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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北上山地・早池峰山(1917m)

2009年08月16日 | 山歩き
2009年8月11日(火)

天候:晴れのち曇り
コース:河原坊~山頂~小田越~河原坊

快適なうすゆき山荘を後に河原坊登山口へ向かう。


うすゆき山荘

私のいつものパターンだと、沢筋のバリエーションから山頂と思ったが、
奥鳥沢を見たところ上はガレガレで記録見てもいまいちなので
河原坊からコメガモリ沢沿いの一般ルートから行った。
河原坊駐車場にはもうすでに上がった人、これからの人などの
多くの車が止まっている。
さすが百名山。←あまりこれすきではないが・・・・


河原坊登山口

沢の左岸沿いから何回か徒渉しながら上がると、途中左俣へ入り
中間尾根に取り付く。ここが結構な急登でお花を見ながらガンバ!
ヤマハハコやヒメシャジンなどきれいである。
そしてこの山のメインと言ったら、ハヤチネウスユキソウである。


ハヤチネウスユキソウ

ちょっとわかりにくいが、旬を過ぎたものである。
この時期だとちょっと遅いが、人も少なくいいかもしれない。
岩場の急登を頑張ると直で山頂に飛び出す。
晴れていて気持ちいい。下界は雲海で見えないが、天気に恵まれた。



山頂と山頂の避難小屋である。
山頂には早池峰神社の奥社があり、いろいろ祀ってある。
小屋は快適そうで、高山植物パトロールのおじさんが泊まっていた。
軽く食事をして下山。御田植場と言うちょっとした台地の木道を行き、
小田越の登山道へ。
このルートが一般的のようだ。多くの人が上がってくる。
途中八合目に長いハシゴ場がある。


ハシゴ場

ここを過ぎたら、雲の中へ。小田越はコルになっておりその稜線上は
雲の通り道だ。
途中雨も降るが、雲の中だから仕方ない。
樹林帯に入り、少し行くと小田越山荘の建つところへ出た。
ここは駐車場がない。しかし不届きものが路駐をしていた。
そしてつまらない舗装された林道を20分。
河原坊へ到着。この時点でほぼ満車状態であった。
しかも全国のナンバーが・・・
近くに温泉がないので、花巻まで下りてから花巻温泉奥の台温泉へ。
こぢんまりしたいい温泉であった。

この日に仙台の大行沢予定であったが、予定が1日ずれ込んだため
当初の予定通り、那須高原へ行く。
那須はもう東北ではないが・・・

雲ノ平周辺

2009年07月20日 | 山歩き
2009年7月16日~18日

メンバー:Ryo

第1日目
天候:晴れのち雨
コース:折立~太郎平~薬師沢小屋~雲ノ平

天気予報はあまりよい予報でなかったが、とりあえず行ってみましょうと夜中に安房経由で折立へ。
有峰林道は6時オープンなので、ゲート手前で少し仮眠。
折立出発は、7時であった。
天候は意外と良く、気分もいい。
樹林の登山道を抜けると、ニッコウキスゲの湿原が広がっていた。


ニッコウキスゲ

有峰湖や富山平野も眼下に見える。
気温も高くなく快適に木道を行くと五光岩付近で弥陀ヶ原から立山、剱がきれいに見えた。


剱・立山方面

11時前に太郎平着。
水晶から黒五と大展望である。人も少なくていい。


チングルマお花畑


太郎平小屋

中休止を取って薬師沢へ向かう。
ガレの斜面を下ると薬師沢右岸上にある木道を行く。
途中キヌガサソウやニッコウキスゲのお花畑がある。


キヌガサソウ

約2時間で薬師沢小屋へ。
ここで何故か山中よりホラ貝の音が・・・
休憩していると、行者さんが下りてきた。大峰の方だそうだ。
小さい法螺貝を吹かせてもらう。
さて、雲ノ平への急登へ。
ここいつ来ても思うがダイブいい急登である。
やっとも思いで、雲ノ平の木道へ出る。
この頃から雲行きも怪しくなってくる。
先行のおじさん二人はそろそろ着いているであろう。
木道途中で一服して先を急ぐ。
雨がポタポタきた頃、雲ノ平小屋へ到着。
小屋の主人、伊藤さんとは3年ぶりに会う。あとNさんにも。
二人とも元気そうであった。
今日のお客は、私達と先行の地元のおじさん二人。
夕食時は富山の話しに盛り上がった。
夕食後外を見ると、雨も上がり水晶がきれいに見える。
明日の天気を心配しながら寝る。
雷など凄かったようであるが、爆睡で気づかず・・・

