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♪ ゆーきばんば ゆきばんば やまから ゆーきを しょってこう
ゆーきばんば ゆきばんば やまから ゆーきを しょってこう ♪ ☆ゆきばんば・・・・・ゆきむしを指す
昨日 おはなし会仲間とおはなしを届けに行った地元の保育所で わらべうた『ゆきばんば』を歌ったら 今朝は一面の銀世界♪
雪が積もった日の朝は 音と云うものがみんな雪に吸い込まれてしまうのか 妙な静けさに目が覚めます。
母との旅は 案の定バトルの連続で ブログにアップする気力がわかず リハビリに時間を要してしまいました
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そんな日々もいつかは懐かしむ日が来ることを想定して ぼちぼちアップするつもりですが
先ずは 昨日 おはなしを届けた記録からアップしておこうと思います。
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おはなし会のあと おはなし会の仲間たちとランチをしながら 旅行の感想を聞かれたのですが
冬の京都の素晴らしさを語るどころか 母とのバトルの数々を思いっきりしゃべって 訊いて貰い ようやく気持ちが落ち着いてきたところです。
ランチをしたお店が 古民家を利用した渋くて素敵な室礼だったのですが デジカメを出す余裕もなく ひたすら愚痴ってしまいました
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そしてランチを終えた帰路 ふっと気づかされたのです。
母とのバトルには 母自身が自分の老いに気づきつつあっても受け入れられていないこと。
当方も 母の言動を直視しようとせず 親の老いを受け入れていないことを。
そんなとき かつて父が旅立った直後に娘から贈られた一冊の詩集を思い出しました。
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『 手 紙 』 親愛なる子供たちへ
年老いた私が ある日 今までの私と 違っていたとしても
どうかそのまま 私のことを 理解して欲しい
私が服の上に 食べ物を こぼしても 靴ひもを 結び忘れても
あなたに色んなことを 教えたように 見守って欲しい
あなたと話すとき 同じ話を 何度も何度も 繰り返しても
その結末を どうかさえぎらずに うなずいて欲しい
あなたにせがまれて 繰り返し読んだ 絵本の あたたかな 結末は
いつも同じでも 私の心を 平和にしてくれた
悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように 見える私の心へと
励ましのまなざしを 向けて欲しい
楽しいひと時に 私が思わず 下着を濡らして しまったり
お風呂に入るのを いやがるときには 思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたと お風呂に入った 懐かしい日のことを
悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを 捧げて欲しい
いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ 出来なくなるかも知れない
足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったら
あなたが か弱い足で立ち上がろうと 私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を 握らせて欲しい
私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと 思わないで欲しい
あなたを 抱きしめる力がないのを 知るのはつらい事だけど
私を理解して 支えてくれる 心だけを 持っていて欲しい
きっとそれだけで それだけで 私には 勇気がわいて くるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ 付き添って欲しい
あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って 笑顔で答えたい
私の子供たちへ 愛する子供たちへ
(原作詞 * 不詳 日本語訳詞 * 角智織 補足詞 * 樋口了一)