修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

したからしたへ♪

2013-09-29 | ひとりごと
魔女山の林道脇に ある程度距離をおいて停められている車が数台。
目を凝らして見ると 登山道を外れた林床にいるいる・・・腰に籠を下げて地べたを這いずる怪しい面々が・・・・・

今日は恒例の 『 森のきのこ鑑定会 』
それで 早朝から怪し気(?)な面々が 森の中でガサゴソとやっているらしい。
年に一回この日だけ きのこの専門家に鑑定をしてもらえるため きのこについて知識がなくても とにかく収穫し
安全なきのこだけを持ち帰れるので 山に入る人も多いのだろう。

さて こういう日は 森の館でじっとしているだけで 当方の籠は満たされていくんだなぁ♪


タマゴタケ&ウスヒラタケ

鑑定会終了時間までに どれだけマイ籠に飛び込んでくるか・・・・・ウッシッシ
今年も秋は 下から舌へ ルン♪


++++++++++

追 記 )

甘かったぁ・・・・・鑑定会が終了してみれば マイ籠の中は・・・・・空っぽ
きのこの知識がなくても取り敢えずきのこ狩りが出来る ってことは お持ち帰りきのこが無い人もいるわけだ。
それが 一所懸命にきのこ狩りをしたお子の場合 その落胆ぶりは相当なもの。
見るに見かねて マイ籠から お子の手に・・・・・。

仕方ない 上からやってくる秋を サル軍団と競うのが アタシ向きってことなんだな

秋は上から

2013-09-28 | ひとりごと
魔女森への道端に・・・・・



残された未熟実と中身のないカラは 魔女山サル軍団の仕業に間違いない。
まだもう少し先かなぁ・・・・・
なんて暢気に見上げていた当方を ヤツらは木の上から見下ろしていたらしい。
別にココで競争しなくても アケビの収穫はできるのだけど つい つい・・・・・ねっ。




オーバー○○○

2013-09-26 | ひとりごと


昨日の夕焼け空。

今朝 洗面所の鏡を覗いた途端 のけ反ってしまった。
右目の白めの部分が この夕焼け空の如く オドロオドロしくなっていたから

うーん・・・・・こりゃ 疲れが溜まりすぎたんだな。
南紀への旅の前後にワークショップの依頼をこなしたし 
続けて 友人夫妻が遊びに来て夜中まで家飲みして夜更かしもした
オーバーワーク 否 オーバープレイ(とは云わないか??? でも そんなところ) だな
少しカラダを休めないと マメタイフウシーズンを無事に乗り切れるか不安だわ
取り敢えず明日は 高校生たちと禍々しい目をした魔女が 魔女山で魔のワークショップってか

信仰の地を巡る

2013-09-25 | おでかけ
南紀への旅vol. 3 熊野三山巡り編

三篇を通して順不同につき 最後になるこの編では 熊野古道巡りを・・・・・

 なーんちゃって 部分部分しか歩いてないけど 古道の雰囲気出ているでしょ♪

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先ずは 日本一の落差133mを誇る名瀑布がココの御神体である。 



更に滝に近づくことができ ミストとマイナスイオンをたっぷり浴びるパワースポット♪
デジイチとスマホで滝を何枚も撮っている当方の横で つれあいは2,3枚撮っただけで立ち尽くしていた。
何故 たくさん撮らないのか問うたところ 「 だって 滝の周辺に 写っちゃったらコワイじゃん! 」 ですってぇ。
(帰宅してから 全ての画像を確認したけれど コワイものはひとつも写ってなかったけどね)

ところで那智川沿いには 二年前の台風の爪痕が未だ痛々しく残り 復旧作業が続いている。
土砂崩壊した場所は 殆どが杉の植林地で 熊楠がその大切さを説いていた照葉樹林の森は被害を受けていない。



那智の滝で修行した裸形上人が開山した 神仏習合の修験道場として栄え 西国三十三カ所観音霊場の第一番札所として
今も多くの巡礼者が訪れている那智山青岸渡寺と 熊野那智大社が隣り合って建っている。

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熊野川の河口 新宮に鎮座するため 平安時代の貴族は熊野本宮から舟で川下りして参拝したと云われる 熊野速玉大社。



元は 権現山山上に熊野の神々が降臨したと伝えられ 山上から現在地に宮を遷したので町の名が新宮となったそうである。

それなら尚更 詣なくては!  

その熊野の神々が降臨したと云われる山上を目指すことにした。



源頼朝が寄進したと云う538段の まるで壁のように聳える石段を上って山上へ向かうと・・・・・



ご神体の巨岩を抱いた神倉神社に辿り着く。
ご神体の巨岩周辺は 古代の祭祀遺跡のため立ち入り厳禁となっている。

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熊野川の畔にある森の中に 高さ33.9mもある巨大な鳥居が聳えている。



ココ大斎原↑は かつての熊野本宮大社の社地で 明治22年の大水害で社殿が流出し 本宮↓は現在地に遷座されている。



川や滝 巨岩 深い森の木々に 神を感じた太古の人々の思いは 
今も悠久の時を超え 熊野を訪れる現代人にも何かを語りかけてくるようだ。
 


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駆け足で南紀を巡り 帰途についた途端 高速道で起きた事故の影響で渋滞に巻き込まれ・・・・・

          

折しも 中秋の名月を車中から じっくり 否 うんざりするほど眺めたのだった  (ニンジン完食也)

♪海は広いな 大きいな♪

2013-09-25 | おでかけ
南紀への旅vol. 2 海編。


白浜のシンボル的な存在 円月島。 
波の浸食によってできた海蝕洞が 円いお月さまの形をしているところからそう呼ばれている小島。



白浜温泉のオーシャンビューの宿からは 四国の島影に沈みゆく夕日を鑑賞♪




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午前中の引き潮の時間帯に 前日訪れた円月島近くの磯を散策する。



そこここの潮だまりに・・・・・



ウニがたくさん棲息し カラダが透き通ったイカも泳いでいる♪

砂浜では つれあいがいつもの宝探し(?) 

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紀伊半島と云えばココ↓



「 南南西の風 風力× 雨・・・・・」 ラジオの気象情報を頼りに天気図をひくときにもおなじみの潮岬。



灯台の中の68段の階段を上って望む太平洋は 地球の丸さを実感できる。

灯台より少し先には 名実ともに本州最南端の地。



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那智勝浦のオーシャンビューの宿では 早起きして熊野灘から昇る陽を観賞♪



この朝の日の出は5時21分 勿論 それよりも数十分早く起きだし 
水平線と空が解け合う辺りが 刻々と変化していくのを見つめ続ける。
が 日の出前は 南紀と云えども長袖を羽織っていなければ寒いくらい。

その昔 この海の彼方には 浄土があると云われ 
多くの補陀落(浄土)渡海が行なわれた信仰の地であることを感じさせる荘厳な夜明けであった。 (続く)