菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

エイドリアンvsプレデターズ    『プレデターズ』

2010年07月18日 00時01分21秒 | 映画(公開映画)
 
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第151回。



「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」







『プレデターズ』






まさかの正式な続編。だから、『プレデター3』になる。
もともと10年前に書かれたR・ロドリゲスによるアイディアを復活させたものらしい。
なので、プロデューサーを務めている。
最強の化け物と言われつつ、何度か負けたりしている不思議なモンスターでもある。
地球の捕食者VS宇宙の捕食者の対決。

ニムロッド・アーントルは、生真面目な作風なので、奇想天外な物語をしっかりと地に足つけて作り、なかなかに面白く仕上がった。
ほとんどふざけなかったのが功を奏した感じ。

俳優の使い方がうまい監督なのよね。
『アーマード』では、男くささ全開でしたが、今回は紅一点あり。
ラブストーリーもバランス良く配置されている。

ロドリゲスも俳優に好かれる監督だしね。

俳優陣が好演。
主役に細めのエイドリアン・ブロディ。
現実主義の主人公像がたまりません。
けっして、エイドリアンVSプレデターズの洒落のために起用されたのではなかろう。
アリソン・ブラガもSFが似合う注目女優。
ローレンス・フィッシュバーンのそのサバイバル環境にしては太りすぎだろう体系は体質ということで目をつぶって。

こういうジャンルを好きで演じている演技派スターが増えたんだろうね。




効果音の良さに注目したい。
あと、音楽がいいんです。
ホラーは実はここが大事。


自分の中の中学生マインドがリバイバルする佳作ですぜ。



そうそう、予告編はちょっとウソありです。







あと、世間的に評価の低い『プレデター2』ですが、監督は『24』のスティーブン・ホプキンスで隠れた佳作という人も少なくないんです。
ローレンス・フィッシュバーンも好きだと公言してます。







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