ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

奥武蔵・日和田山 岩登り教室

2015年07月13日 | クライミング
2015年7月11日(土)

天候:晴れ

この日は夕方から東京で用事であるが、午前中時間が空いたので、先週沢行ったK夫妻の初外岩をやるべく
初心者岩として関東のメジャーどころのここへやってきた。
私自身はここ初めてである。
アプローチは、本とかに載っているものでなく、独自のルートで。15分くらいのところである。
お初だったので、ちょっと冒険もしたが。。。
大汗かいて、到着。時間も早かったせいもあって、まだお二方しかいなかった。


女岩


男岩

まだ昨日までの雨の影響からか、濡れている部分も多かった。
比較的乾いてそうな女岩南面へ。


女岩南面

下部少し濡れていたが、沢ヤにはあまり関係ない。
トップロープ張って、結び方各種、ビレーの仕方などもろもろやって、登ってもらう。


ハーネスへの結び方

お隣の西面には、ソロの方が仕掛けを作っておられた。


女岩西面

早速登ってもらいましょう。グレードはそんなに高くないのでサクッと行けるでしょう。





お互いビレーしたりしながら、何本か登っているうちに続々と人が現れ、男岩はロープ簾状態(笑)
ここ来たらこれ見なければという感じでしょ


男岩北面 簾状態


男岩北面登るクライマーさん

高齢者が多かったような。山もそうですが、この年代みなさん元気ですね~
私もほぼ仲間入りですけど。。。

さて、K夫妻これでトップロープクライミングはマスターされたでしょう。
最後に支点の所で、支点の作り方やって帰ります。

日比谷野音に向けレッツゴー!!

東北沢旅第1弾 安達太良・烏川左俣~安達太良山(1699.6m)

2015年07月08日 | 沢登り
2015年7月5日(日)

天候:曇りのち雨

そういえば、雪のない時期にこの山登っていないな~と今回は烏川左俣を選択。
あまり難しい所もなさそうで、今回のメンバーにはちょうどいいかもしれない。

さて、昨夜はというと、いつものごとく、久々に飲んでしまった時には宴会途中でコロッといってしまった。


お世話になりました

皆さん盛り上がったようであるが、朝の集合にはキッチリ集合し、あだたら高原スキー場へ。
曇り空であるが、そこそこの登山者がいるようである。


駐車場

奥岳登山口から自然遊歩道へ進む。





程なく渡る橋から入渓する。
昨日は赤ナメ、今日は黒ナメという感じである。入渓場所からはちょっと陰鬱な雰囲気もあるが、コケが綺麗だ。



当初はしばらく左右どちらかの上を遊歩道がある。





この滝は右の遊歩道から巻いた。この滝の本流左の水線2本は地面から湧き出ていた。
この上にはナメ登場する。




ダンナ様がフォロー



この滝は右から。





釜も深く一カ所泳いでみた。天気は?だが水温は高くていい。



配水管が上を通っている手前で遊歩道とは離れる。



その上もナメは続く。









徐々にゴーロとなると左右の木々が邪魔をしてくる。



ゴーロの小滝と左右の木々を避けながら行くと二俣


右俣


左俣

今回は左俣へ。この先に大滝があるはずだ。
ヤブっぽい沢を上がって行くと急に天空が開ける。そこに30m大滝。


大滝


沢ガール?ズ

階段状になっており、サクサク上がって行く。




上部

上部は少し立っているが問題なし。


上から見た所

その後は、ヤブっぽい沢を上がる。お花が救いだ。











地形図上で水線が切れる辺りの奥の二俣で左へ。そこ入ってすぐの左のルンゼに入る。
根曲りのヤブを漕いでいくと仙女平分岐へ飛び出した。
登山者の方がちょっと驚かれていた。すみません。クマではありません。


分岐標識

ここに荷物デポして山頂へ向かう。





何て歩きやすいんでしょう。
途中、沢の源頭部を右に見る。


源頭部

乳首が見えてきた。


乳首(山頂)

