(本頁は「初秋の乳頭山。前編。(2019年9月17日)」の続きです。)
乳頭山山頂からの展望を継続中。
次は南西側。田沢湖と秋田駒ヶ岳。
秋田駒ヶ岳と田沢湖。
鳥海山も小さく写っているがわかりにくい。
南側、和賀山塊をアップで。
笊森山はでかい。
南東には早池峰山。
やっと・・・岩手山。
乳頭山山頂と岩手山。
山頂からの眺めはこれでひと区切りとし、今日はこれから小乳頭の方に行ってみようと思う。
乳頭山山頂から小乳頭方面を望む。
バックの山は左から、大深岳、源太ヶ岳と小畚山の重なり、覘標(てんぴょう)ノ台、三ツ石山、大松倉山。
山頂を南に少し下りたら、タテヤマウツボグサがまだ咲き残っていた。
タテヤマウツボグサ
分岐点を小乳頭側に進む。
この先、見えるものは岩手山ばかり。
岩手山
ウメバチソウ アオモリアザミ(オオノアザミ)
岩手山山頂部。
小乳頭の山頂に行く道は見つからなかった。最後に三ツ石山を間近に見てUターンする。
三ツ石山の山頂付近はうっすらと赤いようなそうでもないような・・・。
三ツ石山
今度、見えるのは乳頭山ばかり。岩手ではこの山を烏帽子岳と呼ぶそうだ。
乳頭山(烏帽子岳)と秋田駒ヶ岳(左奥)
近寄ると、モフモフした草紅葉。
乳頭山(烏帽子岳)と草紅葉
乳頭山(烏帽子岳)と池塘
草紅葉の中で赤味が強いのは、キンコウカと判明。
乳頭山(烏帽子岳)とキンコウカの草紅葉
キンコウカの草紅葉とエゾオヤマリンドウ。 エゾオヤマリンドウ。手前は薄色花。
この日、二度目の乳頭山山頂。
山頂岩場から田沢湖。
二度目の登頂の際は、秋田駒のすぐ右に鳥海山も見えた。
帰り途に見た田代平。
午後の田代平・草紅葉
田代平のラストは田沢湖に入水するかのようだ。
今回の山行きで期せずして、珍植物イワテシオガマに遭遇した。
今年はこの植物をどうしても見たくて、先月末に岩手側から平ヶ倉の稜線を登り、千沼ヶ原まで行っているが、
生育場所まで歩いて二時間以上かかった(記録はこちら)。
今回はそんなに難儀しなくても、低いところにうじゃうじゃ咲いていたが、花は終了寸前だった。
来年からは主にこちらを見に行くことにしよう。
イワテシオガマ。長い茎を50センチ~1mも横に伸ばし、先に花をつける。
根生葉はシダのようだ。 穂花のアップ
以上。
もう少ししたら、新旧取り混ぜて紅葉の山歩き一色になりますよ。
紅葉は湿原の草紅葉が一番早いです。そして高山、徐々に低山に移って来ます。
東北の山々 山岳会員の夫もよく登っていました。
ツツジの季節 私も五葉山など連れて行って貰ったことがありますが
これからは紅葉の山を紹介してください下さいね。ピエロ