【俺は好きなんだよ】第368回は、『リーサル・ウェポン』(1987)
原題は、『LETHAL WEAPON』。
訳すと『殺人兵器』となる。
スタッフ。
監督:リチャード・ドナー
製作:リチャード・ドナー/ジョエル・シルヴァー
脚本:シェーン・ブラック
撮影:スティーヴン・ゴールドブラット
音楽:マイケル・ケイメン/エリック・クラプトン
出演。
メル・ギブソン
ダニー・グローヴァー
ゲイリー・ビューシイ
ミッチェル・ライアン
トム・アトキンス
ダーレン・ラヴ
トレイシー・ウルフ
エド・オロス
アル・レオン
グランド・L・ブッシュ
スティーヴ・カーン
ドン・ゴードン
ジャッキー・スワンソン
リシア・ナフ
物語。
コンドミニアムのベランダから若い女が飛び降りた。
コンビを組んだばかりの、妻が死んでから自殺願望のあるマーティン・リッグスと良き家庭人のロジャー・マータフが捜査に当たる事に。
事件の背後にある麻薬密売組織は次々と証人を消しにかかり、そして、二人の刑事にもその銃口が向けられる。
反目し合う二人が徐々に互いを認め、やがて熱い友情の絆で結ばれていくバディ・ムービーの最高峰。
GIがイタリアの拳銃を使うなんて、と言われていた米軍新正式採用の拳銃ベレッタM92Fを、完全にカッコイイ銃の記号にしてみせた。
ちなみに、『ダイ・ハード』でジョン・マクレーンが使うのも、この銃。
マーシャルアーツが得意で、元特殊部隊出身の死にたがりの刑事という複雑な設定を見事にモノにしたメル・ギブソンのはまり役ぶりが最高。
すでにマッドマックス役で、人間兵器として確立されていたわけですから。
そう考えると、彼の今の没落ぶりを悲しい。
一刻も早く復活して欲しいと思う。
特にシリーズ第一作目のその重みは70年代テイストさえ感じるのに、キャラクターはユーモアに溢れている80年代的な軽みがある。
このシリアスとコミカルのバランスが素晴らしい。
ここに独特のアクションと演技巧者の二人が主演、娯楽を分かった監督とこの分野での一線級の脚本家、エンターテインメントの名手のプロデューサーという絶妙の組み合わせだけでもニヤニヤが止まらない。
まさに傑作という名にふさわしい刑事映画の決定版。
おまけ。
実はギブソンよりグローヴァーの方が銃を抜くのは早い(二つの場面で)んだそう。
おいらは、見ていて、全く気付かなかった。
あなたはわかるだろうか?
原題は、『LETHAL WEAPON』。
訳すと『殺人兵器』となる。
スタッフ。
監督:リチャード・ドナー
製作:リチャード・ドナー/ジョエル・シルヴァー
脚本:シェーン・ブラック
撮影:スティーヴン・ゴールドブラット
音楽:マイケル・ケイメン/エリック・クラプトン
出演。
メル・ギブソン
ダニー・グローヴァー
ゲイリー・ビューシイ
ミッチェル・ライアン
トム・アトキンス
ダーレン・ラヴ
トレイシー・ウルフ
エド・オロス
アル・レオン
グランド・L・ブッシュ
スティーヴ・カーン
ドン・ゴードン
ジャッキー・スワンソン
リシア・ナフ
物語。
コンドミニアムのベランダから若い女が飛び降りた。
コンビを組んだばかりの、妻が死んでから自殺願望のあるマーティン・リッグスと良き家庭人のロジャー・マータフが捜査に当たる事に。
事件の背後にある麻薬密売組織は次々と証人を消しにかかり、そして、二人の刑事にもその銃口が向けられる。
反目し合う二人が徐々に互いを認め、やがて熱い友情の絆で結ばれていくバディ・ムービーの最高峰。
GIがイタリアの拳銃を使うなんて、と言われていた米軍新正式採用の拳銃ベレッタM92Fを、完全にカッコイイ銃の記号にしてみせた。
ちなみに、『ダイ・ハード』でジョン・マクレーンが使うのも、この銃。
マーシャルアーツが得意で、元特殊部隊出身の死にたがりの刑事という複雑な設定を見事にモノにしたメル・ギブソンのはまり役ぶりが最高。
すでにマッドマックス役で、人間兵器として確立されていたわけですから。
そう考えると、彼の今の没落ぶりを悲しい。
一刻も早く復活して欲しいと思う。
特にシリーズ第一作目のその重みは70年代テイストさえ感じるのに、キャラクターはユーモアに溢れている80年代的な軽みがある。
このシリアスとコミカルのバランスが素晴らしい。
ここに独特のアクションと演技巧者の二人が主演、娯楽を分かった監督とこの分野での一線級の脚本家、エンターテインメントの名手のプロデューサーという絶妙の組み合わせだけでもニヤニヤが止まらない。
まさに傑作という名にふさわしい刑事映画の決定版。
おまけ。
実はギブソンよりグローヴァーの方が銃を抜くのは早い(二つの場面で)んだそう。
おいらは、見ていて、全く気付かなかった。
あなたはわかるだろうか?
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