たまにガスで隠れるが、雨はまだ降ってこない。
多くの人たちとすれ違ったが、山頂には2,3パーティー


山頂標識

乳首に上がってみる。


山頂

残念ながら眺望は得られなかったが、雪のない山頂にやっと上がれた。


記念撮影

肌寒いのでトッとと下山。ロープウェイ山頂駅を過ぎた辺りから雨が降り出した。
ゲレンデに下りる頃には本降りに。沢装備なので大したことないが、泥で滑ること滑ること。
お尻とザックがドロドロとなってしまった。
駐車場はまだ多くの車もあった。ドロドロを着替えて、体が冷えたので岳温泉へ。
岳の湯と違う所へ初めて行った。温まる。
その後、食事反省会をして解散し、一路信州へ戻った。

沢から山頂って、やはりスッキリしていていいですね~
安達太良周辺はそんなに難しくない沢が多いので、また違う経路で行ってみたい。
お疲れ様でした。大勢でガヤガヤと楽しかったですね~また行きましょう。








東北沢旅第1弾 吾妻・前川大滝沢(大滝まで)

2015年07月08日 | 沢登り
2015年7月4日(土)

天候:雨のち曇り

今年はまだ小笠原高気圧の勢力が弱いためか、前線が南に停滞しがちだ。
今回、少し前線が北上しそうなので、東北へ。
前から行きたかった、吾妻の沢へ行ってみた。
参加メンバーは、十石でお世話になっているK夫妻といつものメンバー。
初心者が3名であるが、何とかなるだろうといってみた。

金曜に我が家集合し、一路米沢へ。K夫妻とは、現地合流。
宿泊は、ここも前から来たかった奥羽本線峠駅。
ここ行くまでも国道から山道で奥深く行く感じである。


峠駅1


峠駅駐車場

車は何台か停まっていたが、泊まったのは我々だけであった。


外看板

4時間くらいであったが、貨物とかで起こされることなく爆睡。
5時半に駅の電気は自動点灯であった。
食事軽くとって、滑川橋先の駐車地へ。ここ5台くらい停まれる感じだ。
ここへ来て雨がいい感じで降ってきた。しかし、そんなに続かないだろうと入渓



ここから下りたり、橋のたもとから下りたりするパーティーがいるようだが、
我々は下へ行く道路から、橋下のナメ滝上に下りた。スッキリしている。


橋下ナメ滝上

ちなみに私は、事前にあまりネットで情報はとらない。
その時その時の状況判断が、実力をつけて行くであろうと考える。今回は本は見た。
帰ってきて情報とってみるとなるほどと思うことも多い。それが次に繋がるのである。

と話はずれてしまったが、元に戻す。

沢はすでに赤ナメが綺麗である。


橋下

橋をくぐると、左は滑川温泉へ。本流は右。


出合付近

その上で巨岩が少しあるが問題なし。すぐにF1 2段15mである。
左壁を登り、バンドを右にトラバース。
一カ所少し岩が出ている所があり、ボルトが1本あった。
今回、超初心者さんおられたので、ロープ出す。
さて、ここから水流左を行くが上部で細かいホールドと一手ない所がありフリクションで行こうとするが、
うすうすフェルトが滑る。一旦、クライムダウンして検討する。
右からトラバースで行くか左を高巻くか?
右からトラバースがいいかなと思ったが、高巻きがいいとの意見で行ってみた。
最初、左壁を左へトラバース気味に行き草付きを直上。
右上の灌木に残置あり、そこからロープ出す。草付きは滑りやすい。


左岸の支沢からのナメ滝

そこから右にトラバースすると灌木に懸垂残置のスリング。かけ直して懸垂。
30mロープだと少し沢床へ足りないが、足場がしっかりしている所へ下りるので問題なし。


懸垂地点

草付きの上にいる時に15名くらいの大パーティーがF1を通過して行った。
この巻きでだいぶ時間食った。皆さんには懸垂などのいい訓練にはなったが。
さて、この先のナメが素晴らしい。





ひたひたと赤ナメを行く。






ポットホール





沢が左に曲がる辺りから、上の登山道へ上がれる道がある。


その付近

ここを過ぎると、遠くにドーンと滑川大滝が見えてきた。でかい。



近づいてきましたよ~



こんなにデカいの見たのは初めて。




人見えるかな?