第2日目
天候:雨一時晴れ
コース:雲ノ平~高天原~雲ノ平

雷雲が収まった頃、富山の方々は出発。
黒五まで行くようだ。


小屋前にて
 
私はと言うと、高天原泊まりにしようかと思ったが、帰りの大東新道は
この調子だと通れそうもないので、雲ノ平連泊でお風呂だけ入りに行く。
ちなみに、雲ノ平小屋は8月で小屋を閉め、取り壊し。
新築予定である。今の小屋はもうすぐ終わりですよー
いい味のある小屋です。


雲ノ平小屋

雲ノ平から雪渓などを歩き、奥スイス庭園へ。
雨降りの散策もいいものです。


奥スイス庭園
 
整備された森の道などを下っていくと、高天原峠に着きます。
少し休憩して、ほぼ沢と化している登山道を行くと、岩苔小谷に出合、
そこからすぐに、高天原へ飛び出します。


高天原

ここはいつ来てもいい。
そして今にも潰れそうな小屋もいい。


高天原山荘

小屋で親父さんに一声かけ、温泉に向かいます。
15分くらいで到着。
この頃、ちょうど雲が割れて晴れ間が出ました。
温泉にいる1時間ちょっとずっと晴れてくれました。
この温泉に数年前に入って以来、山温泉にはまりました。
適温で最高のお風呂です。
左岸に自然のままの風呂が二つと右岸に脱衣付の風呂が3つ。
人もいないので全て入りました。


高天原温泉(女子風呂)


高天原温泉(女子露天風呂)


高天原温泉(左岸風呂)

13時過ぎに出発。
汗をかかないようのんびり雲ノ平へ戻ります。
小屋は12名の団体さんがいました。山口から来たとのこと。
今日は従業員の方と食事をしてその後、山で使える?救急法を伝授しました。
そして爆睡・・・


第3日目
天候:雨のち曇り
コース:雲ノ平~薬師沢~太郎平~折立

今日も朝から雨降り・・・
まあ今日は帰るだけなので7時半に出発。
最初の急登は、ほとんど沢!
いい沢下りです。(沢ヤにとっては・・・)
こんな中でも結構な人が上がってきます。
薬師沢に着くと黒部本流がいい感じで増水してます。


薬師沢出合

Ryoさんも快調に歩き、太郎には昼に着。
きれいなトイレで雨をしのぎながらお食事。
止まっていると寒いので、食事もそこそこに出発。
太郎を出て30分くらいで雨も上がってきて、富山平野がきれいに見えた。


富山平野と富山湾

三角点で休憩して1Pで折立に着く。
やはり天気がよくないので珍しく折立の駐車場は空いていた。
いつも立ち寄る白樺はいつ出でお風呂に入り、帰路につく。

今回も天気はいまいちだったが、いい山旅でした。
来シーズン以降の新築された雲ノ平小屋が楽しみである。

奥武蔵・二子山西岳(1165.6m)

2009年05月31日 | 山歩き
2009年5月31日(日)

天候:曇りのち雨
メンバー:F師匠、SK隊長

久しぶりの3メンバー顔合わせで、二子山中央稜行こうと計画。
しかし、天候芳しくなく偵察にとりあえず行った。

十石峠を越え、群馬県は上野村へ。そこから299号を走り、志賀坂峠を
越え、林道に入り登山口。
ここは、10台は止められるだろうか。
天候はガスっていてよろしくないも行くだけ行ってみる。
登山口のカウンターを一人ずつ押し、股峠へ。
ちなみに私は、171番だった。


