修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

集落の記憶

2013-01-30 | おでかけ
27日のNHK日曜美術館において 各地で開催されている美術展のひとつ 『 日本の民家一九五五年 』 開催を目にしたとき
何故か惹きつけられるものがあり その翌日には 汐留にあるパナソニック汐留ミュージアムに向かっていました。

     

1955年 日本には美しい民家があり それを記録する若者がいたのです。

そこで見つけたのは かつて訪れたことのある湖底に消えた越中桂と飛騨加須良の記録だったのです。
かの地に立って想像した 集落に暮らす人々の営みの様子が そこにはっきりと現れていました。
あのとき聴こえてきた(・・・ような・・・)子どもたちの歓声と呼びあう親たちの声 生活の音が 
心に直に響いてくるような既視感を覚え ふっ・・・と その世界に入り込んでしまったかのようでした。

その後 隣接する汐留シティセンターで昼食を摂ると 他にはどこに寄ることもなく まっすぐ帰路についたのでした。
まるで熱に浮かされたように・・・・・あの写真に呼ばれたのでしょうか・・・・・。

準備は進む

2013-01-24 | ひとりごと
     

雪面に残された足跡を辿っていると・・・・・

   
   オカアチャン オテテガ チンチンスルヨォー  と こぎつねの泣き声と共に
   ダイジョウブヨ ホラ ミテゴラン モウスグ アノコタチガ マウ キセツニナルカラネ 

そんな かあさんぎつねの囁き声が 聴こえてくるような・・・・・

     

見上げれば パウダーシュガー をかぶった黄粉の元が 風に舞う準備を着々と進めているのが見て取れる。
今年のスギ花粉飛散量は 昨年の3倍~7倍とか・・・・・

涅槃は遠い

2013-01-21 | おでかけ
     

下から見上げると 一段一段の高さが30cm近くあり 勾配もかなり急な石段が上へと続いている。
横でつれあいが 「さぁどうする?」 と 目で語りかけてくる。
その目から 「アンタに登れるかな?」 と 挑発されたら 登るっきゃないでしょ!

その石段の数 287段を登り切りましたとも!
登り切った上から見下ろすと・・・・・ 
                      

菩提梯と云う287の石段は 南無妙法蓮華経になぞられ七区分されていて
この石段を登り切れば 涅槃に達すると云う意味があるそうだ。

涅槃とは 仏教術語で 智慧を磨き修行を積み 迷いや煩悩や執着を断ち切り
悟りに到達して 一切の苦・束縛・輪廻から解放された最高の境地をいう。

確かに この急で長い石段を登り詰めたときは 足フラフラ 頭もクラクラ 心臓バクバク・・・・・
涅槃のもう一つの意味が 頭をかすめたと云うのが実感だった。
筋肉痛で泣くことになるのは 明日か明後日か それとも忘れた頃か

因みに 菩提梯の両脇には 段差が小さく傾斜の緩やかな男坂と 更に傾斜が緩やかな女坂があるが
石段の菩提梯は勿論のこと 両脇の坂さえ歩いている人を見かけない。
殆どの参拝者は 山を回り込むようにして上まで車で登ってしまうらしい。

悟りの世界に達したところで見上げた山の頂上に チラリと見えているのが奥の院。

     

更に 奥の院へはロープウエーで登り その山頂からの展望は・・・・・ 

     

日本第二の高峰をはじめ 遠くは浅間山まで望める♪
ありがた~い お上人さまの教えより この眺めの方がどれだけ癒されることやら。
お山を下ったら やっぱりコレ↓でしょ♪

     

さて ココのお寺はどこでしょう??? お上人さまとはどなたでしょうか???
このお寺を開いたお上人さまは 病を得て故郷に帰る途中に池上本門寺で入滅され
その後 ココに帰って眠られているそうな。

おとなだから

2013-01-20 | ひとりごと
甘酒のもと酒粕を切らしたので まとめ買いに地元のスーパーへ。
この日も伏見産ではないけれど 伏見に蔵元のある酒粕がまだあったので それを大量に買い求めてきた。
寒い夜には お腹の中からほっこり温まる熱々の甘酒が欠かせない。

そしてこのとき スーパーで目に留まったのがコレ↓

     

以前に 友人から贈られ 後を引く旨さに虜になったソフトキャンデー。
かの地のみで流通している限定商品かと思っていたら 当地のスーパーにも 毎年この時期にだけ出回っていた。
袋の裏を返してみたら 当地と姉妹関係にある町名が製造地として記載してある。
なるほど そう云う関係なのか???

店頭でスーパーのカゴに商品を入れる際 思わず周りを窺い 見知った顔がないのを確認して
つい つい 大人買いしちゃいました

Oh 寒!

2013-01-19 | ひとりごと
一年中で一番寒い時期を迎え 今朝も山麓に設置してある温度計が 昨日に引き続きマイナス6℃を表示していた。
と 云っても コレは出勤時の気温なので 早朝にはもう少し下がったものと思われる。 

                 

昨日は日中の一番気温が高くなる時間帯でもマイナス3℃ つまり真冬日だったわけである。   
当然 出勤時の森の館内も氷点下で それは今朝も同じだ Oh 寒!
北の国なら普通にあることで その代り全てに亘り寒冷地仕様に整えられているだろう。
しかし 当施設は 寒冷地にあって寒冷地仕様に非ざるのが辛いところだ。

森の館に向かう途中の県道沿いで すっかり雪が融けた南向きの法面前を通過するとき ふと視線を感じて見上げると そこに・・・・・

     

箒の窓を開ければ警戒して あっという間に姿を消してしまうだろうと予測できたので
ガラス越しに デジカメをズームしていく。

     

頭に角が見えないので どうやら雌シカらしい。
春先には 雄シカの角も落ちるが それにはまだ少し早い時期なので雌に違いないと思われる。
僅かに陽の当たるスポットをみつけて温まっていたのかな。
今日はハンターも山に入って行ったから・・・・・あっ!だから狩猟域外のココで見張っていたのか??? カゼひくなよぉー!

     ♪おおさむこさむ 山からこぞうが泣いてきた
         なんといって泣いてきた  さむいといって泣いてきた♪


        ♪おおさむこさむ 山ではmajoが泣いていた
            なんといって泣いていた  さむいといって泣いていた♪