ニンジン二日目は 車をホテルに置いたまま電車とバスで 嵯峨野へふらりとぶらり旅♪
何故 嵯峨野なのか・・・・・特別な理由はないが あくせく観光名所の上っ面だけを走り回って数多く見るよりも
寺社仏閣に囚われず 狭い地域をじっくり見て歩きたいし できたらその土地の暮らしをそっと垣間見ることができれば尚宜し。
と云うわけで 京都駅から嵐山までJRを使って 嵯峨野をぶらり♪
真っ先に向かったのは 臨済宗天龍寺派大本山で京都五山第1位 大きな達磨絵が迎えてくれる天龍寺。
法堂の天井に描かれた 『 雲龍図 』 は お堂内どこに立っても 天井の龍に睨まれる八方睨みで迫力満点!
寺内の伽藍だったか記憶がいまひとつ曖昧なのだが 襖に描かれた龍もまた その眼力に囚われてしまうのは
前日の水神様の水占いが 尾をひいていたと云うことだろうか。
曹源池を中心とした夢窓国師による庭園を ゆっくり愛でたら・・・・・・
嵯峨野と云えば 竹林の小路を散策する愉しみがある。
ところが 静かに竹林を散策するつもりが やはり名所は 相変わらずの人 人 人・・・・・
京都観光の団体と云えば中高の修学旅行生が多いが 嵯峨野の竹林周辺は おじさんおばさんの団体が主で賑やかなこと この上なし。
それでも嵯峨野の美しい竹林は 『 すずめのおやど 』 や 『 みるなの蔵 』 の世界を彷彿させ 刹那 俗世を忘れさせてくれる。
団体の殆どは 竹林の切れるところでUターンしてくれるので そこから先はじっくり まったり 嵯峨野を堪能♪
竹林を外れても そこには情緒溢れる小径が続いている。
小倉餡発祥の地とされる小豆畑越しには 藁葺き屋根の風情ある落柿舎を眺め 小倉百人一首 ( 発祥の地 ) の世界に想いを馳せつつ歩けば
和雑貨や地元の野菜を使ったジャム等を置く 洒落たお店寿庵や 京のおかきと云えばココ小倉山荘では土産選びを愉しめる。
名所へ誘う小径を無視して露地に入れば そこには 軒先で揺れる風鈴や どんなに狭い玄関先でも藤袴や女郎花等
季節の花々で美しく しかし派手にならず 前を通る人の心まで和ませてくれる細かな配慮が行き届いている。
そんな市井の人々の日常を垣間見ることで そっと覗かせて貰ったコチラの気持ちまでまったり♪
再び観光コースに戻り 茅葺の仁王門から続く楓と苔の美しい常寂光寺へ。
紅葉のシーズンには早い平日のせいか 訪れる人もそれほど多くなく 楓と苔の緑に染まるその美しさに嘆息したあとは
空腹を訴える むしの音に導かれ・・・・・ガイドブックには載っていない静かで洒落た蕎麦屋でひとやすみ♪
新蕎麦に舌鼓を打ち 歩き疲れた足を休めたらお次は・・・・・・つれあいのリクエストで 旧嵯峨御所大覚寺門跡へ。
つれあいにしては珍しく 再放送も欠かさず観る番組に 中村吉右衛門の 『 鬼平犯科帳 』 があるのだが
そのエンディングに 大覚寺がロケ地として載っているので 以前からどうしても鬼平を感じに(?)行ってみたかったそうである。
しかし・・・・・いまひとつ 鬼平を感じることが出来なかったようだ。
狩野山楽筆の襖絵 『 牡丹図 』 『 紅白梅図 』 や 平安時代の名残を留める(?)と云われる大沢池等
名所とされるだけに 団体客も多く 多言語が飛び交い賑やかな上 十五夜の観月会を前に急ピッチで作業が入っていて興ざめ。
それでも 大沢池の畔まで散策する人は殆どなく 池の畔に座り込んでぼーっとする時間も それはそれでヨカッタのかもしれない。
しかし 平安時代に嵯峨天皇の離宮を寺に改めた門跡寺院である大覚寺の霊宝館では 平清盛の娘婿・高倉天皇の肖像画や
源氏の名刀 『 薄緑 』(名称が時々変わっている) 等 源平ゆかりの宝が特別展示されているので つれあいを放っておいて
NHKの大河ドラマ 『 平清盛 』 を思い出しながら しっかり 『 平家物語 』 を復習しつつ観覧するのも面白い♪
いよいよ足が重くなってきたので 帰路はバスで京都駅まで戻り ホテルで休憩を取った後は・・・・・
夜は 先斗町に繰り出し 美酒をいただきながら 旬の食材と京野菜たっぷりを懐石で堪能し 京の夜は更けていくのだった。
++++++++
ニンジン三日目のお味を反芻したら またお伝えすることにしましょう。
何故 嵯峨野なのか・・・・・特別な理由はないが あくせく観光名所の上っ面だけを走り回って数多く見るよりも
寺社仏閣に囚われず 狭い地域をじっくり見て歩きたいし できたらその土地の暮らしをそっと垣間見ることができれば尚宜し。
と云うわけで 京都駅から嵐山までJRを使って 嵯峨野をぶらり♪
真っ先に向かったのは 臨済宗天龍寺派大本山で京都五山第1位 大きな達磨絵が迎えてくれる天龍寺。
法堂の天井に描かれた 『 雲龍図 』 は お堂内どこに立っても 天井の龍に睨まれる八方睨みで迫力満点!
