菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

縮地っ!! 『明楽と孫蔵』

2020年12月23日 00時00分46秒 | 萬画

久しぶりの漫画紹介。

今回は、『明楽と孫蔵 幕末御庭番』。
全12巻で、きっちり完結しております。


舞台は幕末。
徳川幕府の、若き公儀御庭番「明楽伊織」と従者の老忍「孫蔵」のコンビ。
敵は、人の暮らしを騒がす不逞の輩どもだが、不穏な時代を映して、勤王のテロも横行し、そこには大義名分を持った腕だけはある無頼者たちが横領跋扈していた。
御庭番にしては少々若く、些細な個人のもめ事も、国を巻き込む巨大な陰謀にも、その信念で臆せず突っ込んでいく明楽伊織と忍びとしてありとあらゆる手立てを使いこなす老獪なる孫蔵の凸凹コンビの活躍を見よ。


森田信吾の時代劇はいくつもあるが、やっぱ、これが真打。

この殺陣の面白さはなかなかないですよ。

『ダイハード』を翻訳した11巻のエピソードはなんとか権利をクリアにしてぜひ映画にしたい!!




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