修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

つまみ食い♪

2012-08-29 | おでかけ
当地方では 先週末からぼちぼち小中学校の2学期が始まり ようやく山にも静かな日常が戻ってきた。
とはいっても 8月中は休館日無しなので交代で休みを取ることになっているが 週1休がやっと・・・・・ふぅ~。
今年の夏は 頑張った(?)ウマシカ夫婦の鼻づらには 2本のニンジンが ぶら下がっている。
否 ぶら下げて ひたすらそのニンジンを見つめて突っ走ってきたけれど ここへきてちょっとつまみ食い。
まだまだ無理がきかないどころか 無理をするとニンジンを食すのに差し障るから・・・・・少しだけ気分転換にプチおでかけ♪

ちょっぴり秋の気配が漂う高原は そばの花盛り。

     

先ずはじめに向かったのは 廃材アーティストのからくりオブジェ展を開催しているココ↓へ



古い鉄の鎖や 使い古したドラム缶 ブリキや流木など 廃材が見事に不思議なからくり人形に生まれ変わっている。
ギイギイガチャガチャ賑やかで ユニークな企画展。

この後は いつものコースをドライブ♪ (助手席で行き先を指示していたとも云う)



農業実践大学校では 新鮮な野菜を仕入れ・・・・・・牧場の牛と戯れ(遊ばれ???)



そして この地へ来ればココ↓を外すわけにはいかないさ。

     

夏休み中は 多くのお子たちで賑わったのだろうけれど この日は他に客の姿が無かったので・・・・・・



ミズナラの緑陰で ゆ~らゆ~ら♪ ひと遊びしたら 館内でじっくり静かに絵本と戯れる至福のひととき♪
帰り際 ミュージアムショップコーナーで つれあいが じーっと見つめ 「 欲しい!!! 」 と一言!
はいはい ココまで連れ出してくれたんだもの 「 ダメ! 」 なんて言いませんとも!

     

早速 翌日から通勤に使っていますとも もちろん つれあいが・・・・・。

ぼこは宝

2012-08-26 | ひとりごと
昨日 仕事帰りに寄ったホームセンターで・・・・・
ブッちゃん御所望のジャーキー徳用袋を抱えてレジに並んでいたときのこと。
脇腹をツンツンされて振り向くとそこに・・・・・・前歯の抜けた満面笑顔の女の子が立っていた。
女の子は 何も云わずに ただただ ニコニコと当方の顔を見上げている。

????? えーっと えっと どこかで出逢っている女の子なんだよなぁ
どこでだっけ??? ダレだっけ??? うーん 困った
わざわざ 隣まで来てツンツンしてくるくらいだから かなり親しく話をしているってことだよなぁ。
えーっと・・・・・図書館のおはなし会かなぁ??? 毎月おはなしを届けに行っている地元の小学校の子かなぁ???
それとも ワークショップで出向いた小学校で出逢った子かなぁ??? 森の館で出逢ってるのかなぁ???
うーん おぼろげな記憶はあるんだけど 思い出せない

取り敢えず 「 こんにちは お買いもの? えらいねぇ お手伝いしてるんだぁ 」 と声をかけたけど・・・・・・
ダレ何だか わかっていないことを悟られないように とびっきりの(ココが肝心!)笑顔で応えたら速やかに退散!!!

     

更に 今日は朝からパソコンに向かって事務仕事を片付けていると うん??? 何やら視線を感じて顔をあげると
カウンター越しに じーっとコチラを見つめる小学校1~2年くらいの女の子が立っているではないか。
そっと入館してきたのだろう 当方は全く気が付かなかったのだが しばらくの間じっと見つめていたらしい。
ようやくコチラが 女の子に気が付くと 女の子はニコニコ本当に嬉しそうにするが ただそれだけ。
またもや 焦りまくり 取り敢えず 「 こんにちは 遊びにきてくれたのねぇ ありがとう♪ 」 と
とびっきりの笑顔で声をかけたのは云うまでもない!
昨日会った女の子と別の子だけど やっぱりどこかで当方と接点のあるお子なのだろうなぁ。

本当に 本当に すぐに思い出せなくてごめんなさぁい 今もまだ???なんですけど 

                            

中山間地の当地では 現在では果樹栽培が盛んだが 昔は養蚕で生計を立てている農家が多かったところである。
平成になっても暫くは ぼちぼちと養蚕を続ける家もあったが 今ではすっかり衰退してしまい
養蚕をしていた家の蔵に 埃をかぶったままの道具が眠っているくらいだろう。

ぼこと云う言葉を 40代以上の人たちが今も使っているのを耳にする。
ぼことは カイコのことで 収入に直結する大事な糸を吐くカイコだから 『お』を付けておぼこさんと呼ばれてきた。
そして カイコ同様に大切に育てられる子どものことも ぼこと 今でも呼ぶことがある。

どこの子も 子どもはみんな宝・・・・・ぼこは宝♪
決して おぼこさんを 蔑ろにしているわけではないんですけど・・・・・
これからは もしかして益々 こんなことが増える可能性があるってことか・・・・・あぁ
どこかで 当方と接点があったと考えられるおぼこさんたちに とびっきりの笑顔を返すことにしよう そうしよう

あたま???

