修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

花冷え

2010-03-30 | ひとりごと
     


里では桜が満開だというのに 山の上の方は うっすら雪化粧。
山の入り口に設置してある温度計が 今朝はマイナスを表示していた。
森の館周辺も やはり今日は冬に逆戻り・・・





霜柱をザックザック踏み崩す・・・真冬の霜柱と違い その柱の繊細なこと。
陽の光に晒されれば あっという間に 姿を消してしまいそうな細くて軟らかな霜柱たち。

順調に成長していた今春生まれの春子さんたちも 予想外の冷え込みに・・・・・ 
あらま 天然冷凍春子になっちゃった

君の名は

2010-03-20 | ひとりごと
南からの風が強く吹いた今日 山麓では・・・・


     


決して おひとりさまになることのない君の名は・・・ヒトリシズカのニギヤカさん。
植えた覚えのない所に 随分増えているが おひとりさまを仲人したのはダ~レ???

近くのお寺では 桜がほころび始め 入学式の頃まで持つかどうか・・・
『 暑さ寒さも彼岸まで 』 の お彼岸だもの ハル・はる・春がきたのね♪



頷き上手

2010-03-20 | welfare
障害者自立支援法の施行から間もなく4年になる今日 相談支援体制が動き出しているものの 
地域のネットワークと繋がり その機能を発揮するにはどう関わっていけばよいのか。 
障がいのある人とともに暮らす地域づくりがテーマのシンポジウムに行ってきた。





3名の手話通訳士 ( 厚労大臣認定試験合格者 ) が 交代で手話通訳する傍らでは 
パソコンによる要約筆記の情報提供が行われていた。

基調講演と その後のパネルディスカッションを通して伝えられたことを
要約すると 隣三軒両隣 顔の見えるご近所とのお付き合いが鍵であるとのこと。
地域での支え合いを考えるときに 一番大事なのは 「 助けて! 」 と云えることである。
ひとりの助けられ上手がいれば 地域は動き出し 地域のネットワークが出来てくるという。
どんなに公助 (公的な支援)が整っていても隙間は出来てしまい 
その隙間を埋めるのは 共助 (ご近所の繋がり)である。
また その共助の働きを促すのは 自助 (行き詰まったとき他に助けを求めること) であるという。
そして自助からの出発を可能にするのは 昔からどこにでもいる世話焼きおばさんの存在だという。
出しゃばりで 世話好きで よくしゃべるけれど 相手の話もよく訊く頷き上手である。

・・・って だから 大切な鍵は隣三軒両隣にあると云うことだった。

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非常勤で関わっている支援の仕事は 公助と共助の中間に位置するだろうか。
そして 要支援者の自助からスタートしていると云えるのかもしれない。

そのおひとり 昨秋から支援を続けているB氏は・・・・・。

先日の支援では B氏の希望でノートパソコンの購入に同行してきた。
ノートパソコン購入を巡っては 病棟での必要度と 費用の問題から 
思いとどまらせようとする病棟スタッフと B氏との間で軋轢が生じている。 
( 病棟スタッフが受容拒否している訳ではなく 立ち位置が違うと云うこと )
しかし 担当PSWと支援員 ( 自分 ) は B氏を丸ごと受け入れる立場にあり
B氏の希望を頭から否定するのではなく B氏の話に頷いたり 相づちを打ったり
一緒に上手い着地点を探りながらの購入となった。
結果 B氏から見れば 支援員は自分の味方と認識したようだが 
近づき過ぎると依存度が高くなり支援の範囲を超えてしまう危険性がある。
B氏の話を訊きながら 頷きのタイミングが難しいと感じるこの頃である。

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相手の目に柔らかい視線を向けながら 話の流れに合わせて頷く 共感する部分では 更に深く。
頷き上手相づち美人 という言葉があるが 対人援助の場面に限らず 
どんな場面においても 人に対する時に必要なアイテムと云えるだろう。
互いに支え合える 地域のネットワークづくりにおいては 
何よりも 互いの話をしっかり訊くことから始まるのではないだろうか。

             * * * * * * * *
      ねぇ ねぇ 訊いてよ! あのさぁ・・・ペラペラペラ・・・
      うん うん・・・・あぁ・・・・ふんふん・・・・
      で どう思う?
      えっ 何が?
      何が?って ちっとも訊いてないじゃん

ただ頷けばイイと云うもんじゃありませんゼ まったくぅ
我が家のネットワークは ズタズタってか 
     

春告鳥

2010-03-19 | ひとりごと
昨日の夕方から 山の上の方が しぐれているなぁ と思っていたら・・・・・


     


今朝は 青空に稜線付近の雪が白く映えて なんとも清々しい。
森の館の周りでは 早くも 春を告げる鳥の囀りが 春空に澄んだ歌声を響かせている♪

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年度末の総括と 新年度に向けての準備でパソコンに向かう日々が続くと 眼も肩もバリバリに
音が立ちそうな程に凝り固まってしまう前に 現況把握という名の下 
デジカメを手に森の中へ行きたいところだが 今日辺りは花粉がかなり飛んでいそうで


        ホーホケキョ    


囀りをBGMに瞑想でもするか・・・これでは肝心の仕事にならず 迷走しちゃうかもね

春の生まれるところ

2010-03-18 | ひとりごと
      どこかで 春が うまれてる
         どこかで 水が ながれだす 
            
            どこかで 雲雀が ないている
             どこかで 芽のでる 音がする

                 山の三月 そよ風ふいて
                  どこかで 春が うまれてる  

先日の大雪で荒れた山肌のあちこちに 今年も春が生まれたことを告げるように咲いた 
ダンコウバイの黄色の花や 山娘のかんざしに似た キブシの小さな花房。

森の館周辺では 馬酔木がこぼれんばかりの花をつけている。 
その葉や茎には アセボトキシンという有毒成分を含み 牛馬が食べると中枢神経が麻痺し
酔ったような状態になるところから その漢字名がついたと云われる有毒植物。
その姿はスズランに似た 房状の可憐な花をつけるアセビ。


             


あたふたと走り回っているうちに 魔女山でも春が生まれてる♪
そうそう・・・ココにもちゃ~んと・・・→
今年も お目覚めのご機嫌は良さそうね♪