春に向けて・・・

風が少し冷たいが　明るく穏やかな陽差しに誘われるように　
現況把握という名の下　イザッ！！癒しのウォーキング♪
チラチラ踊るような木漏れ日のさす森の小径を　
いつもの展望台に向かう途中で　若いアベックの姿をチラリ・・・
今日はじゃまをしないように　展望台への小径を辿らず　↓小さな池の畔へ向かう。


　　　　　


対岸の杉木立の表面が　ふわぁっと茶色味を帯びている。
何だろう？？？　近寄って見ると・・・茶色く枯れかかった枝もあるが
枝先に薄茶色をした花粉袋が　多数ぶら下がっているのが見て取れる。
着々と　春を迎える準備が進んでいるようだ。
ウォーキングを楽しめるのも　あと少しかなぁ・・・うっ！考えただけで鼻がムズムズしてくるワ

木立の奥からは　ウィーン　ウィーンと賑やかな　チェーンソーで仕事をする音がきこえてくる。
暖かくなって　木全体に樹液が巡り出す前に　森では間伐や枝打ちが行われている。
当地でも　森を維持する仕事人たちや林業家の高齢化が進み　山が荒れてきたと云われているが
こうして例年通りに　チェーンソーのエンジン音を訊くと　ほっとするものがある。
これもまた　季節が春に向かっていることを感じさせてくれる。

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そう言えば　昨日辺りから　耳の奥がかゆくて　鼻もムズムズすると
我が家の花粉センサー （ ＝つれあい鼻 ） が　感知していたっけ・・・。

でも　明日は　また雪になるんだってさ　

我が家の案山子

今日の朝日新聞別刷りの 『 うたの旅人 』 に　さだまさしの案山子が紹介されている。

　　　　　♪ 元気でいるか　街には慣れたか　友達できたか
　　　　　　　　　　寂しかないか　お金はあるか　今度いつ帰る・・・・・♪

この歌には　自分の気持ちや　思い出を重ねて聴いてしまう。
息子が高校を卒業し　浪人が決まって東京の予備校に通うために　
家から送り出した頃の切なさを思い出して　ウルッときちゃう。

息子を敢えて　誰も知り合いのいない東京の予備校へ通わせたのは
田舎の高校の 『 井の中の蛙 』 状態から　大海を教えたかったからだけど・・・。

都会に慣れず　大勢並んでいる駅の券売機で切符を買うのに右往左往。
満員すし詰め電車で　目的の駅に降りられず山手線を一周したことも・・・。　
並んで走っていても　中央線と総武線では　停車駅が違うことに気がつかず数往復。
どんなに空腹でも　ひとりで店に入れず　空きっ腹を抱えて家まで我慢。

でも　そんな息子のアレコレを知ったのは　だいぶ後になってからだった。
息子を送り出した当初は　ただ　ただ・・・
　　　元気でいるかなぁ　東京には慣れたかしら　
　　　　　　　　お金足りてるのかなぁ　もう友達は出来たかしら
そんな漠然とした心配をしていたっけ・・・・
朝から夜遅くまで授業時間以外も　予備校の自習室で受験勉強に集中していたらしく
息子から電話がかかってくることは皆無！　
メールを送っても　返信はめったになく　ごくごくたまぁに一語文だけ。
もちろん　浪人中は魔女村に一度も帰省しなかった。
うん？　秋に一度だけあったかな。　
卒業した高校に　受験に必要な書類をとりに来たときだけど　さっさとトンボ返りしたしね。
あぁ　あの頃の切なさが甦って・・・・ウルウル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そんな息子も大学に受かってからは・・・・むか～しから　東京人みたいな顔しちゃって
たまに上京するアタシに「駅で切符の買い方わかるか？」なんて訊いてくれちゃう。
奨学金とバイトで　ジジババ家暮らしの息子は　結構リッチな学生だった。