2012-08-24 | ひとりごと
昨日の閉館間際に 年配の女性が息せき切って 森の館に飛び込んで来るなり・・・・・

「 大変!! たーいへん 展望台の下に 毛が見えるのよ。 もしかしたら・・・頭じゃなぁいのぉ? 」

あ あ あたまだってぇ??? って 頭ってこと??? ひよぇーーーーーっ 
森番は フィールドワークに出かけていて留守だし 森番B氏は帰った後だし・・・・・・
確認に行かなきゃまずいんだけど ダレが行く??? って アタシしかいないじゃん

展望台に向かう林の中の路は 特に変わりはないようだ。
そろり そろり・・・・・近づいていくが 展望台に不審なものは見当たらない。
通報してくださった方は 展望台の下と云っていたことを思い出し 意を決して 展望台から下を眺めるが異なものは見当たらない。
でもあれだけ慌てふためいて飛び込んで来たのだから 何かがどこかにあるハズ。

もしかして・・・・・あ あ あ あったぁ
それは 斜面から突き出した状態で設置されている展望台なので その展望台の脚部と斜面との間 つまり展望台の真下にあった!!!
恐る恐る覗き込むと 何やら毛の塊のようなもの 頭部のようにも見えるものがあるが はっきりしない。
反対側に回って覗き込むと・・・・・毛の塊の中に目みたいな ドッキンドッキン
持って行ったデジカメでズームアップしてみたら・・・・・

     

確かに毛の塊と頭部・・・・・どうやらタヌキかキツネか??? 否 犬の死骸のような・・・・・

飼っていた犬猫が死ぬと そっと山に埋めに来る人がたまにいるけれど コレもそれかもしれない。
飼い主は 地元の山の土に還してやったつもりなのだろうが 大概は 大雨による土砂流失で中途半端な姿をさらすことになったり
トンビや キツネやイタチ等に食散らされ 無残な姿をさらすことになるのだから 知らぬが仏と云うか・・・・・。

まぁ 取り敢えず110番騒ぎにならずに済んでひと安心だったけど グッタリ 
このあと家に帰るのも やっとだったわ

++++++++

今朝は今朝で 早くからバタバタ・・・・・・韓国で環境教育等に関わっている団体が視察に来る日。
視察の申し込み等 調整に関わってきた通訳も同行したが 韓国の方のようで 日本語がちょっぴり怪しかったり
「ムズカシイコト イワナイデネ アタシ ワカンナイカラ!」 なんて開き直っていたけど
めちゃくちゃ明るくて 愉しくて 可愛いひとだったから 解説する森番の鼻の下が やけに長かったような・・・・・・

しかし 団体が来館するまでは 森番とふたりして・・・・・
どこか他の施設と勘違いしてるんじゃないの??? 時間つぶしに立ち寄るだけかもよ。
まさか わざわざ韓国から こんな小さな施設を視察に来るなんて あり得ないっしょ!!!!
なんて 半信半疑だったけれど 一応解説する心の準備をして待っていたら 本当に来館した!
それも 韓国で同じような規模の施設に勤めている若い人たちや 環境教育の現場に携わっている人たちで
本当に 当館を視察することが目的のひとつだと云うから びっくり仰天!!!!!
(このあと富士山の五合目までバスで行って それから新幹線で京都に向かうと・・・すっごくハードなスケジュール!)

韓国のお土産にいただいたのがコレ↓



小さいけれど 韓国の山水風俗民話???を 著しているらしく 趣のある屏風。
早速 事務室前のカウンターに飾ってみると 事務室内が適度に目隠しされて 一石二鳥♪

一応(?)頭を使った森番は・・・・・・早弁して・・・・ウトウト・・・・してる場合じゃないぜ
平日なのに 夏休み最後の日に向かって 宿題対策に追われる親子連れが多いんだからね!

暮れ泥む

2012-08-21 | ひとりごと
     

相変わらず里では 35℃前後の猛暑が続き ミンミンやアブラが喧しく短い生を謳歌しているけれど 
端居時になると 暮れ泥む空にはあかね雲が ポワンッと浮かび 草叢から虫の音が賑やかにきこえだす。

昼間 締め切っていた窓を開け放し風の通い路を確保した途端 
風鈴が息を吹き返し 涼やかな音を奏でる。
ホースで庭に撒水すると 足下を極楽の余り風が通り抜けていく♪

大好きな端居時♪ 
でも うっかりすると あっという間に 足も腕も首筋も・・・・・カユイーーーー

夜の森で

2012-08-19 | ひとりごと
     

昨日は 森に生息するねずみ調査を体験するワークショップを開催。
実際の調査は 少し離れた違う場所にトラップを仕掛けているけれど せっかくだから一般の人たちにも
ねずみを捕まえる貴重な体験をして貰おう! と云うわけで 森の館のセカンドハウスがあるフィールドへ移動。

