「久しぶりだなぁ!おまえ老けたなぁ!」という恩師の歓待?を受け、
ひとしきり在りし日の想い出話に花を咲かせます。
100周年を機に生まれ変わった校舎は
もう通っていた頃の面影はどこにもなく、感傷に浸るきっかけも失い一巡り。
ディスプレイがあまりに凝っていたのでついカシャッ!
制服や浴衣のその姿の向こうに当時の自分を探りつつ、
その生徒の目に映っているであろう今の姿も意識。
何だかゲーム感覚。
友人と恩師との溜口っぽい会話を聞きながら、
時間を遡り何の苦悩も不安も抱いていなかったあの日々に思いを馳せました。
変わらずかくしゃくとしていらっしゃる先生、
やはり寡黙にうつむき加減の先生、
帽子で頭部を隠していらした先生
体育教官でも足を悪くされた先生・・・。
昔お世話になった恩師は次々と辞職、定年退職。
往時の2割在職かどうかというところ。
枯れ木に花を咲かせたい気分になります。
記憶の中の、勇姿であり続ける先生の姿とやや突っ張りぎみ生徒だった自分、
そして今ある現実が色々交錯する時空体験でした。(R)