修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

時雨模様

2012-12-28 | おでかけ
     

一面雪におおわれているけれど 気温はプラス3℃もあり 暖かく感じる。
しかし 車窓から眺める劔立山連峰は 時雨ている模様。

また出かけたのかって???
はい 今日は やまんば村に向かっているところです。
やまんばの正月準備をしたら 明後日には魔女村に戻ります。

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追記 (12/31記)

昨夜 魔女村に戻ってきました。
お出かけしすぎで 今朝ははよからバタバタしてます。

そうそう・・・・昨夜 我が家に帰ってきてビックリ!!!!
雨でだいぶ融けていたけれど 29日に雪が結構積もった模様。
そういえば 日本列島の南岸を低気圧が通過すると 当地方にはドカ雪が降るのでした。
こちらで雪が降った29日は 能登のやまんば村では 冬にしては珍しい暖かな晴天だったのです。
もしかして・・・・・あたしって・・・・・・晴れ女???
だって 今朝はピッカーン! 気持ちの良い青空が広がり 穏やかな大晦日を迎えていますもの。

拙い当方のブログにご訪問いただいている皆さま いつもありがとうございます。
来る年(・・・と云っても もう 明日からですが・・・)も 皆さまにとって良き年でありますように♪

リハビリ終了

2012-12-27 | おでかけ
は~い おまたせいたしましたぁ。
えっ・・・・・待ってないってぇ??? まぁ そうおっしゃらずに愚痴にお付き合いくださいませ。

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京都のホテルで迎えた二日目(通算三日目)の朝食バイキングで それは始まったのです。

トレーの皿に 迷うことなく端から順に 全種類のせていく母に気づきながら 声をかけなかったアタシも悪いのだけど・・・・・
洋と和両方の副菜で溢れそうになっている皿と パンにスープを持ってテーブルについて食べ始めた母だったけれど
前の席に座った当方の和食トレーを見るなり 
   「 あらぁ ごはんもあったんだぁ 」 と宣ってくれた。
つれあいがパンを引き取ってくれたので 母のためにごはんを盛って その上に漬け物を少しずつのせていると
   「 全種類を もっとのせてちょうだいよ! 」 と母。
へえへえ わかりやした。 でも こぼすなよ! と思うが すでに絨毯に ぽろぽろこぼして歩いている
すぐに拾うかと思いきや・・・・・母の取った行動にムカッ
あろうことか こぼした漬け物を足でテーブルの下に隠そうとしているではないか!
まったくぅ ふざけんじゃないよ ちゃんと拾いなさい そう云って 慌てて片付けたのはアタシ。
母はと云えば 悪びれる様子もなく すました顔で食べ続けているんだから もう

     そういえば 自分の幼かった頃の記憶はないけれど うちの息子が幼かったときのこと。
     何でも 「 じぶんでぇ じぶんでぇ・・・」 と 自分で食べては 口に入れるより 
     テーブルの下にまき散らしている方が ずっと多かった時分にも 
     黙ってテーブルの下をきれいにしてくれた母だったと 思い出したのはリハビリ終了後のこと。

朝食後に飲む薬を ティシュに包んで持っていたはいいけれど ティシュを開いた途端 コロコロコロ・・・・・あぁ・・・
一日の始まりがこんな具合だと もう・・・・・・はぁ~

先ずは 義父のお骨を分骨して納められている東本願寺へ母を案内する。
   「 お線香は? お花は? 」 と気にかける母に 今日は必要ないからと伝えるも
母は納得がいかぬ様子 どうやら 墓参りのイメージを持っていたらしい。
 
そういえば・・・・・
一日目に母が 魔女村の我が家のリビングに入るなりピアノの上に飾ってある写真を目にすると
   「 Mさん(つれあい)の亡くなったお父さんの写真? 」 と訊いてきた。
えっ・・・・・ (その写真は あんたの亡くなった夫だよぉ もう 記憶から消しちゃったのかよ
ってなことがあったんだっけ。
そういう気遣いはいらないから 自分の夫を供養してやってよねぇ。

義父に挨拶をしてから いざっ 京の街へ!

