Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

王滝100kに向けての高地トレーニング その3

2006-08-04 21:26:37 | カラテモンキー



入り口でボーゼンとしていても、しょうがないのでジャブジャブと踏み込む。
幸い少し進むと水は無くなった。
ついでに道も無くなった。

最近の大雨で道がわかり難くなったのだと思い、地形とコンパスであたりをつけて進む。

1時間後 沢のどん詰まり。

2時間後 崖っぷちの笹薮。

迷いましたね、これは。
だいぶ前から、なんとなく分かってはいたけどね。



でも山の頂上に向かって進んでいたので、登山口の方向はなんとか把握できていた。

あきらめて引き返す。

1時間かけて、振り出しにもどる。
合計3時間のロス...


初日から、これでは先が思いやられる。

気を取り直して、30分ほど離れたところにある別ルートの登山口に向かう。

おお!ちゃんとした道だ。
さっきまでの沢や藪とは大違い。
最初からこっちにしていれば、今頃はもう頂上なのに...

登っていると雨がやんできた。
焼岳の頂上が見えてくる。

焼岳は北アルプスで唯一の火山である。
頂上付近には有毒ガスが噴出しており、剣が峰である南峰へは危険なのでいけない。

14時頃にやっと北峰につく。
でもガスっているのでエメラルドグリーンの美しい火山湖は見えない。
ついでにすぐ横の黄色い小山からもガスが噴出している。

逃げ出すように下山する。

予定では翌日に登る笠ヶ岳近くのキャンプ場まで進むはずだったが、時間も気力もなかったので、道途中の焼岳小屋に泊まることとした。























王滝100kに向けての高地トレーニング その2

2006-08-04 00:00:14 | カラテモンキー
出発日


夏休みをフルに使うため、初めて夜行バスを使う。

さすがに人気の北アルプスだけあり、”さわやか信州号”という横浜駅発の直通バスがある。
(アルピコグループ 松本電気鉄道株式会社 http://www.alpico.co.jp )

21:30に横浜をでて、焼岳登山口の”中の湯温泉”に翌日の6:00に着くという理想的なアクセス。

夜行高速バスということで、ラグジュアリーな車内を期待していた。

...普通のバスだった...

トイレもないので2時間ごとにトイレ休憩が入る。
マイクで知らせてくれるので、その度に目が覚める。

少しつらい。

上高地の麓(沢渡)で小型バスに乗り換えているとパラパラと雨が降ってくる。

中の湯で降りたのは自分ひとり。
ほとんどの人は終点の上高地まで行くようだ。

中の湯とあるものの、温泉は30分ほど山を登ったところにあり、バス亭の周りにはなにもない。
ここで水など手に入れるつもりだったが、当てが外れた。
(事前によく調べましょう。)

さて、焼岳への登山口はバス亭の近くのはずだが見つからない。

しばらくうろうろ探していると道端の滝の中に何か看板らしきものがある。
よく見ると”焼岳登山口”と書いてある。

登山道が川のようになっている...