寺内の伽藍だったか記憶がいまひとつ曖昧なのだが 襖に描かれた龍もまた その眼力に囚われてしまうのは
前日の水神様の水占いが 尾をひいていたと云うことだろうか。
曹源池を中心とした夢窓国師による庭園を ゆっくり愛でたら・・・・・・
嵯峨野と云えば 竹林の小路を散策する愉しみがある。
ところが 静かに竹林を散策するつもりが やはり名所は 相変わらずの人 人 人・・・・・
京都観光の団体と云えば中高の修学旅行生が多いが 嵯峨野の竹林周辺は おじさんおばさんの団体が主で賑やかなこと この上なし。
それでも嵯峨野の美しい竹林は 『 すずめのおやど 』 や 『 みるなの蔵 』 の世界を彷彿させ 刹那 俗世を忘れさせてくれる。
団体の殆どは 竹林の切れるところでUターンしてくれるので そこから先はじっくり まったり 嵯峨野を堪能♪
竹林を外れても そこには情緒溢れる小径が続いている。
小倉餡発祥の地とされる小豆畑越しには 藁葺き屋根の風情ある落柿舎を眺め 小倉百人一首 ( 発祥の地 ) の世界に想いを馳せつつ歩けば
和雑貨や地元の野菜を使ったジャム等を置く 洒落たお店寿庵や 京のおかきと云えばココ小倉山荘では土産選びを愉しめる。
名所へ誘う小径を無視して露地に入れば そこには 軒先で揺れる風鈴や どんなに狭い玄関先でも藤袴や女郎花等
季節の花々で美しく しかし派手にならず 前を通る人の心まで和ませてくれる細かな配慮が行き届いている。
そんな市井の人々の日常を垣間見ることで そっと覗かせて貰ったコチラの気持ちまでまったり♪
再び観光コースに戻り 茅葺の仁王門から続く楓と苔の美しい常寂光寺へ。
紅葉のシーズンには早い平日のせいか 訪れる人もそれほど多くなく 楓と苔の緑に染まるその美しさに嘆息したあとは
空腹を訴える むしの音に導かれ・・・・・ガイドブックには載っていない静かで洒落た蕎麦屋でひとやすみ♪
新蕎麦に舌鼓を打ち 歩き疲れた足を休めたらお次は・・・・・・つれあいのリクエストで 旧嵯峨御所大覚寺門跡へ。
つれあいにしては珍しく 再放送も欠かさず観る番組に 中村吉右衛門の 『 鬼平犯科帳 』 があるのだが
そのエンディングに 大覚寺がロケ地として載っているので 以前からどうしても鬼平を感じに(?)行ってみたかったそうである。
しかし・・・・・いまひとつ 鬼平を感じることが出来なかったようだ。
狩野山楽筆の襖絵 『 牡丹図 』 『 紅白梅図 』 や 平安時代の名残を留める(?)と云われる大沢池等
名所とされるだけに 団体客も多く 多言語が飛び交い賑やかな上 十五夜の観月会を前に急ピッチで作業が入っていて興ざめ。
それでも 大沢池の畔まで散策する人は殆どなく 池の畔に座り込んでぼーっとする時間も それはそれでヨカッタのかもしれない。
しかし 平安時代に嵯峨天皇の離宮を寺に改めた門跡寺院である大覚寺の霊宝館では 平清盛の娘婿・高倉天皇の肖像画や
源氏の名刀 『 薄緑 』(名称が時々変わっている) 等 源平ゆかりの宝が特別展示されているので つれあいを放っておいて
NHKの大河ドラマ 『 平清盛 』 を思い出しながら しっかり 『 平家物語 』 を復習しつつ観覧するのも面白い♪
いよいよ足が重くなってきたので 帰路はバスで京都駅まで戻り ホテルで休憩を取った後は・・・・・
夜は 先斗町に繰り出し 美酒をいただきながら 旬の食材と京野菜たっぷりを懐石で堪能し 京の夜は更けていくのだった。
++++++++
ニンジン三日目のお味を反芻したら またお伝えすることにしましょう。