昨春　就職し　遠く離れた地で一人暮らしを始めた息子は　もう田圃に残された案山子ではない。
今は・・・しつけ直し人の彼女＝未来のお嫁さんが　息子の元を訪れてくれているし
職場の先輩や仲間に支えられ　慣れぬ仕事も何とか順調にこなしているらしい。
それでも母は　いつでも・・・♪ お前の笑顔まちわびる・・・・♪　なんだけどね

我が家のもうひとりの案山子ちゃんは・・・・
う～ん・・・・息子のように心配にならないのは何故だろう？？？？
娘の方が息子よりずっと　精神的に逞しいからかな・・・女は強しだね

くもの波

　　　　　


雨上がりの朝　眼下にはモクモクと雲の海がひろがっていた。
朝いち　お街での仕事を片付けるべく箒をとばすと・・・・

ライトをつけろぉー！　雲の海に突入するぞぉー！！！！


　　　　　


♪ のってけ　のってけ　のってけ　サーフィン
　　　　　　　　波に　波に　波に　乗れ乗れ
　　　　　　　　　　　　　踊れ　踊れ　踊れ　サーフィン　太陽の彼方 ♪


お街でサクサク用事を片付けて　魔女の森に向かう頃には霧は晴れ・・・
デジカメ片手に　森の小径を抜けると　そこは例の展望台。　
周りに　だ～れもいない！って　しっかり確かめるのを忘れなかったサ


　　　　　


ポコポコ歩く足下からは　暖かな陽差しを浴びてゆるんだ土が放つ
微かな春の匂いが　鼻腔をくすぐる。
あぁ・・・なんて幸せな気分なんでしょ♪
アレコレ　ウダウダ　メソメソ・・・・別荘の住人のことを考えては
落ち込んでいた気分が　少しずつ解放されていくみたい。
うん　大丈夫！　何とかなるさ　
落ち込むのも早いけど・・・立ち直るのも早いかも・・・

アタシはこども

本日は　縁台造作に日帰り出張大工　依頼主は　別荘の住人。
何から何まで　短期間で思うように片付けたいという別荘の住人のリクエストに応え
魔女村で加工してきた材を　現場に合わせてトンテンカン！


　　　　　　
　　　　　


　　　　　　棟梁　さすがぁ　仕事が速いねぇ
　　　　　　まぁこんなもん　アサメシメエよぉ！　

　　　　　　　　　　　　　* * * * *

ジジババのことだからこの白木の縁台に　間違いなく雨避けカバーをかけて使うんだろうなぁ。
一応　防腐剤を塗ってあるんだけど・・・。

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棟梁が　庭先でトンテンカン！やっている間　大工の女房はお台所でトントンジュー！

冷蔵庫を覗いて材料が足りないから　自転車で近くのスーパーに買いに行くと云う母に
それなら　自分が行って来た方が早いので　アタシが買い物に行こうとしたら・・・

　　　　　アブナイからいいわ　アタシが行くから！

・・・って75歳になる母に云われたアタシ
いくつ歳を重ねても　母とアタシの年の差は　詰まることも開くこともなく
いつになっても平行線ではあるけれど　この歳になってもこの扱いやめてくんないかなぁ
この会話をそばで訊いていた　娘の俯いた肩がプルプル震えていた・・・

風邪予防

　　　　　


少しだけど 金柑 が手に入った。
金柑 は　原産地が中国の蜜柑科の植物のことで　のど飴や砂糖漬けに用いられている。
ビタミンＣ・Ｅ・Ｐ、カルシウムなどを栄養素として含んでおり
高血圧・動脈硬化の予防　風邪の予防　整腸作用や美肌効果が期待できるとのこと。


　　　　　


早速　小さなホーロー鍋で甘露煮にする。　
ストーブの上に乗せておければ良いのだけれど　ストーブの火力は強すぎて・・・

風邪予防に一日一粒ずついただきましょ　今年は風邪など　ひいてはいられないからね。
コレだけじゃ　すぐになくなっちゃうじゃんねぇ

じっさまのところに通うには　風邪予防が大前提だから？？？
いやぁ・・・あのぅ・・・実は
だってさぁ　風邪ひいたらデンタルエステに通えないじゃん！　ってことなのよ
金柑を　もっとたくさん買って来ようっと♪