【俺は好きなんだよ】第676回は、『ベニーズ・ビデオ』(1992)
英語題は、『BENNY'S VIDEO』。
ベニーは主人公の少年の名前。
上映時間:105分
製作国:オーストリア
スタッフ。
監督:ミヒャエル・ハネケ
製作:ファイト・ハイドゥシュカ/ベルナール・ラング
製作総指揮:ミヒャエル・カッツ/ゲブハルト・ツパン
脚本:ミヒャエル・ハネケ
撮影:クリスティアン・ベルガー
プロダクションデザイン:クリストフ・カンター
出演。
アルノ・フリッシュ
アンゲラ・ヴィンクラー
ウルリッヒ・ミューエ
物語。
物質的に恵まれた家庭で育った少年ベニーは、圧縮空気銃で豚をすることに魅せられていた。
それを映像に撮影したものを繰り返し見ては、悦に入っていた。
ある日、彼は家に招いた、偶然知り合った少女を衝撃的にその圧縮空気銃で殺害してしまう。
しかも、その模様をビデオカメラに収めながら・・・。
受賞歴。
1993年のテサロニキ映画祭にて、国際批評家連盟賞を受賞。
1993年のEuropean Film Awardsにて、FIPRESCI Prize(Michael Haneke)を受賞。
1992年のViennaleにて、Vienna Film Awardを受賞。
ビデオを映すブラウン管をとらえるカメラ、スクリーンに浮かび上がる画面。
この異化効果が素晴らしい。
ある意味では、『ファニーゲーム』より痛い映画。
人間でなくなるいかけていたものが人間に戻ることは、こんなにも苦しくて痛いのか。
まさに、ミヒャエル・ハネケならではのじんわりと心をえぐる作品。
おまけ。
ここに出てくる圧縮空気銃の強力版(牛の用)が『ノー・カントリー』で出てくる殺しの道具。
映画的な影響関係はあるのかしら?
コーマック・マッカーシー原作だしなぁ。
ベニーが大きくなって、アメリカに渡って・・・とか考えてしまうのは、悪ふざけなのですが。
英語題は、『BENNY'S VIDEO』。
ベニーは主人公の少年の名前。
上映時間:105分
製作国:オーストリア
スタッフ。
監督:ミヒャエル・ハネケ
製作:ファイト・ハイドゥシュカ/ベルナール・ラング
製作総指揮:ミヒャエル・カッツ/ゲブハルト・ツパン
脚本:ミヒャエル・ハネケ
撮影:クリスティアン・ベルガー
プロダクションデザイン:クリストフ・カンター
出演。
アルノ・フリッシュ
アンゲラ・ヴィンクラー
ウルリッヒ・ミューエ
物語。
物質的に恵まれた家庭で育った少年ベニーは、圧縮空気銃で豚をすることに魅せられていた。
それを映像に撮影したものを繰り返し見ては、悦に入っていた。
ある日、彼は家に招いた、偶然知り合った少女を衝撃的にその圧縮空気銃で殺害してしまう。
しかも、その模様をビデオカメラに収めながら・・・。
受賞歴。
1993年のテサロニキ映画祭にて、国際批評家連盟賞を受賞。
1993年のEuropean Film Awardsにて、FIPRESCI Prize(Michael Haneke)を受賞。
1992年のViennaleにて、Vienna Film Awardを受賞。
ビデオを映すブラウン管をとらえるカメラ、スクリーンに浮かび上がる画面。
この異化効果が素晴らしい。
ある意味では、『ファニーゲーム』より痛い映画。
人間でなくなるいかけていたものが人間に戻ることは、こんなにも苦しくて痛いのか。
まさに、ミヒャエル・ハネケならではのじんわりと心をえぐる作品。
おまけ。
ここに出てくる圧縮空気銃の強力版(牛の用)が『ノー・カントリー』で出てくる殺しの道具。
映画的な影響関係はあるのかしら?
コーマック・マッカーシー原作だしなぁ。
ベニーが大きくなって、アメリカに渡って・・・とか考えてしまうのは、悪ふざけなのですが。