参加者の中に 広報を見て応募してきた女の子がふたり・・・・・ナント 娘の同級生。
森番が 「 うちの娘です 」 って紹介したら 当の娘たち 「 まぁ そんなものです 」 って 応えていたわ。
何しろ 保育園から高校まで ずーっと一緒に育った仲間だものね。
しかし・・・・・・やっぱり この娘たちも 類に呼ばれた友???・・・かな??? 否 間違いないナ

     

シャーマン式トラップ(ねずみを生け捕りにする仕掛け)に 設置者の好みのエサをセットする。
この時点で ねずみについての講義はまだ受けていない。
四角い筒の中にエサを入れ 入口を開けて設置しておけば ねずみが入ったと同時に閉まって出られなくなる仕組み。
中に入れるエサも 説明を訊く前なので ねずみの気持ちになって考える人もいれば
旨そう♪と設置者の好みでエサを選ぶ人もいて わくわく・・・・・。
用意してあったエサは ・どんぐり ・ひまわりのたね ・さつまいも ・にんじん ・キャベツ ・チーズ ・とりのササミ
はてさて どのエサに釣られるのやら・・・・・。

      

まだ明るいうちに トラップを仕掛けに行く。
仕掛ける場所も ねずみの気持ちになって考える人や 暗くなった森での回収しやすさで決める人
何やら拘りを持って森を徘徊(?)している人・・・・・・これまた 人それぞれで面白い!

トラップを設置し終え ようやく講師から 森のねずみについて話を訊くことになった。
・・・と ここで 「 しまったぁ エサを間違えたわ
         「 トラップをかける場所に失敗したかも・・・・・ 」 なんて悲喜こもごも・・・・・。   

夕食のお弁当タイムを挟み とっぷり日が暮れて 辺りが真っ暗になるのを待って いよいよトラップを回収に行く。
わーい♪ わくわくするなぁ・・・・・しかし・・・あれ??? どこだっけ??? ココにあるトラップはダレの???
(何しろ 外灯など無い山の中 生憎 雲も広がっていて星明りすらない。)

もちろん当方も 娘たちと一緒にトラップを仕掛けましたとも!
仕掛けたトラップを一つずつ確認していく。
ねずみがかかっていれば 入口の蓋が閉まっているのだが・・・・・
「 あーぁ 」 「 開いてるからダメだぁ 」 「 まただぁ 」・・・・森のあちこちから無念の声がきこえてくる。

えーっと アタシのはどこだったっけ??? 懐中電灯を手にウロウロ・・・・・
コレだっけ??? 「 それはアタシのです! 」 娘のひとりが叫ぶ。
じゃあ コレだったかなぁ??? 「 多分 それだと思いますよぉ 」 娘のひとりが教えてくれる。
 
ようやく ひとつめを見つけたけれど ガックリ ふたつめを見つけ またもやガックリ 
ところが みっつめに仕掛けたトラップの蓋が閉まっていて 微かに重みを感じるような気がする。
もしかして??? わくわく ドキドキ・・・・・・・一気にテンションが上がり
真っ暗な森の中を懐中電灯を手に 斜面をよじ登り 自分が仕掛けた残りのトラップを回収に向かったが・・・ガックリ

     

今回仕掛けたトラップは全部で60個 ねずみが かかっていたのは ナント 当方が仕掛けたうちの一つだけだった。
ねずみは夜行性の動物なのでキチンとデータを取るには 明るいうちに設置して 翌朝に回収するそうだ。
一晩置けば もう少しトラップにかかってくる頭数も多くなるのだが 今回は調査体験ワークショップなので
時間的制約があり 仕方がなかったのである。
とはいえ 他の人のトラップには一匹も入らなかったにも関わらず 参加者の愉しそうなことといったらなかった。

このあとは 貴重な一匹になったねずみ その名は『ヒメネズミ』をモデルにみんなで撮影会・・・・・
じゃなくて 観察会!!!! 捕獲したヒメネズミの身長と体重を計測。

          


最後に 娘のひとりが代表で捕まえてみることに。

     

ねこを5匹も飼っている猫屋敷の娘だけに あっという間にねずみを捕まえた! さすがぁ 猫屋敷の娘!
そして 撮影会(?)のあとは 森へ逃がしておしまい!

一匹しか捕まらなかったのに 「 あぁ・・・おもしろかったぁ♪ 」 こんな声がたくさん上がり ワークショップも大成功♪
ふたりの娘たちも 身近な自然の面白さ不思議さに開眼してくれたかな???

因みに今回のワークショップの講師は20代半ばの好青年で 参加者も20代~30代の元気な女子が殆ど。
自然保全活動していくためのバトンを渡せる若者が たくさん育ちつつあることを嬉しく思う夜だった。