日曜日は京都大学にいきました。
京都駅のバス乗り場がめちゃ混みでしたので、歩いていったら1時間半もかかりました。
でも4年ぶりの市内散歩は楽しかったです。
日本は先進国で唯一サルがいるところです。
だから世界に先駆けてサルの研究が始まり、60年という長い歴史と実績を誇ります。
総本山の京都大学霊長類研究は世界のトップランナーです。
ジェーン・グドール博士も48年間という長い研究実績があり、京大とは互いに切磋琢磨しあう関係でした。
そのようなことから今回京大の名誉博士号授与が行われることとなり、博士の来日となったようです。
グドール博士は霊長類に少しでも興味のある人からみたら神様のような方で、まさかお会いできるとは思ってもいませんでした。
講演では博士の研究フィールドであるゴンベの森での個性的なチンパンジー達のエピソードや現在のアフリカ野生動物の置かれている状況などについて伺いました。
しかも通訳はなんと京大の松沢哲郎博士!!!
チンパンジー研究の世界的権威二人によるチンパンジー語による会話実演など非常にレアで貴重な講演を見させていただき感動しました。
さらにグドール博士のほかにも次のような講演があり、サル好きにはまさに夢のような一日でした。
松沢哲郎(京都大学霊長類研究所)「ひと科4属の共生」と動物園の役割
伊谷原一(林原類人猿研究センター)チンパンジー・サンクチュアリ
山極壽一(京都大学理学研究科)ゴリラとヒトの間:もう一つの類人物語
松林公蔵(京都大学東南アジア研究所)人の老化とは何かーフィールド医学の現場から
でも本当はアフリカの森でお会いしたかったな。