F1で時間かかったので、今回はここまでとした。
この滝の巻きは、すぐ横の左のルンゼであるが、我々は登山道戻るルートへ。


巻きの下に咲くヒメサユリ

沢を少し戻り、登山道と同じくらいの急登を上がる。
これを上がって、大滝を巻くというのも記録で見た。



程なく、登山道の大滝展望台にでた。


大滝展望台看板

この上の多分、ネコノ沢辺りまで行ってみた。
この登山道を使っての巻きの下降地点はいくつか偵察してみたが、よくわからず。


トロッコの残骸

この残骸まで行くと行きすぎみたいであるが。
ネコノ沢はとりあえず小滝の連続で下りられそうであったが、ここでお昼して下山とした。


樹に食べられた看板

素敵な樹林をつづら折れに下りると吊り橋があり、その先が滑川温泉。



大浴場の窓枠にシマヘビがいた。



駐車地へ戻り、車で滑川温泉へ上がり、ひとっ風呂。
少し白くなった温泉でいい雰囲気であった。ちなみに洗い場はない。
その後皆さんのリクエストで、峠駅に戻る。観光客?鉄さん?もチラホラ。
うちにも鉄子がいたので、駅を通過する新幹線を撮りたいとのこと。
20分くらいで上下線来るので待つことに。


山形新幹線下り


上り

これだけ間近で新幹線走っているのはレアである。

そして、いつも冬に泊まっている岳温泉は岳の湯へ向け前進。
ヨークで買い物し、岳温泉の肉屋で馬刺し手に入れ、宴会準備完了し温泉浸かり、
反省会&懇親会で盛り上がり、鋭気を養う。

今回は、大滝までであったので次回の楽しみが増えた。
FBでアップした時にリクエストもあったので、また行ってみよう。




北ア南部・十石山(2525m)

2015年07月01日 | 山歩き
2015年6月27日(土)~28日(日)

第1日目

天候:曇りのち稜線暴風雨

この日の予報はあまり良くなかったのであるが、直前になって程々の予報となった。
集合時間を早め、直接登山口へと向かう。
今回は、あーさん、ヨーさんと3名のいつものようさんチームである。
さすがに駐車地には車はいない。
前週にT氏が草刈りしてくれたお陰で道は歩きやすい。


カラマツソウ


ゴゼンタチバナ


???

唐松のフカフカの登山道を行く。以前はザレたところも、今は結構人が入るのか踏み固められて歩きやすくなっている。
湯沢平から二壁と順調に高度を稼ぐ。天気は何とか保っている。


ユキザサの花

ゴゼンタチバナとマイヅルソウはずーっと登山道に咲いている。
第二高点過ぎると、潜れるダケカンバの倒木。




ミツバツツジ

その上に最近の物と思われるシラビソの倒木



これは潜れないので少し迂回。
その後は、以前T氏が刈っていただいた笹の道を快適に上がって行く。
樹がまばらになってきた頃、たまに雨が落ちてくる。


T氏のお陰道

上部は所々笹が覆ってくるが、以前に比べたら歩きやすい。


笹覆ってくる

森林限界手前辺りから雪が出てきた。昨年より1ヶ月早く上がったが、この先雪渓の雪は多そうである。


上部雪渓


雪渓から下を見る

上部の雪渓辺りは道がちょっとわかりづらい。私は何度も来ているので問題ないが。
ちょうどこの上で水が取れた。
さて、昨年掘り起こされた(多分イノシシに)小屋下は、半分雪渓であったが出ている部分は何とかつきそうな感じである。
夏に無事チングルマなど咲けば良いが。


