【俺は好きなんだよ】第１２２９回は、『君の結婚式』（2018）
原題は、『너의 결혼식』。
『君の結婚式』。
英語題は、『ON YOUR WEDDING DAY』。
『君の結婚式の日に』。
製作国：韓国
上映時間：110分
配給：クロックワークス
スタッフ
ＰＤ：チャ・サンミン
脚本：イ・ソックン
脚色：ユ・ヨンア、キム・ジナ
監督：イ・ソックン ［第１作］
助監督：パク・キョンミン
撮影：イ・ソンジェ
照明：イ・ドンファ
美術：キム・チョヘ
武術：チョン・ユジュン
音楽：イ・ジニ
エンディング曲：パク・ポヨン 『私の話ちょっと聞いてみて』
出演
パク・ポヨン （ファン・スンヒ）
キム・ヨングァン （ファン・ウヨン）
カン・ギヨン （オク・クンナム ウヨンの友だち）
コ・ギュピル （ク・ゴンジャ 下宿生 服飾学科）
チャン・ソンボム （チェ・スピョ 下宿生 ホテル経営学科）
チャ・ヨプ （イ・テッキ 高校番長）
ソ・ウンス （パク・ミンギョン 心理学科大学院生 ウヨンのガールフレンド）
ペ・ヘソン （スンヒの母 美容室）
チョン・ベス （スンヒの父 ユソン用達）
ソ・ユナ （スピョの妻）
アン・ギルガン （ウヨンの父）
キム・ヒョンスク （ミセス・ミン スンヒの下宿の大家）
イム・ヒョンジュン （ペ氏 ミセス・ミンのボーイフレンド）
ハジュン （スンヒの新郎）
ソ・ヒジョン （ウヨンの母）
ソン・ジェリム （イ・ユングン スンヒのボーイフレンド アメフト部 キャプテン）
シン・ソユル （キム・ソジョン スンヒの先輩）
物語。
これは、若い男女の多事多難な初恋年代記。
高３の夏、転校生スンヒを見て、一目で惚れしたウヨンは、彼女を追いかけ続けた。
だが、ある事情から、「元気でね」という電話一本だけを残したままスンヒは消えてしまい、ウヨンの初恋は、そのように幕を下ろしたのだった。
ある日、ウヨンは大学の写真に、たまたまスンヒの姿を見つける。
頭の悪いウヨンだったが、彼女と同じ大学を目指して、もう勉強を始める。
高校３年の夏に出会った男女のすれ違いの恋模様を綴った切ないラブ・ストーリー。
主演は、『私のオオカミ少年』のパク・ボヨンと『番人！ ～もう一度、キミを守る～』のキム・ヨングァン。
『建設学概論』を抜いて、最速200万人動員記録を作った韓国で大ヒットしたラブストーリー。
恋と時が、人を変えることについての、ありふれていて、まっすぐな男と女に愛情と友情について描く。
悲恋を笑って話せる思い出に。
ああ、その笑顔に胸が痛い。
受賞歴。
2019年の第55回 百想芸術大賞にて、男子新人演技賞（キム・ヨングァン）を受賞。
ややネタバレ。
エンディングの主題歌をパク・ポヨン が、歌うことで、反対側のヒロインの気持ちを伝えてくる。
いくつか、ラブストーリーにこういうのが韓国映画である（『私の愛、私の花嫁』など）ので、それを『パラサイト 半地下の家族』ではドラマに応用したのかもね。
ネタバレ。
好みの台詞。
「不可能を超えるエネルギーは愛だ」
「君に会って、初めてファンという名字があるのを知った」（自分も同じ読みだが字が違う）
「初恋を赤ちゃんの歩き初めに例えた人がいる。転びながら学ぶしかないそうだ」
「運命は３秒で決まるの」
「恋はすべてタイミングだ。その時、そばにいるかで決まる。それを運命とかいうんだ」
「･･･キスしたい」「･･･さっさとして」
「試してばっかりだな」
「父さんがそうだった。すべて、結婚のせいにしてた」
「つまりはタイミングなんだ」
「あなたは、居場所を見失った時に、いつもそばにいてくれた。めちゃくちゃ嬉しかった。本当にありがとう。」
「マンデラは２０年の投獄に耐えられたのに、半年で離婚した」というセリフがあるが、ネルソン・マンデラは三度結婚をしており、最初の結婚生活は約13年間、二回目は約38年間、三回目は死去するまで約15年間添い遂げているらしいので、勘違いか字幕のミスなのか、そういう事実があるのか。
別居ならありえるかな。
ちなみに、投獄されていたのは27年間。
