死んだ人が見える6thセンスの持ち主 オッド・トーマスが主人公のシリーズでYAYAがはまったディーン・クーンツ様 ♪
オッド・トーマスのシリーズが4巻で中断しているため、ちょっとフラストレーションたまってましたが...
別シリーズのフランケンシュタイン・シリーズの1作目が邦訳されましたので読んだところ...
これが面白い ♪
1作目 ♪
書名 :フランケンシュタイン 野望
著者名 :ディーン・クーンツ/著 , 奥村章子/訳
原書名 :Prodigal son./の翻訳
要旨(BOOK):天才科学者フランケンシュタインによって創造された怪物は、現在まで生き延び、デュカリオンと名乗っていた。一方、フランケンシュタインも命を長らえ、ヴィクター・ヘリオスの偽名のもと、人造人間である新人種による世界征服を企み、ニューオリンズで研究を進めていた。だが、そこで凄惨な連続殺人が発生、デュカリオン、ヴィクター、刑事カースンとマイクルの運命が交錯する。巨匠が入魂の筆致で描く新シリーズ、開幕。
このシリーズはもともとTVドラマの脚本として書かれていたものらしいですが、なんかドラマの話がポシャッてしまい...
せっかく書いた作品を無駄にしないため、本として書き直したそうです。
フランケンシュタインの話は実話であり、あれから長い年月を経て、自らの体を改造し200年以上生き続けるフランケンシュタイン博士と、彼の最初の作品である旧型人造人間との現代における戦いが再び始まる...
この設定だけでも面白いですが...
高性能であるがゆえ、精神的に微妙な脆弱性をもつ、フランケンシュタイン博士作の最新型人造人間たちの造型が見事です ♪
特にプロトタイプであった主人公 デュカリオン の苦悩はオリジナル話のままであり、精神の安定のためチベット奥地の僧院で修行してたりします。
逆にフランケンシュタイン博士の書かれ方が、、あまりに俗物で、あまりにマッドサイエンティストで、あまりにナルで...
私見ですがクーンツ様の書く女性の悪役の妖艶なまでの漆黒のダークさに比べると、男性の悪役ってなんかイマイチ感が...
2作目 ♪
書名 :フランケンシュタイン支配
原書名 :Dean Koontz’s Frankenstein:city of night./の翻訳
要旨(BOOK):刑事のカースンとマイクルは、人造人間がニューオリンズの至る所に浸透していることに気づき、デュカリオンはヴィクターの研究所を突き止めようとしていた。一方ヴィクターは、新人種の殺し屋夫婦にカースンとマイクルの抹殺を命じた。そして人造人間の第一号であるデュカリオンが生き延びていて、自分を倒そうとしていることを知る。その頃、ヴィクターの支配下にある廃棄物処理場では異変が…激動のシリーズ第2弾。
1作目ではあまり新型でてきませんでしたが...
2作目ではいろいろなタイプがぞろぞろ出てきます ♪
YAYA的には殺し屋夫婦 Benny & Cindi Lovewell がお気に入り ♪
博士の命令により片っ端から邪魔者を消しまくる、若くて、子供好きで、美男美女のナイス・カップル ♪
奥さんの方が微妙に壊れかけてて、ちょっとステキです ♪
3作目 ♪
書名 :フランケンシュタイン対決
著者名 :ディーン・クーンツ/著 , 奥村章子/訳
原書名 :Dean Koontz’s Frankenstein:dead and alive./の翻訳
要旨(BOOK):ヴィクターの研究所の所在地を知ったデュカリオンは、彼の野望を阻む手がかりを探すため、その中に潜入した。一方ヴィクターは、謎めいた電話を受ける。電話をした人物は、廃棄物処理場で復活したと語り、彼の墓を処理場に用意したという。やがてヴィクターは研究所の危機を察知し、何者かの陰謀を疑いつつ避難する。だがその行く手には、デュカリオンや刑事のカースンとマイクルたちが待ち受けていた。決戦の時、迫る。
1巻、2巻と盛り上げておいて、いよいよボスキャラ同士の対決 ♪
局地戦的な1巻、2巻と異なり、大爆炎まみれとなる3巻 ♪
なんですけど続きの4巻、5巻へと続けるために、最後はわりと抑え目...
少しフラストレーション残りますが、お楽しみは次巻へ。
しかし、このシリーズは1話完結的なオッド・トーマスシリーズとは違い、完全に続き物なので、途中から読むと、まったくわけ分からなくなるかも...
4作目 ♪
書名 :lost souls
要旨(BOOK):ニューオリンズの戦いから数年後。舞台をモンタナ州の田舎町に変え、さらに強化されたヴィクター2とデュカリオンの戦いが再び始まる。
いままでの人造人間とはまったく異なる最終兵器的な新型 Builder が登場します。
圧倒的な戦闘能力も良いですが、なんといっても異常なまでに美しい彼女達の容姿の描写がすばらしい ♪
犠牲者の○○から○○された○○が大量に散らばる中で静かに彼女達が生まれる妖美なシーンは実にステキ ♪
第5作目 ♪
書名 :the dead town
要旨(BOOK):全人類を滅ぼすことを目的とした新型人造人間が本格的に稼動。銃等の物理的な攻撃が通用しない新型にたいして人類は勝てるのか?いよいよ最終決戦が始まる!
4巻の静かに、しかし容赦なく進む人類全滅への盛り上がりが、いっきに開放される最終巻 ♪
3巻のニューオリンズの戦いとは比べ物にならない大規模戦闘 ♪
なんといっても流石アメリカ的で...市民の皆さんがマイ・ガンやライフルやマシンガンを持ち出して銃撃戦します...
巻を進めるごとにすごくなる人造人間の精神的壊れップリも極限的で、もうこれだけでも読む価値あるかも。
特にニセ裁判官夫妻の破綻ぶりはステキ ♪
しかし
このシリーズはこれで終わりみたいなので...
今度は
オッドトーマス・シリーズの再会をお願いします ♪
ののも読みたいです!英語は破滅的ですが(泣)
そんなにグロくないですよ。
がんばって英語力をUPしてください♪