小屋下お花畑

ここ、登山道を歩いて欲しい。登山道が掘れて歩きづらいとは思うが。
小屋に着くと3カ所窓が開いていた。誰かいるかなと思いきや誰もおらず。


窓開いていた状況

幸い、中の被害はなく良かった。
一休みし、雨が本格的に降ってくる前に水タンクを設置したい。
風は強いものの何とか作業は出来そうであった。


水タンク設置完了

設置後に雨の降りも強くなってきた。
それでも気になるコマクサを見に行った。一株咲きそうであった。3人で石囲いを直した。


十石コマクサ

山頂看板は翌日にした。
あと、玄関の足場が安定していなかったので、ヨーさんが土木工事をして安定させた。


玄関先の足場

あとは、まったり山の時間を過ごし、パスタで晩ご飯とした。
そして、早めの就寝。やはり山はゆっくり眠れる。朝まで爆睡。

第2日目

天候:稜線暴風雨のち森林限界下曇り時々晴

今日もご機嫌な天気であるが、雨はそんなに強くない。おそらく西高東低の天候であろう。
風も北風に変わっていた。
水タンクも順調に溜まり、朝食用に水が取れた。
朝食はうどん。たっぷりいただき、看板設置に向かう。







裏にスリングを固定して、山頂の風が比較的当たらない場所のハイマツに括り付けた。


山頂三角点と標識

この日ちょうど強風が吹いていたので、設置場所を選定するのにちょうど良かった。
小屋に戻り、小屋内の片付け。
いらない物やゴミをまとめて下山準備。
小屋下のミネサクラもまだ咲いていた。


ミネサクラ

そして、夏に綺麗な花を咲かせてくれることを願い下山する。



森林限界下からは風、雨ともなくなり暑くなってくる。
下界は晴れているようだ。


ヤマオダマキ

案の定下界は晴れていた。
銀山荘で汗を流し、K氏とお話をして、スプリングバンクさんで遅いお昼をとり帰路についた。

夏の花が気になるので日帰りでも確認へ行ってみたい。


上信国境・湯ノ丸山(2101m)~烏帽子岳(2065.6m)+池ノ平湿原~三方ヶ峰

2015年07月01日 | 山歩き
2015年6月24日(水)

天候:曇り時々晴

この日は、突然山へ行きたくなってしまった?従姉妹の姉を初登山へとご案内した。
姉は、写真をやるので場所の選択は、この時期やはり花と言うことになるか。
ということで、レンゲツツジ全盛の湯ノ丸山へ。
地蔵峠の駐車場は半分は埋まっている盛況ぶり。早速支度して、ゲレンデを上がる。


