で少し多いか。
小滝のヘツリであーさん足滑らせ釜へ落ちる。
結構深いので泳いでいた(笑)
この時期、北向のこの谷は陽が当たるのが遅い。
1Pで大滝に到着したが、まだ陽は当たっていない。


蓑谷大滝

ここで沢装備でないおじさんとおばさんに会う。
話を聞くとこの上に1軒あるお宅の方々とのこと。それで納得。
この沢の歴史を知っているおじさんにいろいろ伺う。勉強になった。
さて、大滝上はご覧のように紅葉している。期待大。


高巻きより大滝

いつものように高巻き、下降点へ行くと若者がいた。
先行パーティーのようだ。
こちらも滑りやすい斜面を慎重に下る。
大滝上は見事に紅葉していた。


大滝上

ここから本日のイベント、ナメと紅葉である。


小滝の手前

紅葉の中、ナメをヒタヒタ。いいねー
小滝を登ると先ほどの青年達が休んでいた。







小滝上もいい感じ~



今シーズン締めの沢となるであろう。
昨シーズンも紅葉の沢で締めくくれた。そして、今年も。
何とも言い難いすばらしい沢旅であった。
さて、あとは雪待ちか~