うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
お散歩の徒然に観たこと感じたことなどなどを書き込んでいこうかな、

防災訓練について

2006年06月10日 | ボランティア 
通常、町会などが実施する防災訓練で行うことは
①初期消火訓練 ②けむり脱出訓練 ③応急救護訓練 ④火災拡大防止訓練⑤炊き出し給食訓練 ⑥情報連絡(通報)訓練の6項目くらいでしょう。
私が所属している地域の防災組織(災害時対応委員会)はちょっと訓練内容がちがいます。

私の加わっている防災組織(災害時対応委員会)は、大災害が発生した時、近所の第1次避難所に避難して来た避難者が最小限の混乱で避難生活を始めるために、地域の人間はどのような手助けが出来るかを学び、避難生活を始めるときの混乱を少なくするためにリーダーシップを取れる人たちを育てることを目的にしています。

そこで①初期消火訓練②けむり脱出訓練④火災拡大防止の訓練は実施しません。
なぜなら、避難所運営を主目的にした防災組織であり消火や防火を目的としていないし、①,②,④は各町会が行う防災訓練の際に実施して頂くようにしているからです。

ですが、③の応急救護訓練と⑤の炊き出し給食訓練は一般的な防災訓練と同じような訓練をしています。

③の応急救護訓練は避難してきた人たちが怪我をしていることは十分考えられますしから、通常の救護訓練は習熟しておく必要があります。

⑤の避難者への炊き出しや給食の配布方法とか、配給物資の配布方法などは出来るだけ混乱をすくなくして、公平にする必要があると考えていますから、平常時から訓練や配布方法の研究をしておかなければならないでしょう。

⑥の情報連絡訓練では通常実施する消防署への通報訓練はしていません。
情報連絡訓練はちょっと内容の違う訓練をしています。
東京に大災害が発生した時は、電話は不通になることが予想され、消防車とか救急車は駆けつけてもらえないだろうし、地域の消防団も消防署の指示のもとで災害現場に駆けつけてしまうと思われます。だから避難所運営訓練には消防署への通報訓練は必要ないのです。

そこで私達の行っている情報連絡訓練は、避難してきた住民から得た情報を区の災害対策本部へ無線連絡する訓練や避難者への情報伝達はどのようにするのが最適で効果が高いかを研究したり、ハンディートーキーを使って避難所内他班への情報連絡訓練等をしています。

これ以外にも通常の防災訓練と違う訓練も色々していますがそれについては次回に陳べます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