湯ノ丸スキー場ゲレンデ

ちょうどリフトも動き出したが、歩きとストックの基礎をやるべくゆっくり上がって行く。
程なく、リフトトップ。ここから少しでツツジ平だ。


ツツジ平1

満開でちょうどいいタイミングだ。


ツツジ平2

ここで撮影しながら上がって行く。


東屋と湯ノ丸山

少し休憩入れてから、湯ノ丸山への登り。
お花が所々あって飽きない。







花を見ながら行くと、山頂直下へ出た。



ここから程なく山頂。広々した山頂には平日とは思えない人の数。


山頂と烏帽子岳

雲が流れてきたりして、遠くの山は見えないが、これから行く烏帽子岳はそこに見えた。
ちょっとガレた道を下る。


シロバナヘビイチゴ


キンバイソウ

鞍部からもお花が所々あり飽きない。


サラサドウダン

結構でかいサラサドウダンもあった。


ハクサンチドリ

ハクサンチドリは至る所にある。
稜線に出るとまたレンゲツツジの群生が。ここのは色も濃く綺麗であった。









稜線を一登りすると烏帽子岳山頂が見える。学校登山が来ているようであった。


烏帽子岳


アヤメ


ミヤマハンショウヅル

山頂は、大賑わいであった。


烏帽子岳山頂

ここでお昼とした。下界は暑いのか雲が流れてくる。
登りで気づかなかったが、途中、一株のコマクサがあった。


コマクサ

高山の物より少し大きめか。
来た道を湯ノ丸との鞍部へ戻り、駐車場へトラバースする。
途中、中分岐の辺りはレンゲツツジが綺麗である。



ここを下ると臼窪湿原とキャンプ場へ着く。


臼窪湿原

ここのアヤメはまだこれからという感じである。
地蔵峠に戻り、車で林道を池ノ平湿原へ。ここの駐車場は500円。。。



道を下った所に木道のある湿原へ。



花はまだという感じであったが、アヤメが少し。



対岸には鏡池。


鏡池

ここから少し登った所が三方ヶ峰だ。ここにはコマクサが群落している。






山頂標識

下りは違うルートで下る。


ハクサンシャクナゲ


レンゲツツジ

レンゲツツジはもうこれでもかというくらいあるので、この辺ではごちそうさまである(笑)
来た木道戻り、温泉入って帰路につく。
何だかんだで7,8時間くらい歩いたかな。姉はまだ余裕そうであったので、体力的には問題ないだろう。
あとは経験を積んでいくだけである。
何年か振りのルートはまた時期が違うと表情も変わり、よい山旅となった。



戸隠・五地蔵山(1998m)周回

2015年06月18日 | 山歩き
2015年6月16日(火)

天候:曇り時々晴のち雨

このところ、前線やら寒気の影響で天候が不順である。
この日の予報もコロコロ変わったが、山は行かなくてはわからない。ということで冬以来の戸隠へ。
昼過ぎには遅くも降り出すであろうと予測し、高妻はあきらめて周回コースとした。
以前は戸隠牧場の入口まで駐車出来たが、今はその道の入口のインフォセンター前の登山者駐車場からとなる。


インフォメーションセンター

ここから少し歩くと牧場入口。しばらく行くと、新しく公開された弥勒尾根ルートとの分岐


分岐

以前は、知る人ぞ知る道であった弥勒尾根も今はしっかり整備され看板もある。
私が公開される前に登っていた頃は、誰1人会うこともなかったが、今はしっかり踏まれ歩きやすくなっていた。


うしさん

稜線の雲も取れてきた。



弥勒尾根に入ると、ブナなどの広葉樹林の新緑が気持ちいい。
そして、寒気も入ってきているので風も心地いい。


レンゲツツジ




ギンリョウソウ

冬にも登った所へ出て一休み。
花も多く咲き始めた。


ツバメオモト


マイヅルソウ


イワカガミ


ナナカマド


シラネアオイ


ハクサンシャクナゲ


ツマトリソウ

多分合っていると思われるが、シーズン初めは忘れちまってる。。。
五地蔵沢もいい感じである。


五地蔵沢右俣源頭部

もう一登りで六弥勒だ。


ウルシ


サラサドウダンツツジ


ツマトリソウ


六弥勒

この山は、一不動から始まり神様仏様の名前が高妻山までのピークで付いている。


イワハゼ


ショウジョウバカマ


シラネアオイ

この山はシラネアオイが多い。高妻山までの稜線は多くの花が見られる。


ミツバオウレン


ハクサンチドリ


ニッコウキスゲ


ヨツバシオガマ


ヤマツツジ

稜線散歩を楽しんだら、一不動へ。


一不動避難小屋

ここへ着いたら、多くの人が休んでいた。戸隠山から来たのかな。
ここで、1月に岳さんの所でお会いしたガイドさんに会った。
少し休んで一不動ルートを下降。ちょっとガレて歩きにくい。


ニリンソウ


サンカヨウ


不動滝


ラショウモンカズラ

少し雪渓が残るルートであるが、アイゼンはいらない。
程なく牧場に下りて、入口近くでポツポツ来始めた。そのあと土砂降り。いい読みであった。

この時期は天候みて山へ行くと多くの花に出会えていい。しかし名前がパッと出てこないのはイケない。。。












飛騨・荒城川柳谷右俣

2015年06月15日 | 沢登り
2015年6月14日(日)

天候:曇り時々晴

13日の方が天気も良くよかったが、一部の方ご存じの通り我が家の重要イベントがこの日あり、
日曜のこの日に以前から行きたかった柳谷へ。
ここは毎シーズン行っている沢上谷の近くにあり、ナメナメもなかなかのとのこと。
しかし、林道アプローチが長く?行けずじまいとなっていたのである。

