修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

リハビリ終了

2012-12-27 | おでかけ
は~い おまたせいたしましたぁ。
えっ・・・・・待ってないってぇ??? まぁ そうおっしゃらずに愚痴にお付き合いくださいませ。

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京都のホテルで迎えた二日目(通算三日目)の朝食バイキングで それは始まったのです。

トレーの皿に 迷うことなく端から順に 全種類のせていく母に気づきながら 声をかけなかったアタシも悪いのだけど・・・・・
洋と和両方の副菜で溢れそうになっている皿と パンにスープを持ってテーブルについて食べ始めた母だったけれど
前の席に座った当方の和食トレーを見るなり 
   「 あらぁ ごはんもあったんだぁ 」 と宣ってくれた。
つれあいがパンを引き取ってくれたので 母のためにごはんを盛って その上に漬け物を少しずつのせていると
   「 全種類を もっとのせてちょうだいよ! 」 と母。
へえへえ わかりやした。 でも こぼすなよ! と思うが すでに絨毯に ぽろぽろこぼして歩いている
すぐに拾うかと思いきや・・・・・母の取った行動にムカッ
あろうことか こぼした漬け物を足でテーブルの下に隠そうとしているではないか!
まったくぅ ふざけんじゃないよ ちゃんと拾いなさい そう云って 慌てて片付けたのはアタシ。
母はと云えば 悪びれる様子もなく すました顔で食べ続けているんだから もう

     そういえば 自分の幼かった頃の記憶はないけれど うちの息子が幼かったときのこと。
     何でも 「 じぶんでぇ じぶんでぇ・・・」 と 自分で食べては 口に入れるより 
     テーブルの下にまき散らしている方が ずっと多かった時分にも 
     黙ってテーブルの下をきれいにしてくれた母だったと 思い出したのはリハビリ終了後のこと。

朝食後に飲む薬を ティシュに包んで持っていたはいいけれど ティシュを開いた途端 コロコロコロ・・・・・あぁ・・・
一日の始まりがこんな具合だと もう・・・・・・はぁ~

先ずは 義父のお骨を分骨して納められている東本願寺へ母を案内する。
   「 お線香は? お花は? 」 と気にかける母に 今日は必要ないからと伝えるも
母は納得がいかぬ様子 どうやら 墓参りのイメージを持っていたらしい。
 
そういえば・・・・・
一日目に母が 魔女村の我が家のリビングに入るなりピアノの上に飾ってある写真を目にすると
   「 Mさん(つれあい)の亡くなったお父さんの写真? 」 と訊いてきた。
えっ・・・・・ (その写真は あんたの亡くなった夫だよぉ もう 記憶から消しちゃったのかよ
ってなことがあったんだっけ。
そういう気遣いはいらないから 自分の夫を供養してやってよねぇ。

義父に挨拶をしてから いざっ 京の街へ!

向かったのは・・・・・ 

よくドラマのロケで使われることが多い この千本鳥居を見せたかったのだが 肝心の母は
ひたすら足下だけを見つめて ザッザッザッ・・・・・・と まるでウオーキングしているよう。
これでは 自宅周辺でウオーキングしているのと変わりがないじゃん!
挙げ句に 他所の知らない人にくっついて行っちゃうし もう 
時々立ち止まっては あちこち眺めながら歩いていると それがわからない母は
   「 アンタ 足は大丈夫? 歩ける? アタシは まだまだ平気よ 」 だって。
いくつになっても アタシの保護者のつもりらしい 子の心親知らず也。

伏見と云えば酒! ランチは 酒所で美味しい冷酒をいただいちゃう♪
隣を見れば・・・・・母も調子よく冷酒を空けている。
もう こうなったら先に酔ったが勝ち!
お酒の力を借りて 午後はふわふわ・・・・・あれ??? それから・・・・・どこに行ったんだっけ・・・・・

夜は先斗町に繰り出し 美味しいお酒をいただいたはずなのに記憶に残っているのは・・・・・
向かいの席に座り 飲んで食べて その最中にも ぐちゃぐちゃと思ったことを相手の感情にも気づかず口にする母。
その度に カチンッ イラッ と きていたけれど そのうち こちらの記憶も曖昧に。

          * * * * *

京都最後の日(通算四日目)は 八坂神社・知恩院・建仁寺を参拝し 祇園を散策。
祇園でも やっぱり ひとりウオーキング状態になっては はぐれそうになる母。
和雑貨やお香に和蝋燭等 ゆっくり見て歩きたいのにぃ

     

この旅の間中 つれあいが 険悪な母娘の緩衝材になってくれた。↑こんな風にね♪ 
祇園でお昼をいただいた後は 魔女村に向かってGO!
ところがここでまた・・・・・7~8時間運転していくつれあいに向かって
   「 えっ もう帰っちゃうの? 」 と宣ってくれた母。
もう最後は無視! あぁ もう次は無いな・・・・・と 確か去年も思ったんだった

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くそばばあとは云え 母の名誉のために 細かいところは・・・・・否 単に記憶が曖昧なだけか
何れにせよ リハビリに時間が必要だったのよ。

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追記 * 2013.1.3 記

実家に弟家族共々集合し 新年を祝っている席で 暮れの京都行きの話をしだす母。
当方に見せる顔と違って 旅行が如何に愉しかったかを語っていたのだが・・・・・・
「(先斗町での夕食を指して)あんなに高いとこじゃなくていいのに あの子は贅沢してるわよね。」等と宣ってくれた。
冗談じゃねぇぞ 普段できないことをわざわざ選んで より一層愉しんで貰おうとしたんじゃねぇか
まったく 子の心親不知なんだから・・・・・と云うわけで 新年早々バトルの開始 はぁ~

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