修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

春 隣

2015-02-23 | ひとりごと
今年は遅いなぁ・・・・・と、思っていたのですが、
花壇に降り積もっている枯葉を、そっと除けてみたら・・・・・



『 春はすぐそこまで来ているよぉー! 』 と、春告花が笑っていました♪

今日は4月の陽気になったとかで、朝からポカポカ陽気。
野鳥の鳴き声も、地泣きから軽やかな囀りに変わり、春がすぐ隣まできていることを実感。
イヤイヤ、春近しを実感したのは、耳からだけでなく、はなでの実感が大きかったとも云えます。
我が春告鼻は、感度良好だわ

ふぁーふぁーは、は、は、はっくっしょーーーん

これぞ相生

2015-02-22 | ひとりごと


画像↑の、染付の小さな器(親指と中指で作った丸に納まる大きさ)をふたつ骨董屋さんで求めてきました。
いくら骨董屋を覗くのが好きでも、大枚はたいて器を買い求めるなんてできるものではありません。
大枚などと云っても、福沢諭吉さん何人にもお出ましいただいたわけじゃないですけどね。
それでもやっぱりねぇ・・・・・でも、後悔はしていません。
この器を見たときに、ピピッときたんですもん♪

この器を買い求めた骨董屋さんは、実は友人夫婦が早期退職後に、趣味(?)で始めたお店なのです。
とはいっても、単なる趣味だけではありません。

店主の妻が、若年性認知症を発症し、それまで長い間携わってきた学校事務の仕事をやめざるを得なくなり、退職したのが数年前のことです。
夫の方は役場の職員として、広い視野で仕事をこなす能力は抜群で、多くの人に慕われた素敵な方です。
妻の発症後、残業や出張を極力セーブしてやりくりしていたようですが、責任ある立場ではなかなか難しいこともあったようです。
そこで、子どもたちは既にそれぞれ独立していたので、夫婦ふたりの時間を大切にするために早期退職されました。
そして、妻と一緒に過ごせて、且つ妻へ大きな刺激を与え、リハビリ(?)にもなることを期待したのでしょうか。
昔から旅先で買い求めてきた骨董品を扱うことを新な仕事に選び、古物商の免許を取得、自分で自宅の一部を改装して開業したのです。

骨董屋の店主に納まった友人とは20年来のつきあいになりますが、
おふたり揃ってお会いするようになったのは、当方たちが山の職場を辞す2年ほど前からだったでしょうか。
その頃よりも時間が経っているにも関わらず、おふたりの表情がとても明るく、以前よりも雰囲気が軽やかになった気がします。
妻の介護だけでなく、自分の好きな趣味の世界を持ち続け、在職中とは違う友人が増えたことは、
友人自身にプラスになっただけでなく、友人の妻にも大いなる好影響を及ぼしたようです。

店先に座って、にこにこ素敵な笑顔で来客との話しを愉しんでいる妻を見る、骨董屋の店主の優しい眼差しが、また素敵なんです♪
こんな時間がいつまでも続くものではないのかもしれませんが、少しでも長く穏やかな時間が続くことを祈らずにはいられませんでした。

また、おふたりに会いに行って来ようっと♪
でも・・・つれあいったら、目を輝かせて骨董屋の店主に納まった友人の話を訊いていましたからねぇ。
サイフの紐をギッチリ引き絞っておくことを忘れてはなりませぬ。

ひと足早く・・・

2015-02-17 | おでかけ
立春を過ぎたけれど、今日も朝から雪が降って白い世界が広がっています。
でも・・・多分この雪もすぐに消えて・・・また降って消えて・・・を繰り返した先に本当の春がやってくるのでしょう。
先日、ひと足早い春を満喫してきました♪





そこには、満開の菜の花と、ほころび始めた桜の花と、無人販売所に様々な柑橘類が売られていました。
海沿いの小さな集落を散策していたら、こんな↓菜の花畑が・・・・・



えっ??? うーん??? 
集落を見下ろす崖の上に回ってみたら・・・・・あっ!