早朝、松本を出発。沢上谷の上のトヤ峠を越えて、丹生川ダムへ。
トンネル手前からダムサイトの上を行き、林道を入っていく。
黄色い大きなゲートがある所で駐車。すでに釣り師車1台。4,5台停まれるかな。
ゲートは人1人通れる隙間から人と荷物分割して林道進入。
ここから見積もり1時間半の林道歩き。
ここから入渓している記録もある。確かにナメとナメ滝がいくつかあり良さそうであるが、
上流部のおいしい所を狙うなら最初から歩いた方がいいかもしれない。
30分くらい行くと、沢が二俣になる所がある。ここは少し広くなっており作業小屋などがある。
その手前で軽トラの森林監視の腕章つけたおっちゃんに会った。沢だと行ったら何も言われなかった。
作業小屋からは沢はゴーロが続いていた。たまにナメはあったが。
予定通り、1時間半で柳谷二俣の柳谷橋。


柳谷橋

ここで装備変換。橋のたもとからすぐ入渓した。


右俣の出合

ゴーロを少し行くと水草とコケの綺麗ナメ登場。



緑のコントラストがいい。その先はチビナメとゴーロの繰り返しである。


タニウツギ



水量少ないせいか迫力はない。しばらくチビナメとゴーロを行くと堰堤登場。
左岸に踏み跡あり巻く。上から見たら堰堤際を巻いた方が楽そうであった。
さて、この先がどうもこの沢のメインディッシュである。
堰堤上から左右にスラブの壁が両岸に現れる。雨のあとならいいナメ滝になりそうである。
すぐにウォータースライダー登場。



そして、沢上谷より幅広のナメナメ。







この辺ヒタヒタと。









ヒタヒタ行くとこの沢最大の15m大滝。


15m大滝

3段になっており、一段目は逆くの字トイ状。くの字の手前で左の岩を登る。
ホールド細かく、逆層なので初心者にはロープ出した方がいい。その上は足はあるが手がないので、フリクション効かす。
最上部は楽に行ける。いずれにしても水量多いと厳しいが、今回は直登出来た。
その上もナメ続く。



傾斜ないので、フリクションを効かせて登って行く。



さて、二段簾状滝が登場したら滝は終わりとなる。
これは左壁を登った。その先もナメは続くが、幅も狭くなり林道跡が近づいてきた所で遡行終了とした。


二段簾状滝


遡行終了した地点

その後は、林道跡を行く。でっかく崩落している所が2~3カ所、笹藪も茂っているが、クマ笹で踏み跡もあるので
私は歩きやすかった様に思うが、ヤブコギ慣れていない人には厳しい。
崩落箇所は神経使う。林道跡がつづら折れで下って沢の所に下りてからは歩きやすくなる。
この地点まで沢を下った方が早いかもしれない。
林道跡から橋まで1時間40分ほど要した。あとは装備変換して快適林道を1時間半。
お花を見ながらゆっくりと。




クリンソウ

駐車地に着くと釣り師も帰ってきていた。いろいろと沢の話をして、行きとは逆のR158へ下りて平湯経由で帰路につく。

遡行図も書いてきたが、まだ清書していないのでそのうち。
裏話もいろいろあるが、FBかまたお会いした時にでもお話しましょう。
次は左俣へ行ってみようかな~と。









北ア北部・針ノ木峠(2536m)

2015年06月06日 | BCスキー
2015年6月6日(土)

天候:雨のち曇り時々雨

まだスキー板が足から離れません。どうしたらいいでしょう?