向かったのは・・・・・ 

よくドラマのロケで使われることが多い この千本鳥居を見せたかったのだが 肝心の母は
ひたすら足下だけを見つめて ザッザッザッ・・・・・・と まるでウオーキングしているよう。
これでは 自宅周辺でウオーキングしているのと変わりがないじゃん!
挙げ句に 他所の知らない人にくっついて行っちゃうし もう 
時々立ち止まっては あちこち眺めながら歩いていると それがわからない母は
   「 アンタ 足は大丈夫? 歩ける? アタシは まだまだ平気よ 」 だって。
いくつになっても アタシの保護者のつもりらしい 子の心親知らず也。

伏見と云えば酒! ランチは 酒所で美味しい冷酒をいただいちゃう♪
隣を見れば・・・・・母も調子よく冷酒を空けている。
もう こうなったら先に酔ったが勝ち!
お酒の力を借りて 午後はふわふわ・・・・・あれ??? それから・・・・・どこに行ったんだっけ・・・・・

夜は先斗町に繰り出し 美味しいお酒をいただいたはずなのに記憶に残っているのは・・・・・
向かいの席に座り 飲んで食べて その最中にも ぐちゃぐちゃと思ったことを相手の感情にも気づかず口にする母。
その度に カチンッ イラッ と きていたけれど そのうち こちらの記憶も曖昧に。

          * * * * *

京都最後の日(通算四日目)は 八坂神社・知恩院・建仁寺を参拝し 祇園を散策。
祇園でも やっぱり ひとりウオーキング状態になっては はぐれそうになる母。
和雑貨やお香に和蝋燭等 ゆっくり見て歩きたいのにぃ

     

この旅の間中 つれあいが 険悪な母娘の緩衝材になってくれた。↑こんな風にね♪ 
祇園でお昼をいただいた後は 魔女村に向かってGO!
ところがここでまた・・・・・7~8時間運転していくつれあいに向かって
   「 えっ もう帰っちゃうの? 」 と宣ってくれた母。
もう最後は無視! あぁ もう次は無いな・・・・・と 確か去年も思ったんだった

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くそばばあとは云え 母の名誉のために 細かいところは・・・・・否 単に記憶が曖昧なだけか
何れにせよ リハビリに時間が必要だったのよ。

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追記 * 2013.1.3 記

実家に弟家族共々集合し 新年を祝っている席で 暮れの京都行きの話をしだす母。
当方に見せる顔と違って 旅行が如何に愉しかったかを語っていたのだが・・・・・・
「(先斗町での夕食を指して)あんなに高いとこじゃなくていいのに あの子は贅沢してるわよね。」等と宣ってくれた。
冗談じゃねぇぞ 普段できないことをわざわざ選んで より一層愉しんで貰おうとしたんじゃねぇか
まったく 子の心親不知なんだから・・・・・と云うわけで 新年早々バトルの開始 はぁ~

年波流る

2012-12-27 | ひとりごと
急流をバシッバシッと瀬音高く下るかの如く 前のめりの年の瀬。
買い物に出たついでに ほんの少しだけ回り道をしてみたら・・・・・

     

日陰に残っている雪は ガチガチ ツルツルに凍り付いていた。
クリスマス寒波に引き続き 今朝はぐーっと冷え込んで 魔女山入口の温度計がマイナス6℃を表示 今シーズン一番の冷え込みだぁ

二日が限界

2012-12-25 | おでかけ
過日 母を伴って いにしえの都を訪ねて来ましたが 訪ね歩いた史跡の記憶よりも 母とのバトルが鮮明に・・・・・
穏やかな心情でいられたのは たったの二日・・・・・取り敢えずその辺りを記録しておこう。
二日と云っても その一日目は 西に向かって出かける前日で魔女村に母を迎えた日なので
実際には 出かけた初日の夜には既に限界間近だったと云うことになる。

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今回は 一度も訪れたことがないと云う母を案内して 奈良の都平城京を振り出しに。
奈良公園では すり寄ってくる鹿におっかなびっくり そっとお尻を撫でている母の姿を微笑ましく見ていた。

          

