モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年9月9日、焼石岳・前編

2024年09月27日 | 焼石岳/秋

(本頁は「焼石岳山麓、秋の野草」の続きである。)

朝の中沼はよく凪いでいた。久々に鏡面の絶景を堪能した。



















湖岸を進むと沼の奥は湿原になっており、トリカブトが群生している。




オクトリカブト



しばし樹林の中を進むと、今度は上沼の湿原に到着。




中沼から先、上沼や途中の湿原にはオニシオガマがとても多かった。

 



穂花の長さは50センチ以上にも達する。

草丈は別として、茎の太さや花の大きさでは国内最大のシオガマギクと思われる。




セリ科の仲間はオオバセンキュウは終わり間近。

代わって最盛期なのはミヤマセンキュウだった。

オオバセンキュウ
 

(右上)ミヤマセンキュウ



上沼の先は渓谷状の登山路が続く。

その終点付近で出会った。フキユキノシタだろうか。




上沼の先の湿原で今度はミゾソバに遭遇。
この花は低地に咲くものと勝手に思っていた。今回は標高1000m超の高所だった。



ウメバチソウ
 


(右上)リュウキンカの咲き残り



つぶ沼コースとの分岐点にある湿原でチョウジギクに出会う。

この花、中沼の湿原にも有ったようだが、咲き終わっていた。
開花中のものはここが最初だった。




分岐点近くに有る大ブナ。
 

(右上)ツルニンジンの実

ダイモンジソウも多くなって来た。




銀明水の手前の湿原から横岳がよく見える。




ハリブキ
 



もうじき銀明水だ。

以上。

2024年9月9日、焼石岳・後編」に続く。

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