うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
お散歩の徒然に観たこと感じたことなどなどを書き込んでいこうかな、

救急出動

2005年10月30日 | ボランティア 
先日の応急救護訓練の時に消防署の方が、救急車をタクシー代わりに使われている方がいて困っている、と言っていました。

救急出動要請が来たので現場に行ってみると、元気な人が大きなカバンを手に持って「ここです」と言っている。到着してその人に「怪我人はどこですか」と聞くと、「呼んだのは私です。これから00病院に入院するのでつれて行って欲しい」という。
この様な人でも出動要請があれば現場に向わなくてはならない。

この間にも交通事故や急病人で本当に救急車が必要な人のために、より遠くの救急隊から救急車が駆けつけ、本来なら5~6分で到着するはずの救急車が10~15分もかかってしまうことになってしまっているのが現状です、と言っていた。

救急出動要請は非常に増えています。そのために、救急車の数を増やしているのだが、現状では消防署員を増員する予算は取れないので消防車の数を減らして救急車を増やしています、とも言っていた。

このような現状を少しでも多くの方に知ってもらいたいものだ。
そして、救急車をタクシー代わりに使うなど、もっての他である事を知るべきである。