な~るほど! 井田の集落なんですって!
崖の上から眺めた景色の素晴らしいこと♪



新鮮で美味しい近海の魚がネタのにぎり鮨、老夫婦が営む珈琲専門店でいただいたネルドリップで抽出した香り高い珈琲。
地元みかん農家のおかあちゃんたちが手作りした小物やスイーツの数々。
ぽかぽか暖かな陽射しに、まるで笑い声がきこえてきそうな菜の花たちと、穏やかに凪いだ海の向こうに聳える霊峰富士。
最高のリフレッシュができました♪



修行 * 初体験編

2015-02-13 | welfare
年明けから支援に入っている生活介護事業とは、メンバーの能力に合わせた生産活動も並行して実施していますが、
その人がその人らしく地域生活を継続していくことが目的で、生活に必要な技術・知識が習得出来るように支援していきます。
また、ウォーキング・調理実習・座禅・パステル画・3B体操等の余暇活動の機会も提供しています。

今日の生活介護の活動は、お寺で座禅でした。
わたし・・・・初体験 ドッキドキ!
太くて長いお線香が1本燃え尽きるまでの時間、瞑想します。

ゴゥーゴゥーとファンヒーターの音が響くだけの静かな本堂に、メンバーたちはそれぞれのスタイルで・・・・・。
生活介護対象の、それ相応の障がいがあるメンバーたちですが、
常同行動は勿論のこと、誰一人として歩き回ったり喚いたりせず、座禅の時間を愉しんでいるようでした。
と思ったら・・・ スタッフの腕に噛みついているメンバーが若干一名
噛みつかれたスタッフは、顔色一つ変えず瞑想中!
おぉ!これぞ修行中の正しい姿か・・・・・あぁ!修行の道は険しいのダ!

余談ですが、ここのお寺のご住職は、息子と娘の小学校時の教頭先生でした。
在職中にも学校で飼っているウサギが死んだときなどに、丁寧にお経をあげてくださっていたのを思い出し、
ひとしきり話が弾んだのは云うまでもありません。

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厳しい(?)修行を終えたあとのお子たちとのまったりタイムは最高♪
支援学校の高等部に通っている女の子が、コレ↓をプレゼントしてくれました。



バレンタインのチョコレート♪ 
毎日一緒に放課後を過ごしている仲間と、スタッフみんなに一つずつありました。
袋の中にはそれぞれに宛てたメッセージが入っていて、手作りではなくても、
贈る相手を想って準備したであろうその時の愉しさが伝わってきて、胸がほっこりしました。

つなぐ支援

2015-02-12 | welfare
先日の記事でも少し触れましたが、昨春から支援対象が少しずつ変わっています。
昨年の春から夏までは、月曜日~金曜日の毎日、グループホームへの早朝支援(6:00~)に入り、
途中休憩して午後からは毎日、小学生~おとなの日中一時支援に入っていました。
しかし、早朝から夜までの断続勤務にカラダがついていかなくなり、
秋からはグループホームへの早朝支援は2回に減らしていただきました。
更に、年明けからは、ほかのスタッフとの調整からグループホーム支援は火曜日だけになり、
代わりに月曜日と金曜日の午前中、就労支援に入らない生活介護グループの支援に入っています。
午後は春から変わりなく、日中一時支援継続中です。

おとなへの支援に携わっていると、今現在かかわっている子どもたちに、
これから成長していく中で身に着けておくと生きやすくなる術(スキル)が見えてきます。
そして子どもたちへの支援を通して、生活介護で関わっているおとなのひとたちの幼かった頃が想像できます。



この似顔絵を描いてくれたお子は今日、学校から帰って(来所)きてから自宅への送迎時間までの1時間足らずの間に、
何度も何度も石鹸で手を洗うことを繰り返していました。
決して汚れているわけではないのですが・・・・・何か不安なことがあるのでしょう。
多分それは、今春進学予定の地元の中学校の支援学級体験が、明日予定されているからでしょう。

大丈夫だよ! 大丈夫だよ! 大丈夫だよ! 大丈夫だよ!
小さな背中、否、大きくなった背中をそっと撫でながら見送りました。