20日(月)から滞在したマンダレーも今日23日(木)で最終日となり、午前中で廻れる所という事で
エーヤワディー川をマンダレーから10kmほどボートで行った所のミングォンに行く。
ボートは行きが9:00発、戻りが12:30で決まっており、それに合わせてチェックアウトを2時間遅らしてもらった。
戻ってからシャワーを浴びないとどうにもならない。
本来は別途料金を払っても21:00頃のチェックアウトにしてもらえないか交渉したがダメだった。
ボート乗り場まではホテルに手配してもらったバイクタクシーで向かう。
行きと帰りで3,000チャット。ボート代は往復で5.000チャット。
9:00に出発したボートには15人の乗客がおり、言葉からするとヨーロッパからの人達のようだ。
いづれも男女に関係なく二人連れだ。
ボートは10kmで45分だからその性能は推して知るべしだ。
風を感じてノンビリ乗っているが、陽には焼けそうで、UV50も効かないか。
ミングォンの見所は3ヶ所で、船着場から歩いて10分位の距離内にある。
一番の見所はミングォン・パヤーで、これは世界一の仏塔を作ろうと1790年から工事が始まったが、
王の死亡で中断してしまったが、残っている台座だけでも、途方もない大きさである。
ただ台座なので、表面に小さな祠が有るだけで、見て廻る物はない。
シンピューメェはスメール山に建つスラーマニ・パヤーを模して建てられた白亜の仏塔である。
マンダレー周辺の仏塔や寺院は小高い丘にあるので上るのが少し疲れるが、
頂上は風もあり眺めも良いので救われる。
これに巨大な鐘(ミングォンの鐘)を見て、土産物屋を見て廻っても、
ボートが出るまで1時間もあったので、ミングォンの鐘の巨木の下で休もうと行ったら、
暫くして9人連れ位のインド人家族がやって来た。その一家の主人のような中年男性が(何処から)と尋ねる。
出発時刻までたっぷりあるので、逆質問して話始めたら、いつもの日本と中国の比較文化論になり、
(日本は好きだが中国は・・・)との展開に、お礼を言いつつこちらからも
(ITにおけるインド人の活躍は凄い、MSのCEOもインド人だし)とか、
(理系教育が良いのだろう)とか(息子がムンバイで働いていた事がある等と、
しなくても良い家族の話をしたらより会話は弾み、
テキスタイルの仕事をしていて伊藤忠や兼松とは取引があり、
帝人の堺にある何とかセンターに行った事があると。
その後も(日本人は親切で真面目だが、大きな問題がある)と妙な展開になる。
(営業の人間は少し英語を話すが、技術の人間は話せない)と。
これには(私もそう思う)と苦笑いすると共に、心底納得する。
今回泊まったホテルの若い男女のスタッフはベルボーイも含め流暢に話す。
そのうちに、ビニールシート敷き持参したらしいオカズで昼食が始まり、私にも勧めてくる。
ここで断っては逆に失礼かと思い遠慮なく頂戴する。
最初は2品位軽いものを頂いたが、次に皿に盛ったカレーになり、スプーンがいるかと言うから、
ここは郷に入れば郷に従えと、要らないと言い、右手を使って食べたら半分の人はスプーンを使っていた。
インドからの旅行者がミングォンで持参のランチ?と思い尋ねたら、
マンダレーに住んでいるとの事。この後もインドとパキスタンの教育の違いとか微妙な話も出たが、
出発時間が近づいたので皆さんにお礼を言って別れた。
ホテルに戻ったら14時に近かったので、急ぎシャワーを浴び着替えてチェックアウトをする。
3泊で80ドルとバガンの半額だったが、シャワーの出とその熱さ、
スタッフ心配りとBookingcomの評価ポイントが8.8なのも分かる。
この後、唯一クーラーが効いていて、長時間いれるショッピングセンターに行き時間潰しをした。
最近出来たマンダレーで唯一の近代的なショッピングセンターだが半分位しかオープンしていなく、
ユニクロもあったが、世界で一番小さなショップだろう。
途中全館停電するという得難い体験をした。
只今19:30、このブログをアップしたらタクシーの来る21:00までタイレストランで時間を潰そう。