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菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

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口ずさむの意味を口ずさむ。

2023年12月12日 00時00分31秒 | 言葉の根

口ずさむの「ずさむ」ってなんだ。
一語なのか、それとも「口」と「ずさむ」なのか。

「口ずさむ」の意味は、歌やメロディなどを何となく声に出して歌ったりすること。
漢字では、「口遊む」と書く。「くちずさぶ」ともいうことも。

「遊む」だけで「すさむ」と言い。古語の「すさぶ(遊ぶ)」が転じたもの。
こちらですでに、「詩歌などを吟ずる」という意味があるので、「口」が付いたことで、なんとなく、人に聞かせるでもなく、となったのですな。
口で遊んでいるという感じなのでしょう。

近い言葉で、「吹きすさぶ」がありますが、こちらも「吹き遊ぶ」とも書きますが、多くは「荒ぶ」と開くそうで、「荒む(すさむ)」の方がよく使われますね。

「すさぶ」(荒ぶ・遊ぶ・進ぶ)の意味は、1、気持ちや生活態度にゆとりやうるおいなどがなくなる。とげとげしくなる。荒れる。2、細かいところにまで注意が求められる芸などが荒れて雑になる。3、ある方向にいよいよ進む。特に、雨・風などの勢いが増す。4、勢いが尽きて衰える。5、気の向くままに何かをする。慰み興じる。あそぶ、もてあそぶ。

確かに、遊びには、どこか荒んだ部分があるものね。
口ずさむのだって、うれしいだけでなく、心がすさんでいるときにもするものね。

そうか、「進ぶ」でも「すさぶ」と読むのか。
言葉の意味と関jの持つイメージが逆よね。
進ぶだと、その後で、進む、という感じもする。
面白いなぁ。

 

そういえば、テオ・アンゲロプロスの映画の邦題で『こうのとり、たちずさんで』 ってのがあるが、「立ち荒んで」で、立ちつくし、んだ気持ちを表しているものだと感じていたけど、「立ち遊んで」でもあるのか。
ちなみに、「たちずさんで」は造語だそう。

 

 

 

 

 

 

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