股峠の標識

10分くらいで峠に着く。そこから少し下ってトラバースしていくと
祠のあるエリアである。


祠エリア

真ん中に何ともいえぬ岩が・・・でかい!!
このエリアも石灰岩特有のすばらしい壁で、5.11~が主体。
私どもには手に負えないものである。
一番右は、10で行けそう。
シミだしと昨日来の雨で濡れている。当然と言えば当然か。
まあ今日は偵察程度に・・・
さて、ここから道を奥へ。とりあえずローソク岩を目指してみる。
看板があり、そこから上がると着いた。
ヤブ濃く、濡れ濡れ・・・
ローソク岩からトラバース道を少し戻ると今日目指していた中央稜だ。
なんか1P目はヤブっぽいと言うか、高巻きの道のようである。
とりあえず確認は終わり山頂を目指す。
股峠に戻り、ここから登山道へ。
途中、上級者道と通常の登山道が分岐。
上級者道とは???
行ってみる。
急登を少し上がると岩っぽくなってきてちょっとしたクライミングである。
だいぶ立っているし、これはハイカーには危ない!



私どもはサクサク行ったが、どうかと思う。
そしてまた急登を上がると、稜線へ出る。そこを左へ行くと中央稜終了点かな?
稜線を行くことしばし。山頂に着いた。
雨は降っていなかったが、ガスがあり展望はきかない・・・


山頂にて

あとは泥で滑る通常登山道を帰る。
駐車場に着いた頃雨が降り出した・・・
そして、ついでなので理事長岩などを見物。
上野村の温泉に浸かり、帰路につく。いい温泉やったV
秋にでもリベンジですな!

北ア前衛・有明山(2268m)

2009年05月25日 | 山歩き
2009年5月25日(月)

天候:曇りのち晴れ

この2週間休みなしであった・・・
ストレスも溜まる。
ということで、体力トレーニングがてら有明山へ行った。
この山、登山道を登るのは初めてである。
いつもは、沢経由で行っていたのである。

天候が回復傾向で昼には晴れ間も出るでしょうということで
ゆっくりめの出発。それでも有明荘には7時過ぎに着いた。
早速、1ピッチ目から急登である。
お隣の合戦尾根よりよっぽど急登
途中、ピンクのシャクナゲが癒してくれる。
白のシャクナゲはまだのようだ。
後ろを振り向くとガスの切れ間から表銀座の稜線が見える。
まだ充分の雪で、きれいである。

そうこうしていると3時間で山頂へ。
意外と早く着いた。
一人っきりの山頂ではラーメン食べたり、お茶飲んだり。
山頂に着く前には太陽も出てきてポカポカ。
餓鬼岳、鹿嶋槍などきれいに見えた。
あまりのポカポカに眠気が出て、小1時間も寝ただろうか。
時間を見ると、13時近くに。

あとは来た道を下り、お気に入りの有明温泉の大露天風呂へ。
さすが平日で、当初は貸切状態で満足であった。
あの急登はよいトレーニングとなる。

なお、本日は間抜けなことにカメラを忘れ、写真なしである

黒斑山(2404m)

2009年05月10日 | 山歩き
2009年5月9日(土)

天候:ピーカン
メンバー:RYO

どうも連休後半から天候悪く、ようやく晴れたという感じ。
早速、お山へ。
今回は、先ほど登山規制から解禁となった黒斑へ。

車で車坂峠まで上がる。もうここで標高は2000m。
だけど、そんなに寒くなくいい感じ。
一昨年の11月にオープンのきれいなビジターセンターがあってびっくり!
ここは後ほど寄るとして、表コースを行く。
駐車場は既に7台止まっており早々に入山した人もいるみたい。
他に3台あり準備中。ほぼ一緒のスタートとなる。

