修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

おっ!!!

2013-10-30 | 手しごと
今日も元気にマメタイフウに突入してまいりました!
染材は マメタイフウたちが育てたサツマイモの葉っぱ。

お芋の葉っぱを前に 「 さて この葉っぱで染めたら どんな色になると思いますか? 」 の問いかけに
殆どのお子たちが サツマイモの葉を手に取り じっくり眺めたら 「 みどり・きみどり・むらさき 」 と答えてくれました。
その理由を問うと 「 葉っぱのどこそこが この色だから 」 と見たままの色を上げてくれます。
ところが 今日はひとりだけ 「 きいろ 」 と答えたお子がいたのです。
その理由は 「 サツマイモの色がきいろだから きいろに染まると思う 」 と云います。
そこで ちょっぴりイジってみたくなり 「 でも ここにあるのは葉っぱだけでお芋はないですよぉ。 」 と返してみました。
するとその少年はしばし考えてから 
「 葉っぱは つるで土の中のお芋とつながっているから お芋の色が葉っぱに伝わっているかもしれない。 」 と答えてくれました。

実際 お芋の色に染まるのですが 芋の色素との詳しい関連はわかりません。
でも その発想が素晴らしいと思いました。

更に その少年が細工をして染めたハンカチがコレ↓です。

     

この模様の配置も 初めて草木染めをしたお子の作品とは思えないものです。
と云うのは 初めてハンカチに模様をつける人は 大概 ハンカチ全体に細工することが多いのですが
この少年は ハンカチの四分の一に模様をかため 他は無地にしています。
その理由は ハンカチを折りたたんだとき 見える部分に模様が出てくるように細工を施したそうです。

たかが小学校1年生の作品・・・・・とんでもない!!! 
素晴らしき 思慮深い1年生の作品!!!・・・・・脱帽です!

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森の館に戻る途中に遠望した木花咲耶姫の姿は
昨日の冷え込みで 五合目から上は 『 ふゆのうま 』 が 駆け抜けたようですね。
元々 枯葉の少女が乱舞する場所ではないけれど・・・・・

      (スマホ撮影)

山装う

2013-10-27 | ひとりごと

(因みに 写っている建物は 森の館ではありません)

台風一過 久々に仰ぎ見る魔女山は ただいま衣替え中♪

山麓に設置されている温度計が 今朝は7℃を表示していた。
と 云うことは 出勤時の森の館の室温は それよりも更に低かったことになる。
昨日の台風接近で 歩道を埋め尽くした葉を竹箒で掃く等 開館準備をしているうちに いつしかほっこりとしてくるが
パソコンの前に座って事務仕事をしていると 下から冷えてくるので 足下に電気ストーブを点けて対処している。

そろそろ ひざ掛けと湯たんぽを準備しておいた方がよさそうだ。
森の館も来る 冷凍冷蔵館状態に備えて 冬ごしらえをする季節の到来である。

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こんな↓ところで きのこ狩り♪



昼間 家族連れがお弁当を広げていた芝生のあちらこちらに ちょこちょこと顔を出していたり
歩き疲れた登山者が腰掛けたベンチのすぐ脇に こんもり顔を出していたハタケシメジたち。
夕方 森の館を閉め すぐ目の前の車に向かうまでに小さなレジ袋一杯の収穫♪



帰宅後つれあいに ハタケシメジに毒きのこが混ざっていないか確認しながら 汚れをきれいにして貰ったら 
醤油と酒だけでサッと煮て 冷めたら冷蔵庫で保存する。
これでいつでも 炊きたてご飯に混ぜれば 美味しいきのこご飯が愉しめちゃうってわけ。
我が家の超お助けメニュー也♪

みちのく珍道中

2013-10-25 | おでかけ
       

父方の伯父の葬儀に列席するため 栗駒山の麓まで出かけていました。
公休日と合わせて3,4日魔女山から離れていただけなのに 秋がグンッと深まった感があります。
台風27号が近づいているせいで 次第に雨脚が強まってきているし 続いて28号もやってくるようですね。

余談ですが 『 28号 』 で すぐに頭に浮かんだのは・・・・・・

     ♪ ビルのまちに ガオ~ 夜のハイウェーに ガオ~
       ダダダダダーンと たまがくる バババババーンと はれつする
       ビューンと 飛んでく 鉄人28号 ♪

白黒アニメをテレビでみていたのは幼稚園の頃だったような・・・・・『 鉄人28号 』 なんてテレビアニメ知ってます???

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さて 『 みちのく珍道中 』 は 実家の母(くそばばあ)からの電話・・・・・

       B子さん(亡き父の妹)から おじさんが亡くなったって電話があったけど どうする?
      どうするって じっさまのきょうだいだもの じっさまのかわりに行くにきまってるでしょ!

こんな会話から始まったのです。

このあと 同行する弟への連絡に始まり 新幹線やホテルの予約等 バタバタと手はずを整えて
母と電話で細かい打ち合わせをするのですが どうにも話がかみ合わないのです。
B夫おじの最近の様子を訊いても???? ご家族の様子を訊いても????

