本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイク。更にレイアウトを少し変更、再アップしたものである。
数年前から山歩きを再開し、秋田県内の主だった山はほぼ登った。
と言いたいところだが、実はまだ抜けが有った。
県北部にある藤里駒ヶ岳と田代岳だ。
この方面は一昨年、昨年と人食い熊が出没したので、立ち入りを遠慮していた。
が、今年は出たとの報道をほとんど聞かなくなった。
そろそろ行ってみるかと、10月13日(土曜日)に藤里駒ヶ岳、続けて14日(日曜日)に田代岳行きを決める。
藤里駒ヶ岳(1158m)。本写真は、2018/10/14、田代岳山頂から撮影。
今回、歩いた黒石沢コースの登山口は駒ヶ岳の裏側、青森との県境近くに有るので、
秋田市から行くと思った以上に遠かった(秋田市を4時半に出発。高速を使わず、登山口には7時ちょっと過ぎに到着)。
それでも林道の終点までしっかりと舗装されていたのには驚いた(ただし林道は道幅が狭いので交叉には要注意)。
登山口駐車場には県外ナンバーが既に一台有った。
乗員らしき人に湿原で追いつくと、物々しい装備に大型カメラ三脚を担いだ若者たちだった。
聞くと、昨日からツキノワグマの撮影に来ているが、残念ながら会えてないとのこと。
北側、田苗代湿原から望む藤里駒ヶ岳は
山と言うよりも森のような感じ。湿原の標高が既に800m近いのだから当然か。
田苗代湿原と藤里駒ヶ岳(1158m)
早朝の湿原には朝もやが立ち込めていた。
田苗代湿原は今、紅葉が真っ盛り。
台風の影響か葉を落としている木が多かったが、(-_-;)文句は言うまい。
紅葉の撮影をしていたら、後からやって来た登山者数名に追い抜かれる。
これだけ登山者が居たら、今日はクマの心配は無さそうだ。
田苗代湿原周囲の紅葉
湿原を縦断し、旧コースの尾根を登る。尾根なのに沢のような登山道にちょっと戸惑う。
沢のような尾根道 山頂標。
登山口との標高差は400m弱なので意外とあっけなく山頂へ。
狭い山頂は登山者でいっぱいになった。
眺めは山頂より少し南に進んだ稜線の方が良かったので、そちらに陣取ることにした。
山頂から白神岳方面を望む。
山頂から北側直下を望む。
山頂から岩木山方面を望む。右のピークは尾太岳(1084m)だろうか。
一時間待っても岩木山の雲は取れそうになかった。
そろそろ降りようか。下山は新コースを歩いてみる。
駒ヶ岳東斜面
新コース下山途中から振り返ると、駒ヶ岳はなかなか険しい表情になっている。
同じ山でも見る角度によっていろんな表情があるものだ。
新コース下山途中から駒ヶ岳を振り返る。
更に下ると、ブナ林が素晴らしい。
手前の紅葉はオオカメノキ
ホオノキ
下山して再び湿原に寄ってみる。木道にはハイカーが大勢居た。
昼頃、登山口駐車場に戻ったら、クルマがびっしり。大型バスまで停まっていたのにはビックリ。
今時の藤里駒ヶ岳、クマの心配は無用のようだ。
帰る途中、岳岱(だけだい)のブナ林に立ち寄ってみた。
正式名称は岳岱自然観察教育林。
ここの標高は約620m、紅葉にはまだ早かったが、いろいろな生育ステージや面白い形のブナを愉しむことが出来た。
芋虫状になったライオン?!
ライオン?!を少し引いて撮ると・・・ 400年ブナ
キリンとかブロントザウルスなどの四つ足動物がう●ちしている様を連想(´π`;)☆\バキ。
これはあまりにもあられもない姿に見えたので、(-_-;)公表すべきかどうか迷った。
こちらは上品にオーケストラの指揮者?
これは何?
ギンリョウソウモドキの実
続けて、翌日の田代岳へ。
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