昨日来の低気圧と寒気の影響か朝から霧雨、小雨状態。
家から安曇野当たりに来ると晴れ間も覗いていたが、扇沢はまだ霧雨。
止んだのを見計らって、準備出発。
歩き3名、スノボーと歩き3名が先行していった。


早朝の扇沢ステーション

歩いているとちょうどいいが、停まると肌寒い感じだ。
作業道入口に明日行われる「慎太郎祭」横断幕



作業道はほぼ雪は消え、何カ所か残っている程度。
大沢出合手前の雪渓は少し途切れている。その上は右岸から越えられそうであったが、
久々に大沢小屋へ寄ってみる。


大沢小屋

夏道を少し行き、雪渓に降り立つ。
たまに小雨が。。。


雪渓下部

デブリがなく木っ端や小石はあるが、綺麗である。


赤石沢出合

順調に高度を稼いでいく。


雪渓中間部

本日は、スバリへ行こうと思っていたが、ガスなど天候が思わしくない。
出合から見るとマヤクボ途中からガスだ。ガスの雪渓は怖い。何が落ちてくるかわからない。
しかし、後続の2名はシートラで入っていった。


マヤクボ出合

一方、峠の方はまだ見えているので、そちらへ切り替え。
天候回復してきたら蓮華でもと思って上がる。


峠方面

途中でシートラに切り替えて峠を目指す。


針ノ木小屋

先行の2パーティーがすでに休んでいたが、寒そうである。
かく言う私も寒い。お腹を少し満たし、早々に出発である。
歩きのパーティはすでに出発していた。


針ノ木峠標識

上は若干の縦溝あるが、雨でシャワシャワの濡れザラメである。
快適に下りる。途中、本線外して左の雪渓へ。こちらは縦溝もなく快適である。



下を見ると大きな荷物を持ったパーティーが。小屋の方かな?
マヤクボ出合付近では10名くらいいただろうか。
登りの邪魔にならないラインを下りていく。途中からセンターが皆さん滑るのか白くなっており障害物もない。
快適に下りていくと、明日の慎太郎祭の祭事場所が設置されていた。



ここでお参りして堰堤を右岸から越え、大沢下の堰堤の所まで。
祭事場所から赤紅や赤布など新たに設置されていた。これを辿ってシートラで快調に下る。
1時間で駐車場へ。
途中、扇沢のニリンソウが綺麗であった。


ニリンソウ

早い時間であったので、昨年行かれなかった七倉山荘へ挨拶がてら温泉へ。



誰もおらず貸し切りで。T氏がおられなかったので、Y君と楽しくお話する。
昨年メジャー登山口では駐車場事情が大変であったが、ここはそうでもなかったとのこと。
いいですね~そうでなくては。と登山者側から言うといいが、商売からするとワンサカ来た方がいいのかな??
また、今シーズン、昨シーズン無沙汰した分もお世話になるかもです。


七倉山荘玄関にてY君

皆様も是非お立ち寄りください。
激混みのお盆でも空いている湯俣もありますし。ちょぼろくさんにも昨年会えなかったからな~
楽しくお話しした後は、お祭りやっている大町市街地へ。
メインイベントはすでに終わったか、閑散としていた。
ということで、以前松本にある頃はよく行ったヒマラヤンシェルパさんへお食事。
通常だと休み時間であったが、お祭りのためオープンしていた。


期間限定:夏祭りカレーセット

ここの料理はどれ食べてもおいしい。
そして、ネパール地震のチャリティーTシャツを購入。3500円。全額寄付されるそうである。
デザインもいいが、生地も山でも使える速乾性。皆様も是非。

雨ではあったが、楽しく過ごした1日でした。
そういえば、登っている途中でまだ行かなければならないルートが浮かんできた。
状況により、来週かな?
明日からTOKIOへ。ピーカンなんだけどな~多分。。。



飛騨・高原川沢上谷

2015年06月06日 | 沢登り
2015年6月4日(木)

天候:晴時々曇り

沢初めは、いつもここである。いろいろ基礎を確認するのにもいい。
比較的近いという地理的な物もありますが。

さて、水曜の雨から少し肌寒かったが、この日の朝も少し冷え込んだ。
集合ゆっくりめにして、本日の太陽に期待しよう。
車を終了点に仕込んで、出発です。
今回は、久々の沢というマイマイさんと沢2回目のヨーさんの3名である。
ゴーロをしばらく行くと左から12m滝。
いつもの巻き道は倒木で覆われていた。


