きょうの退出のタイムカードを押すとき、
わたしの後ろにまたSさんが並びました。
大声でしゃべって、いつも、なんでか、チョコチョコ動いています。
やっと時間が来たと思ったら、
いつものようにグイグイと迫ってきます。
わたしがタイムカードを押している最中なのに、
自分のカードを押そうとしたSさんの手が伸びて、
わたしの肩に2度ぶつかりました。
前の人が打刻するのを待てないのでしょうか。
「押さないでください!」とわたし。
「やだ!押してないわよ」とSさん。
あー、もう、ヤダ!!
わたしはロッカー室へ走りました。
すると、うしろからSさんの声が聞こえてきました。
「あたしは押してないよ」
「押してなくてもわたしに触りました。
わたしは触られるのがイヤなんです!」
とうしろのSさんに向かって大声でしゃべったわたし。
頭に血が上っていました。
「あれ?きょうは早いね」とTさん。
「Sさんが押すので走って逃げてきました」とわたし。
「あしたからわたしの後ろに並べば?」
「もう!ホントにイヤだ!!」
Tさんが気遣ってくれたのに、わたしの頭の血は沸騰寸前。
今まで溜まっていたSさんへの不満が、
ポンペイを襲ったヴェスヴィオ山の大噴火のように爆発しました。
家に帰ってもむかつく気持ちは治まりません。
でも・・・、
何年人間やってんだわたし・・・。
OL時代だって散々女の戦いを経験してきてるのに、
なんの教訓も生かされていません。
Sさんは変わらないし、変えられない。
それなら、わたしが変わるしかないのです。
問題が起きそうな場所には近づかない!
タイムカードを押すときは、
Sさんのずっとうしろに並べばいいんです。
Sさんの前は他の人に譲ればいいんです。
きょうの夕ごはんは奮発して、1080円の中華弁当にしました。
でも、気持ちが高ぶったまま食べたので、
味がよくわかりませんでした。
大人げない行動で、
お財布も、胃袋も、気持ちも、損した感じです。
懲りない女のわたしです。
はぁ~(>_<)
もっとちゃんと味わいたかったなぁ。