もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

利根運河 コウノトリの里めぐり ハイキング

2016年07月16日 16時37分11秒 | 日記
 昨日は午前10時からの会議に参加していた。頼まれ委員の仕事だが、会議の内容はかなり深いものだった。会議が終わったのが午後12時半。車で出かけたが、外は小雨が降っていた。お昼を食べて家に帰る。

 午後は、本読みで過ごす。

 今日は予定していたハイキングに出かけた。東武鉄道主催の「利根運河 コウノトリの里めぐりハイキング」だ。

 いつものように東川口駅まで自転車で行く。武蔵野線で南流山駅まで。そこで、つくばエクスプレスに乗り換えて柏たなか駅まで行く。

 直ぐに受付を済ませ、スタート。参加者が多く、行列状態で歩く。常磐自動車道の上を渡り、利根運河を目指す。途中、ブルーベリーの畑があり、試食させてもらった。玄関先に、たくさんのヒマワリが咲いている家があった。野鳥を探しながら歩いたが、姿は全く見えず。



 運河沿いを歩くと風が爽やかだ。時々、日が差してくると蒸し暑い。運河から江川沿いに入る。周りは田園風景だ。川で釣りをしている人がいた。

 今日の目的地である「コウノトリの里」に着く。皆が見上げている方を見ると、屋根の上にコウノトリがいた。かなり大きな鳥だ。嘴は黒くて長い。全身は白く、風切り羽は黒い。よく見ると、足は赤い。

 先日出会ったチュウヒが確定できなかったので、71番目の出会いの鳥だ。撮影している間に、飛び立ってしまった。飛んでいる姿を何とか撮影した。

 今度は電柱の上に止まってくれた。見ると、背中にアンテナらしきものを付けている。また、足に輪をはめている。

 家に帰ってインターネットで調べてみると、コウノトリの里があるのは野田市で平成24年12月4日に多摩動物園から2羽を譲り受けて飼育を開始したそうだ。

 そして、育てたコウノトリを放鳥しているとのこと。追跡調査が行われていて、現在放鳥された4羽が健在だという。驚いたことに、その4羽は滋賀県の米原市、高知県の大月町、埼玉県の川島町にいて、残りの1羽が野田市にいるそうだ。



 貴重な1羽に出会えたことは何とラッキーなことか。足輪を調べると、「ひかる」と名付けられたオスで今年の3月28日に生まれた雛だという。

 電柱から飛び立ち、大空を飛ぶ姿は自由を謳歌しているようで素晴らしい。今度は、巣台に止まった。だが、直ぐに飛び立ってしまった。今度は森の向こうに行ってしまい、視界から消えてしまった。

 今後、更に数を増やして欲しいとつくづく思う。

 管理棟脇の所で暫し休憩する。トイレが混んでいて、かなり待たされた。目の前の田んぼを見ると、遠くにシラサギがいる。

 畦道を行くと、何羽ものシラサギがいた。よく見ると、アマサギもいる。ダイサギにチュウサギと種類の違うサギが並んでいる。喧嘩もせずに仲良く並んでいる姿に感激した。



 もう少し近づいてみようとしたら、一斉に飛び立ってしまった。残念。

 再び江川沿いを歩き、利根運河に戻る。国道16号線の下を潜り、ゴールを目指して運河沿いを歩く。時々ウグイスの声がするが、姿は見えない。葦の間からも他の鳥の声はするが姿はない。

 午後12時半、ゴールの運河水辺公園に着く。受付で記念の品を受け取り水辺で昼食にする。

 食後、利根運河の碑を見る。

ー利根運河とはー

 利根川と江戸川を結び、千葉県野田市、柏市、流山市にまたがって流れる一級河川である。明治23年に利根川から江戸川に入る舟運航路短縮を目的に開削された。水運路としての役目を終えた現在では、その豊かな自然環境が多くの生物の成育・生息場所になっているほか、往時の面影を残す歴史的景観や開放的な運河空間が地域にとって憩いや賑わいの場となっている。

 利根運河は、徳川家康が江戸に入府した際に河川改修に取り組んだことが始まりらしい。歴史あるものが残されていることに感心する。

 帰りは東武アーバンパークラインの運河駅から流山おおたかの森駅まで行き、つくばエキスプレスで南流山駅に戻り、武蔵野線で東川口まで帰ってきた。

 家に着くと、万歩計は21,959歩、16.2kmになっていた。71番目の出会いとなったコウノトリに感謝して今日一日を終えたい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