うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
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避難所の給食

2006年10月01日 | ボランティア 

大災害時のさいの給食はどうにかならないのだろうか。
乾パンにアルファー化米は確実に支給されるが、これは仕方ない事だと思う。日持ちがして腹持ちがする食品としては、最善のものだと思います。乾パンもアルファー化米も当初のものと違い、ここ数年の間にとってもおいしくなった。

問題は第四食目以降である。
東京で実際に大災害が発生した時に避難所で支給される給食メニューは、第一食目は乾パンのみ、第二食目はアルファー化米のみを区町村が支給するのですが区町村の指定場所までとりに行かなければなりません。第三食目は東京都がアルファー化米のみを支給する事が決まっていますが、皆さんご存知でしたか。
この基準に従ってそれぞれの行政機関では準備をしています。そして第四食目以降は支援(救援)物資を支給するのだそうです。支援物資が避難所に届けば、の話ですが。
避難場所によっては支援物資が多すぎて廃棄したり、個人的に避難している場所などでは支援物資が届かなっかたのは中越地震でもよく報道されました。

だが副食品(おかずや汁物)に関しては何も決まっておりません。それぞれの避難所ごとに自主的に決めるそうです。
用意のいい避難所では味噌汁や豚汁、スイトンなどの副食品が出るでしょうが、ほとんどの避難所では水かお茶ないし麦茶程度しか出ないでしょう。
それも水道やガスが使用できるか避難所に備え付けてある器具を使用できる人がいれば、の話です。
ここで準備のいい避難所や地域差が出てしまうようです。

この時の思案のしどころは、建物が傾いたりした人や帰宅困難者が大勢避難所に押しかけてきて、準備しておいた飲食物が足りなくなってしなった時にどうするかだ。
建前としては来るものこばまず、と言う事だが現実に絶対数が足りない時はどうすればいいのだろうか。
おそらく飲食物の奪い合いからケンカが始まってしまうのではないだろうか、心配です。東京で暮らす人の中には、自分さえ良ければという自己中の人間が多いだろうから。
少ない物資を皆で分け合う、ということに気を使ってくれる人がどの位いるだろうか?

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