修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

薫風自南来

2013-04-29 | 


父が薫風に乗って旅立ってから 今日で丸3年になる。
3年前のあの日は どんな天気だったのか 全く記憶に無いのだが
薫風に乗って行ったのは間違いないと確信している。

今年もまた 薫風自南来 を肌で感じて・・・・・




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GWの森の館では  クラフトのワークショップを開催中。
今日も朝から 元気いっぱいのチビッコたちが来館している。

      ねぇ アタシのこと おぼえてる???
      ???
      おはなししてくれたじゃん
      えーっと 保育園かな??? (うーむ・・・えーとえーっと どこの保育園だぁ???)
      そうだよ よかったぁ ○△□ほいくえんのミナミとワカナだよ♪
      (ふぅ~ チビッコの期待を裏切らなくて済んだみたいね)

焦るけど そんな嬉しい再会(?)があったりするから 賑やかなGWも悪くない。
そよ風にのって 誠実に職務に励みなさい そんな囁きがきこえてくるような気がする日。

鈴の音

2013-04-28 | ひとりごと
やっぱり と云うか 当然 と云うか・・・・・
夏休み最終日(?)となった昨日 仕事を終えて帰る頃には キャンパーも静かになる時刻だった。

箒の前照灯だけが頼りの薄暗い県道を下っていると 光が届かない先の方に何かが動く気配。
もしや・・・・・く く くま???
いや それにしては 足が長いし 毛むくじゃらではない!
じゃあ イノシシ??? いや もっと体高が高いかなぁ。
それじゃぁ 犬??? やけに大きな犬だなぁ。

そんなことを考えながら近づいて行くと 熊じゃない! 猪でも犬でもない! 山爺だ!!!
道路の真ん中に立ちふさがり 首だけ当方を振り返って・・・・・ナニ??? ナンカヨウ???・・・と 凝視してくる。
この警戒心の薄さと云うか 好奇心の旺盛さと云うか・・・どうやらこの春 親離れしたばかりのお仔らしい。
カメラを取り出す時間があったけれど ストロボたいて驚かせたくなかったので
少しの間 お互いGWを元気に乗り越えよう とエールを交わすだけに留めておいた。

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さて いよいよ森の館も新しい企画展が始まり GWタイムに突入!
でも カンカーッン! とゴングを打ち鳴らすのではなく
静かに そっと 鈴の音を響かせる程度にしておきたい気分なんだな♪

山笑う

2013-04-26 | ひとりごと


稜線めがけて木々の芽吹きが進むと同時に 山裾から中腹にかけては新緑の季節を迎えている。
今まさに 山笑う時♪

森の館では 夏休みの残りの日を数えながら宿題の仕上げ(?)に全力投球してきたけれど
見切り発車になりそうな予感 やはり今夜は・・・・・ 
あぁ 山に笑われているような気分だわ

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山笑う季節と云えば 毎年登場する春子さんだけど とうとう原木が古くなりすぎて今年は1、2回収穫しただけで姿を消してしまった。
そこで 新たな春子さんにご登場いただくために 過日 こんな↓作業をした。



今回の春子さんのベッドになったのは 我が家の庭師が剪定(?)した庭のクヌギ。
手をかけ 目をかけ 愛でてきたクヌギの木がベッドなんだから さぞや美(味)しい春子さんが登場してくれるだろうと期待しちゃう♪
あぁ それこそ 山笑うどころか 鬼笑う話だわ。

きりぎりす

2013-04-22 | おでかけ
公休日の朝 朝食を済ませ のんびりとNHKの朝ドラを観ながら

 今日はイイ天気だねぇ 安曇野辺りまでドライブに行かない???
 あぁ イイよ 行くか!

ってな具合で乗りがイイと云うか アリとキリギリスに例えるならキリギリスと云うか・・・・・
今始まったことじゃないし・・・・・レッツゴー♪



水が入り始めた田んぼの向こうに見える 赤いとんがり屋根の可愛らしい建物は 
今日もたくさんの子どもたちが戦っている場で 『 電池が切れたら 』 の舞台でもある豊科の子ども病院。
あのとんがり屋根を目にするたび ひとりでも多くの子どもたちに 少しでも穏やかな日々が続くよう祈らずにいられない。

安曇野ICで高速を下り 安曇野をあてもなくドライブしながら

 行っちゃう???
 行ってもイイよ!

まぁ何て乗りのイイ夫婦 否 遊び好きのキリギリス夫婦なんでしょ。
うふふふ・・・・・途中で乗り換え こんな↓ところまで行ちゃった♪



標高1470mのココは雪が舞い まだ冬景色。
自家用車から乗り換えた地点は長野県 そしてココは雪が舞う富山県。



奥に顔を覗かせている雪山↑は 立山の雄山。
晩夏のあの日 迷走した天界は あの雪山の向こう側にあたる。
そして眼下に 今年で完成から半世紀を迎える黒四ダムの全容を見ることが出来る。

 

黒部湖が凍結している今は まだ ダムの放流が行われていないので ちょっぴり迫力に欠けるけど
それでも 厳しい自然の中に建つ姿は雄々しく美しくもある。

展望台にあった小さな売店で見つけたご当地限定品をお土産に♪



ダレのお土産??? 欲しがったのは つれあい。
はい 安曇野ドライブ(?)のお土産に買ってあげましたとも。

GWや夏は もの凄く混むと訊いていたので なかなか足が向かなかったのだけど
ハイシーズンを除けば 急に思い立って出かけても行かれる場所だったことを知り 驚くキリギリスだった。

持続不可能?

2013-04-19 | ひとりごと
あらっ! 自宅のすぐ前に立っている電柱のてっぺんに???



よーく目を凝らすと そこには・・・・・小枝でできた大きなだらしのない巣 ( ・・・と エインワースも云っていたっけ )



おやおや・・・・・ 
周りを見渡せば営巣できそうな木はいくらでも見つかるでしょうに よりによってこんな所を子育ての場に選ぶなんて。
そりゃあね 大事な大事なお子たちが座る巣の内側に敷くのに最適な黒くて柔らかな毛が 必要なだけいつ何時でも調達できるし
田んぼと畑に囲まれ エサには事欠かないだろうけどね。
でも 巣材が電線に触れてショートしたら かわいいお子たちは一巻の終わり!
それに伴って 停電する危険性もあるので ココに巣が存続するのは時間の問題だろうな。
うっ 家を留守にしている日中 電線がショートして停電になったら困るのはうちじゃん
営巣地に困るような都会じゃないんだからさ トウチャンカアチャン もっと持続可能な場所探してよ!

こすずめは はじめのうち とぶのがとてもおもしろいことだとおもいました。
でも だんだんはねが いたくなってきました。
あたまも いたくなってきました。
これでは どこかにとまってやすまなければなりません。
・・・・・
にれのきのてっぺんに とりのすがあるのがみえました。
・・・・・
それは こえだでできた おおきなだらしのないすでした。
・・・・・
そのすにすわっていたのは おおきなくろいからすでした。




(出典:『こすずめのぼうけん』エインワース作/こどものとも傑作集・福音館書店)