焼石岳には10月9日に登り、素晴らしい紅葉を見て来たばかりだが、21日にもまた出かけている。
今回は中腹、中沼付近の紅葉を観るのが目的だった。
未明に秋田市を出発、東成瀬村から国道397号線に入り、秋田岩手県境を抜ける辺りで夜が明けたが、
岩手に入ったら凄まじい紅葉が!!
焼石岳の前衛、柴沢山
焼石岳の南隣、笹森山
笹森山をもう一枚。なお笹森山の紅葉は帰りにも見ている。
これは真横からの朝の光を浴びて紅葉が特別に赤くなったようだが、
こんなみごとなモルゲンロートを見たのは初めてだ。なおこの赤味は五分程度で消えた。
国道397号線を更に東進すると胆沢ダム湖が見えて来る。今日は珍しく栗駒山も見えた。
胆沢ダム湖の眺め。左に猿岩、中央奥に栗駒山。
栗駒山
その後は未舗装悪路の中沼林道を30分ほど走り、中沼登山口へ。
7時丁度に登山開始。焼石(中沼コース)は登り始めが (´π`;)しんどい。
中沼までの間に長短の坂が七つか八つくらい有る。特にしんどいと感じるのは六番目あたりの坂だ。
六番目あたりの坂 七番目あたりの坂
約三十分後、中沼が見えて来た。紅葉してるといいのだが・・・。
今回の焼石来訪の最大の目的は中沼の紅葉だった。
岩手のfb友人が10月18日に訪れ、タイヘン素晴らしい紅葉風景を見たと報告していた。
中沼が素晴らしいのは鏡面で風景が見られる点だ。よって紅葉も二倍素晴らしく見える筈。
なお18日、私は泥湯三山(こちら)に行き、こちらには来れなかったので、晴れ間を見て三日後に来たような次第。
21日朝の中沼はこうだった。
残念。紅葉は既にピークを過ぎていた。
僅か三日間とは言え、紅葉の中の真っ赤や黄色はほとんど散ってしまい、
ブナのオレンジ(日が翳ると褐色)ばかりが残っていた。紅葉とはタイミングだと痛感した。
横のものを縦にしても、状況は変わらない。
今日は中沼の紅葉を観たらさっさと下山し、近くの他の場所の紅葉を観て帰るつもりだったが、
ご覧の通り、好い天気だったので山頂まで行くことに変更した。
山頂部の紅葉は最盛期の9日に来て見ていた(記録はこちら)。
今日は終わっているとわかっていたが、
冬枯れの山頂部はまだ見たことがなかったので、話のタネに登ってみることにした。
上沼
上沼
途中のブナの紅葉
ブナの紅葉と横岳一部
銀明水はもうすぐだ。
銀明水
銀明水より上は紅葉が終わっていた。
途中から眺めた六沢山。
ところが姥石平まで来たら、天気が急変し、いきなりガスに包まれた。
それでも晴れ間が有ったのでそのまま山頂へ向かう。
横岳との鞍部から先は風が強く、{{{゚◇゚;}}}ガクガク 寒かった。
廻りの山には既に雲がまとわりついていて、前回(こちら)のような大展望は叶わなかった。
それでも何故か鳥海山はよく見えた。この日は秋田側の方が天気は安定していたようだ。
かつて田中陽希さんも絶賛した焼石岳南西側のカール状地形
山頂間近から西焼石岳と鳥海山
鳥海山をアップで。
「後編」に続く。
ここのたどり着いた経緯が解らないでいる事に申し訳ありません。最初のモルゲンロートの素晴しさを見せて頂き書き込め見しました。紅葉は僅かピークを過ぎましたが、映り込みの素晴しさを感じたり最後の鳥海山の絵を見せて頂いたりして、素敵な絵を堪能させて頂きました。
つづくようですが、またたどり着けるかが問題で、とどり付けましたらまた来たいと思います。
先ほど貴ブログへのコメントに自ブログurlを記しましたので、是非またお出で下さいませ。