池田理代子さんの「栄光のナポレオン」全12巻、読みました。
幸い図書館で借りることができ、ラッキーでした。
池田さんの代表作と言えば、まず「ベルサイユのばら」と考える人は多いでしょう。
もちろんフランス革命を舞台にした「ベルばら」も面白く読めますが、個人的には
フランス革命以降の時代の、この「栄光のナポレオン」の方に、より多くの興趣を覚えました。
とくに中盤までの順風満帆の輝くような人生から、徐々にボタンの掛け違えとでもいうか。
じわじわと破滅に向かっていく様子はスリリングでもあるし、人間というもののはかなさ・
哀しさが現れていて、迫ってくるものがありました。
読むにもけっこう時間がかかりましたが、掲載誌における連載期間もほぼ10年近く.....。
漫画家という商売は生半可な体力では勤まらないようです(^^;
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