12m滝

その上は素敵なナメ


ナメ~

横長の滝を右から越え、10m滝


10m滝


凹角を登る

ここは右の凹角を上がると巻き道に出る。
その上が、五郎七滝


五郎七滝

昨日雨降った割には水量は少なかった。
来た所を下る。この時ナメ床のフリクションの効きなどを確認。
最初の12mで懸垂練習。


懸垂下降

本流に戻って、2m、4mの滝を越える。簡単に越えられる。
この二つの滝は立派な釜がある。


2m滝

その後、赤ナメ帯


赤ナメ

そして二俣に来たら左の支流へ。ここの入口のナメは素敵である。


ナメナメ~

そしてゴーロをしばしで、岩洞滝。


岩洞滝

ここだけナメでなくハングしている岩壁からの滝である。
よって裏に入れる。


裏側から

しばし休憩してから沢を下りて本流へ。
今年は、沢横の木が折れていたり、倒木が多い。雪が多かったのが影響しているのか?
そして、この沢最大の滝、蓑谷大滝


蓑谷大滝

ここでお昼。パワーつけて巻きにかかる。
ここからメインディッシュである。


タニウツギ


ナメ~


ナメスライダー

スライダーで遊んだら15mナメ滝のクライミング。怪しいFIXあり。
私がロープ引っ張って行って、二入を確保。


15mナメ滝

この上が終了点までナメナメ。



ここも昨年にはなかった倒木があった。


レンゲツツジ


新緑とナメ

橋で終了とし、お宝ゲットして、平湯の森へ。
体温めてから、お腹ぺこぺこで焼肉食い放題で打ち上げたとさ。



いや~楽しかった~



北ア南部・穴毛谷~杓子平(2460m付近)

2015年05月30日 | BCスキー
2015年5月30日(土)

天候:晴れ時々曇り

明日に行こうと計画していたが、天候の関係で本日行ってきました。
このところ笠方面を平湯から見ると他の山域に比べて残雪豊富でまだ行けると予測してみました。
深夜出発し、新穂高4時出発。アプローチは以前夏に行っているのでバッチリ。
作業道行って、デカい堰堤乗り越したら、右岸に渡ります。その後、これ以上行けそうにないなという所でインゼルへ。
2回渡渉して、靴ちょい濡れ程度でした。


槍方面朝焼け

カメラがしょぼいので色がイマイチですが、もっと綺麗でした。
雪は、二ノ沢と三ノ沢の中間部付近から繋がっていました。予想よりある感じです。
ここで四ノ沢奥壁へ行くクライマー二人に追いつく。今日会ったはこの二人だけ。


三ノ沢出合手前


四ノ沢とクライマー

四ノ沢から狭くなり斜度まします。


本谷上部


岩穴

五の沢が出合うと穴毛大滝が見えてきます。


穴毛大滝とザイテンタール

ザイテンタールは傾斜きついのでアイゼンつけてシートラで。
雪はまだ陽が当たらないので、堅い所と柔らかい所ミックス。


穴毛大滝正面

大滝はまだ3分の1位隠れてました。
ザイテンタール意外と長い。一番上に出た頃、陽が当たる。
杓子平への斜面はグサグサで、スキーだとズリズリ君。これで疲れた。
何とか杓子平の稜線へ出て、ここでお昼寝。。。




笠ヶ岳


槍穂高連峰


抜戸岳

本当は抜戸まで行きたかったが、また例の体調不良。昼寝したら少し回復。
抜戸はまだ上まで繋がっている感じ。
少しゆっくりしてから、ドロップ。少し縦溝あるが雪が腐っているので気にならない。
ザイテンタールは、斜度あり狭いのでいい感じであった。


ザイテンタール下からみる



あとは斜度の緩んだ本谷を石や枝を避けながら行く。2回引っかかって転けた。。。
靴デポ地点まで行くと暑いこと、暑いこと。沢に浸かって冷やしながら行く。
そろそろ、水浴びの季節か~

まだ行けそうな笠周辺でした。