当初は雪無いものの最初の下りから雪登場。
それから高度あげて、日陰は大体雪あり。
人が多く入山しているのでステップあり楽ちん。
途中景色のきれいな開けたところで休憩を入れる。
八ヶ岳もモヤがかかったように霞んでる。下界の温度が上がっているのであろう。
避難小屋を過ぎると、浅間本峰が顔を出す。
RYOさん、初浅間に感動!?
そうこうしているうちに、トーミの頭へ。
ここで一息。
そして、雪の詰まった登山道を一登りで山頂へ。
山頂も暖かく、お茶を沸かして浅間眺めながら、しばし黄昏れる・・・
1時間もいただろうか、心身共にリフレッシュして下山開始。
帰りは、中コースを行く。
ここほぼ雪あり。当初グサグサだったが、途中樹林帯は凍っていてちょいと危ない。
気をつけながら行くと1時間ほどで駐車場へ。

ビジターセンターをのぞき、中のカフェでソフトクリーム買って車へ。
今日の温泉は、行ったことのなかった浅間山荘へ行く。
ここ鉄分強いので茶色のお湯でいい感じ。ただし、タオルなどはすぐ色が付く。
何回か洗濯すれば取れるけどね。
当初貸切状態であったが、おっちゃん4人来て賑やかとなる。
すぐに出て、浅間登山口を偵察してみた。
なかなかよさげ。今度ここから行ってみたいなーと思う。

よい温泉であった。この辺来たらまた来よう。
あとはコンビニでコーラ買って帰路につくのでした。

金松寺山(1625m)・天狗岩(1964m)

2009年03月25日 | 山歩き
2009年3月24日(火)

天候:ピーカン
メンバー:ソロ

このところ、記録書くのがどうも翌日以降になってしまっています。
年かな~当日はよっぽど元気でないと書けないのが現状でして・・・

24日はお休みとり、結構ご近所の金松寺山へ行ってみた。
近すぎていつでも行けるやと思って、なかなか行けずじまいだったのだ。
久々に歩きもいいかなとも。

朝はちょっとゆっくりめに起きて、8時に登山口。
当初、登山口へ行く入り口がわからずウロウロ・・・
林道止めの下に車を止めます。
ここからしばし林道歩き。MTB持ってくればと今になって思う。
林道から金松寺山が見える。



ネコヤナギも少し芽が出てきれい。ふきのとうも出始め、春気分。
40分くらいで林道終点。ここから山道となります。
鉄塔が上にあったので巡視路かと。
しばし上がると、鹿除け柵の扉が出てくる。
計6つはあったかな。開けたらちゃんと閉めよう!
そのうちにジグを切るように急斜面を上がる。この辺、檜の林だ。
檜街道とでも言おうか・・・



檜街道を抜けると松本平がきれいに見える。
このあたりから雪が道を覆うようになってきた。
朝なのでちょっと凍っていて恐いところも。
「枝垂れ唐松」がありそこを過ぎると、天狗岩へのトラバース道分岐。
左へ入り少し行くとベンチがあり東側の展望が開けている。
八ヶ岳はじめ浅間山、遠く富士も望める。
そこからすぐで金松山山頂。
ベンチあるが展望はいまいちである。この手前がいいだろう。



ここまで来てまだまだ元気だったので、天狗岩まで行ってみようと思う。
山頂から西へ向かう。少し行くと天狗岩の山頂が見える。



ご覧の通りこのあたりは雪がついており、時たまズボッといく・・・
雪道の歩き方も少し下手になったか~?
1時間くらいで天狗岩山頂へ。
山頂へ至までも展望は良好で、ここまでは来るべきかな。



横に大滝山、常念が見える。北は火打から北信五岳。中央に南と景色は最高!
しかしここは何と言っても奥穂がより大きく見える。




ちょっと風もあったがここでお昼をとる。
よく考えたら標高差1100mは来ている。我ながら感心?
下りはズボッといきながらもサクサク下る。
林道脇のふきのとうをいただいて、この日はふきみそで春を満喫する。
今日のお風呂は久々に展望のよい清水高原へ。
貸切状態で展望を楽しみながら、疲れをとるも
休憩所ではお疲れで爆睡して、帰路についたのでした。

近くてよき山発見!と言う感じの山旅でした。
これから山菜が楽しみじゃ~