東大寺の毘盧遮那(ビルシャナ)大仏殿のうす暗い中で 古い携帯カメラでは なかなかピントが合わず奮闘していた母。
母をつれあいに任せ 当方は毘盧遮那(ビルシャナ)大仏造営の歴史を復習。
目の前に座しているは 当時造営された大仏様とは違うものの それでも 足下から螺髪(らほつ)のひとつひとつまで
じっくりと 当時の人足たちの仕事ぶりを想像しながら拝観していると 母は既に見飽きてうろうろし始めていた。
そんな母の様子に気がつかない振りを続けるのは 結構疲れるものだった。

修学旅行生がいない静かな二月堂を下から眺める母の目には 春先に行われるお水取りの映像が見えていたのだろうか。  
そして娘の自分は お堂に上り そこから天平時代の平城京を俯瞰しているつもりだった。

大仏殿を後にして 風情ある小径を辿れば・・・・・

     

かつて日傘を差して歩いた小径を歩いていると 何度も何度も 大仏殿を振り返っては感心する母。

斑鳩の里西の京では かつて迂回した法隆寺へ。

     

修学旅行生がいないと ゆっくりじっくり拝観できるのが嬉しい。
百済観音の前に どれだけ長い時間佇んでいたことやら・・・・・。
私たち夫婦の旅の愉しみ方に少しは慣れてきたように見えていたけれど やっぱり 後ろを行ったり来たりしていた母。

こうして駆け足で奈良の都をほんの少しだけ案内し 京都に取ったホテルへ向かった。
その晩は 京都駅のクリスマスイルミネーションをはじめ その賑やかさに圧倒されつつ 夜の街歩きを愉しんでいた(?)

          

京都駅ビル北側には 地上45メートルの高さに 東広場と拉麺小路を東西に結んでいる空中径路なるガラス張りの通路がある。
京都タワーが目前に迫り 京都駅以北の景色を見渡せる その一直線に長い通路は まさしく宙に浮かんでいるようで
高所恐怖症の当方にとっては 足を踏み込むべきではなかった恐怖の通路でしかなかった
ゆっくり展望を愉しむ余裕なんて皆無 あまりの恐怖に延長147mの空中遊歩道を一気に駆け抜けたのだ
普段からジムでトレーニングしておいてヨカッタァ って そういう話じゃないか・・・
駆け抜ける当方に呆れた母とつれあいは それはそれはゆっくり わざとのんびり(?)ガラス張りの散歩路を愉しんでいたようだ。

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さて 夜のうちから不穏な気配が漂い始めていたけれど その翌朝からはとうとう母娘バトルが勃発・・・・・・その話は 何れまた・・・・・。

さるものは追わず

2012-12-23 | ひとりごと
昨日の日中に一度融けた雪が 夕方から朝にかけて再び凍りつき 今朝はガチガチツルツルの通勤路

          

凍結路の走行にまだ不慣れなので トロトロゆっくり箒を走らせていると 目の前にわらわらと魔女山サル軍団の面々が
チラチラこちらを振り返りながら あっちの法面を下ってきて そっちの沢筋へ移動していく。
どうやら 当方が近づけないことを察しているようで のんびりしたその態度は ニンゲンを小バカにしているかのよう。

日陰の路面には チェーンの轍が 凸凹のまま凍りついて ゆっくり走行していても車体が ガクガク揺れる。
細心の注意を払いながら上って行くと 道の端に 何やら小動物が蹲っている。
箒を停めて そっと近づいてみると リスが凍結した路面にべったりうつ伏せて動かない。
もしかして死んでいるの??? 
更に近づいてよく見ようとしたその瞬間 ヤツはサッと素早く起き上がると藪の中に駆け込んでしまった。
シマッタァー カメラに収めるのを忘れたよぉ

無事に 森の館駐車場まで辿り着くと 今度は森の館前の雪面にいくつかの足跡が・・・・・



早朝 来館したのは イノシシとシカのようだ。
イノシシにシカ イノシシシカ イノシカ・・・・・・・あははは・・・・これじゃ花札の取り合わせだわ。

昨日 雪かきオタクが せっせと除雪してくれた歩道が ツルツルに凍結している。
とてもじゃないが これでは アニマル・トラッキングは無理。
もっと ふかふかサラサラの雪が降った日のお愉しみにしておこう。

さて 明日からは年休消化につき 本日をもちまして 当方のみ仕事納め也。
明日から新年に向けて 少しは家仕事しなくっちゃね。