菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

だって喜ぶ顔が見たい。 『クロース』

2020年12月13日 00時00分39秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第1332回は、『クロース』(2019)

 


原題は、『KLAUS』。
『クラウス』。

 


製作国:スペイン

上映時間:98分


 

スタッフ。

監督:セルジオ・パブロス
副監督:カルロス・マルチネス・ロペス
製作:ジンコ・ゴトー、セルジオ・パブロス、マリサ・ロマン、マシュー・ティーバン 、メルセデス・ガメロ、ミケル・レハルサ、グスタボ・フェラダ
原作:セルジオ・パブロス
ヘッド・オブ・ストーリー:エドガー・マーティンス
脚本:セルジオ・パブロス、ジム・マホーニー、ザック・ルイス

音楽:アルフォンソ・ゴンサレス・アギラル

 

 

声の出演。

ジェイソン・シュワルツマン/内山昂輝 (ジェスパー)
J・K・シモンズ/玄田哲章  (クロース)

ラシダ・ジョーンズ/中村千絵 (アルバ)
ノーム・マクドナルド/斉藤次郎 (モーゲンス)
ジョーン・キューザック/塩田朋子 (ミセス・クラム)
ウィル・サッソ (エリングボー)
ネダ・マルグレーテ・ラバ (サーミ族の少女)

セルジオ・パブロス (パンプキン/オラノ)

 

 

 

 

物語。

落ちこぼれの郵便配達員のジェスパーは、父の命令で、暗くて寒いスミレンズブルクの町へ送られ、6000通の手紙を配達しなければ、勘当すると言われてしまう。
渋々、町へ行くと、そこではコ哀から二つの民族が争いながら暮らしており、手紙を送り合うような状況ではなかった。
ジェスパーがくじけそうになったとき、人を寄せ付けない不思議なおもちゃ職人クロースと出会う。
ジェスパーは彼から謎の小包を、ある子供に届けるよう頼まれる。

 

 

サンタクロースの誕生秘話を新たな視点から描いたアニメ・ドラマ。

 

寓話としての設定が巧みで、訓話として優れている。
快活なテンポ、画面構成の美しさ。
キャラの関係がよいので、ドラマとして見やすい。
クリスマス前に観るのに、最適なお話。

 

第92回アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされた。

 

2Dの手描きアニメーションながら、キャラクターを照らすライティングなどの新たな技術によって映像に3Dのような立体感をもたらしている。

 

 

Netflixで配信。

 

ディズニー作品を筆頭に多くの作品で、アニメーターを務め、『怪盗グルーの月泥棒 』では製作総指揮と原案、『スモールフット』では製作総指揮と原作を手がけたセルジオ・パブロスが故郷スペインでデビューを飾った初長編監督作品。

 

 

 

受賞歴。

2019年の第73回英国アカデミー賞にて、アニメ映画賞を、受賞。

2020年の第47回アニー賞にて、長編作品賞、長編作品キャラクター・アニメーション賞、長編作品キャラクター・デザイン賞、長編作品監督賞、長編作品美術賞、長編作品ストーリーボーディング賞、長編作品編集賞を、受賞。

 

 

 

 

 

 

 

ややネタバレ。

オラノは日本語版の名で、オリジナルではオラフになっている。
有名キャラかぶりを避けたのかしら?

 

 

 

 

 

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