暫くしてようやくわかったのですが 亡くなったのがB夫叔父ではなく 父の実家A家のA夫伯父だったと云うことです。
母は 最初からA夫伯父(父の兄)のつもりで話していたのですが 当方がB夫叔父と思い込んでいたのです。
おっちょこちょいで早とちりの当方が悪いのはわかっていますが 「 B子さんからおじさんが亡くなったって・・・・」
と訊けば B子叔母のところのB夫叔父が亡くなったものと思いませんかぁ???
A家とB家は近く B夫叔父も癌で入退院を繰り返しているんですもの。(B夫叔父は 生きてましたぁ ごめんなさぁい!)

     

上の会話でわかるように お互いの意思疎通がなされていない母娘ですので 東京駅の新幹線乗り場で待ち合わせは
非常に不安だったので 実家に寄って母を連れて出かけて行きました。
ところが 初っ端から・・・・・

       荷物は少なくして動きやすくしなくっちゃね。

そういいながらせっせと バッグに詰めたり出したりを繰り返し 荷造りが出来たと云うので見ると
下着の替えと 化粧品の類が入っただけの小さなバッグひとつで 肝心の喪服は・・・・・
母の頭から すっぽり抜け落ちているんです。
新幹線だ ホテルだと云っているうちに 栗原(栗駒山麓)に行く目的が お弔いから家族旅行になってしまったようです。

荷物を手に実家を出て バス停に向かう母の足下を見れば・・・・・白いスニーカー。

      黒い靴は持ったの???
       荷物になるもの持ってないわよぉ
      白いスニーカーはダメ! 黒い靴を履いてきなさい! (←ローヒールのソフトな黒靴)

新幹線に乗れば乗ったで・・・・・・ はぁ~~~

ホテルにチェックインして身支度を整え セレモニーホールへ向かい 叔父や叔母たちの姿を見るや否や

       あらぁ みーんな歳とったわねぇ

等と 本人はコソッと小声で云ったつもりらしいが その呟きはしっかりと叔母たちの耳に届いているのです
慌てて弟と一緒に 挨拶をして話題を替えて・・・・・・もう くそばばあは黙っとれ

白木の御殿づくりで 遺影を菊の花で囲んだ祭壇を前に 母はココでも???な発言。

       A夫さんは クリスチャンだったのね

はぁ??? この祭壇のどこがクリスチャンなのか 母の呟きに首をかしげつつ理由を問えば

       だって ほらぁ オルガンがあって ホールの人が弾く準備をしてるじゃないの

いえいえ オルガンなんてありません! 通夜・告別式を進行するスッタフの台だったのです。
見当識障害が出始めたのか??? はたまた生来のボケなのか???

この調子で 東京に戻ってくるまで トンチンカン+失言・暴言の数々を連発してくれたおかげで
コチラは 頭を下げ 訂正し フォローしてまわることでクッタクタになりました。

帰りの新幹線車内で 「 また一緒に どこか旅行に行こうね 」 と云う ハイテンションのくそばばあを
完全無視した弟と当方だったのは云うまでもありません!

神無月の小学校で

2013-10-21 | おはなし
毎月恒例 地元の小学校へおはなしを届ける日。
秋たけなわ この季節にぴったりのおはなしを持って・・・・・ルン♪

                本日のメニュー 

      わらべうた   おてぶしてぶし
      おはなし    三まいのおふだ (出典 * 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館編)
      読み聞かせ  さつまのおいも (出典 * 中川たかひろ・文 村上康成・絵 童心社)

                司書担当 *  bucchi担当

10分足らずの短いおはなしだけれど 始まりから終わりまで 
誰ひとりとして 語り手から目をそらす者がいないほど 聴き手を引き込むおはなし。
今日も ピタッと吸い付いたまま 物語に翻弄されていく子どもたちの表情の豊かさに 鳥肌が立つほどだった。

          

季節柄 魔女山でも 風が吹くたびに カラッと栗が落ちてきて また風が吹くと カラカラッと落ちてくる。
夢中になって拾っていると いつしか山深く入ってしまい
奥の方から 「 おんやまあ めんこいこんぞ(小僧)だこと こっちさ来お おっきな栗こやっから 」 と。
みれば そこには 髪を短く整え 奥歯に銀色のかぶせものをしたばんばが・・・・・
って そりゃぁ アタシ???

おまめちゃんの登場以来 やまんば 鬼婆 ヤマハハ・・・・・とかに えらく親近感を覚えるんですけど 何故でしょうかねぇ。
民俗学的な視点からも遠からず・・・・・なのではないかと。

魔女山麓にも いくつか伝説が残っており それらを伝える地名や石碑等も実在している。
言い伝えや わらべうたの類をとっかかりに 昔語りを再話したいと考えているが なかなか一歩を踏み出せないでいる。
グズグズしていては手遅れになると わかっちゃいるんだけど・・・・・・・。
おはなしを届ける活動と おはなしを再話する活動 20年語りを続けてきたからこそ 必要性を痛感するこの頃なのである。

避難所

2013-10-20 | くぬぎ林の大家さん
バシャバシャと冷たい雨が降っているけれど 今日はの祭り。
祭りの開始を告げる花火が ダンダンダンと数発 空気を振動させて上がった。
と その途端 リビングの窓のすぐ外で ハァハァハァ…ガサガサガサ ドタンバタン…と賑やかで怪しい音が……
玄関を出てみたら あぁ やっぱりね。



屋根を乗り越え 狭いところへ 隠れるように避難したってわけね。
だけど ブッちゃんそこからひとりで出てこられるのかい??? 

(スマホから投稿)