今日は秋のお彼岸の入り日ですから、多少お彼岸と関係のある事を書きます。
もち米を蒸して俵型に丸め、あんこをまぶした食べ物を「おはぎ」とか「ぼたもち」と言います。
このおはぎとぼたもちは一体何が違うのか。
①、 私はもち米を握ってあんこで包んである(こしもつぶも関係なく)のが「おはぎ」で、蒸したもち米を器(お碗や箱物など)に入れてその上にあんこをまぶしてあるものを「ぼたもち」と呼ぶのだと思っていた。(これは間違いらしい!)
②、 春にはボタンの花に見立てて「ぼたもち」、秋は萩の花に見立てて「おはぎ」と呼ぶのは一般的であるらしい。
③、 こしあんなら「おはぎ」、つぶあんなら「ぼたもち」と呼ぶ所もある。
④、 こしあんなら「ぼたもち」、つぶあんなら「おはぎ」と呼ぶ所もある。
③と④は正反対です。ドッチが正解なのでしょう。
⑤、 大きな握りものを「ぼたもち」、小さい握りのものを「おはぎ」と呼ぶ所もある。
⑥、 あんの違いではなく中のもち米の状態によって区別し、完全に餅の状態までついたもの(皆殺し)をぼたもち、ついた米の粒が残っているもの(半殺し)をおはぎと呼ぶ所もある。
⑦、 では、胡麻や黄な粉をまぶしたものはなんと呼ぶの?
⑤と⑥と⑦はちょっと飛ばすとして、「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは「あん」の素材である小豆の収穫時期と関係があるのではないだろうか。
小豆は秋のお彼岸のころに収穫されるので、取れたての小豆は皮が柔らかいから皮も一緒に潰して「つぶあん」にする事ができる。
春の小豆は越冬しているので皮も硬く、いったん晒してから「こしあん」にする。
したがって、春のお彼岸に食べるのがこしあんで「ぼたもち」で、秋のお彼岸に食べるのがつぶあんで「おはぎ」というところだろう。
つまり②と④が正解らしい。
⑤についてはあまり聞いたことがないのですが、こういう違いもあるのかもしれませんね。
⑥もありえますね。なんとなく分かるようなきもします。
⑦は単なるお団子と呼ぶのでしょうか?
ま~最近では小豆の品種改良や保存技術が進歩したから、春でも皮を残した「つぶあん」を使ったものが作れるようになったから、一年中「こしあん」も「つぶあん」も作れる様になった。そこで「おはぎ」と「ぼたもち」の区別がつかなくなってしまった訳です。
いつまでもこしあんだつぶあんだ・サイズだ搗き方の違いだと騒いでいたら、 供養されるご先祖様も浮かばれないでしょう。
おいしく食べるのが一番ご先祖様の供養になるのではないだろうか。
もち米を蒸して俵型に丸め、あんこをまぶした食べ物を「おはぎ」とか「ぼたもち」と言います。
このおはぎとぼたもちは一体何が違うのか。
①、 私はもち米を握ってあんこで包んである(こしもつぶも関係なく)のが「おはぎ」で、蒸したもち米を器(お碗や箱物など)に入れてその上にあんこをまぶしてあるものを「ぼたもち」と呼ぶのだと思っていた。(これは間違いらしい!)
②、 春にはボタンの花に見立てて「ぼたもち」、秋は萩の花に見立てて「おはぎ」と呼ぶのは一般的であるらしい。
③、 こしあんなら「おはぎ」、つぶあんなら「ぼたもち」と呼ぶ所もある。
④、 こしあんなら「ぼたもち」、つぶあんなら「おはぎ」と呼ぶ所もある。
③と④は正反対です。ドッチが正解なのでしょう。
⑤、 大きな握りものを「ぼたもち」、小さい握りのものを「おはぎ」と呼ぶ所もある。
⑥、 あんの違いではなく中のもち米の状態によって区別し、完全に餅の状態までついたもの(皆殺し)をぼたもち、ついた米の粒が残っているもの(半殺し)をおはぎと呼ぶ所もある。
⑦、 では、胡麻や黄な粉をまぶしたものはなんと呼ぶの?
⑤と⑥と⑦はちょっと飛ばすとして、「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは「あん」の素材である小豆の収穫時期と関係があるのではないだろうか。
小豆は秋のお彼岸のころに収穫されるので、取れたての小豆は皮が柔らかいから皮も一緒に潰して「つぶあん」にする事ができる。
春の小豆は越冬しているので皮も硬く、いったん晒してから「こしあん」にする。
したがって、春のお彼岸に食べるのがこしあんで「ぼたもち」で、秋のお彼岸に食べるのがつぶあんで「おはぎ」というところだろう。
つまり②と④が正解らしい。
⑤についてはあまり聞いたことがないのですが、こういう違いもあるのかもしれませんね。
⑥もありえますね。なんとなく分かるようなきもします。
⑦は単なるお団子と呼ぶのでしょうか?
ま~最近では小豆の品種改良や保存技術が進歩したから、春でも皮を残した「つぶあん」を使ったものが作れるようになったから、一年中「こしあん」も「つぶあん」も作れる様になった。そこで「おはぎ」と「ぼたもち」の区別がつかなくなってしまった訳です。
いつまでもこしあんだつぶあんだ・サイズだ搗き方の違いだと騒いでいたら、 供養されるご先祖様も浮かばれないでしょう。
おいしく食べるのが一番ご先祖様の供養になるのではないだろうか。
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